ハイローオーストラリア攻略法!MT4のボリンジャーバンド編
▼目次
ボリンジャーバンドって何だろう?
ボリンジャーバンドは、1980年代にジョン・ボリンジャー氏によって考案されたテクニカル分析です。
統計学の標準偏差と正規分布の考え方に基づいており、MT4チャートでは移動平均線の上下に標準偏差として帯(バンド)が設けられます。
価格の大半がそのバンド内で推移するとされており、各標準偏差に価格が収まる確率は以下の通りです。
±1σ・・・68.3%
±2σ・・・95.5%
±3σ・・・99.7%
実際にMT4のボリンジャーバンドを見てみましょう。
外側の赤いバンドが±3σ、水色が±2σ、黄色が±1σ、赤が移動平均線です。
確率だけで見ると±3σにタッチした瞬間にエントリーしたら勝てそうにも思えますが、まったくそんなことはありません。
逆張りでトレードするかどうかは、ボリンジャーバンド幅を見つつ相場の状況次第なのです。
続いてボリンジャーバンドの見方をご紹介します。
まず覚えていただきたいのが以下の3つです。
スクイーズ・・・バンドが収縮していること
エクスパンション・・・バンドが大きく広がること
バンドウォーク・・・主に±2σに沿ってチャートが動くこと
±3σにタッチしてもほとんど反発せずチャートが動くことがありますが、これは経済指標や要人発言によるものが多いです。
前兆としてはスクイーズからエクスパンションするとバンドウォークする確率が高いと言われています。
MT4にボリンジャーバンドを導入・設定方法
どんなに便利なツールでも、まずはダウンロードしなければなりません。まだMT4、MT5をダウンロードされていない方は「MT4、MT5(メタトレーダー)を導入する方法」を御覧ください。
MT4での設定方法は以下の手順で進めてください。
(ツールバーの)挿入→インディケータ→トレンド→Bollinger Bands
すると設定画面に移ります。
デフォルトでは期間が20、偏差が2(σ)、そして終値での計算になっています。
OKをクリックするとメインチャートに表示されますのでご確認ください。
1σを表示する場合は、設定画面で「レベル表示」を選択し、追加ボタンを押してレベル設定を0.5と-0.5で設定します。
これはパラメーターでの偏差を2にしていたので、2×0.5で1σのバンドが追加されるという仕組みです。
バイナリーオプションでのボリンジャーバンドの使い方と攻略法
バイナリーオプションのトレーダーの多くはボリンジャーバンドを「逆張り」として使いますが、元は上昇トレンドや下落トレンド発生時の取引「順張り」用に考えられたものです。
しかし逆張りとして見る方が使いやすいということもあり、ここでは逆張り手法をお伝えします。
前提として、逆張りの場合は【レンジ相場】のみ有効な手段ですので相場の流れはつかんでおきましょう。
バイナリーオプションは短期取引が多いので、MT4のチャートは1分足で表示します。
ボリンジャーバンドはデフォルトでは期間が20ですが、私の経験則から1分足では期間を26の設定で使う事がおすすめ。
戦略としては、移動平均線が平行であるときに、ボリンジャーバンドの±2σにタッチしたら次の足で反発のエントリーです。
ただし直前にスクイーズだった場合を除きます。
画像のチャートはトレンドが出ていて移動平均線が平行ではないので、逆張りには不向きなチャートですが、エントリーするタイミングとしては緑の矢印を参考にしてみてください。
ハイローオーストラリアでボリンジャーバンドを使ってみよう
今回の戦略は、1分足でボリンジャーバンドの期間は26の設定、±2σのバンドにタッチ且つ前回の高値もしくは安値に近づいたらエントリーです。 それではさっそく取引してみましょう。
まずはEUR/USDにチャンスがきました。
黄色の外側の線がボリンジャーバンドの2σです。
赤丸で囲んだところまで価格が上がりましたので、ローエントリーしました。
緩やかに下落していき、勝ったと思わせたところでいきなり高騰です。
相場の世界はやはり甘くはないということを思い知らされますが、じつはここはチャンスでした。
下の画像の左側のチャートをご覧ください。
よく反発する箇所にあらかじめラインを引いていたので、自信を持って掛金を増やしてエントリーすることができました。
結果は圧勝です。
次にAUD/USDにチャンスがきました。
ボリンジャーバンドの2σにタッチして、前回と前々回の高値まで上がってきたのでローエントリーした場面です。
こちらも圧勝でした。
ボリンジャーバンドを使う上でのオススメの組み合わせ
逆張りでのエントリーならRSIやストキャスティクスを併用するトレーダーが非常に多いですが、その多くは安定して勝てていません。
どこで反発するかは後追いのインジケーターでは分からないからです。
ボリンジャーバンドの±2σに到達した価格は異常値と言われていますが、そうなると過去に売買がよく行われたラインで反発する確率は高くなると言えます。
つまりサポートラインやレジスタンスラインを引いてトレードすることが望ましいと言えるのではないでしょうか。
まとめると
バイナリーオプションは基本的には短期取引がメインですので、一時的でも反発するところが分かれば勝てる可能性は高くなります。ローソク足チャートのようなシンプルな予想も有りですが、それだけでバイナリーオプションの必勝の戦略と考えるのは少し厳しいように感じます。
今回ご紹介した逆張り手法は移動平均線が水平であるレンジ相場で取引することが勝率を安定させる秘訣です。
これは決してバイナリーオプションで必勝となる理由ではなく、少しでも利益になる可能性を高める方法なので、そちらはご理解ください。
上昇や下落トレンドが出ているなら無理してエントリーをせず、落ち着くまで待つか、順張りでのエントリーを視野に入れてみましょう。
更に、せっかくならハイローオーストラリアの高いペイアウト率も有効に利用できる方法、転売なども利用して戦略の幅は十分に広くする事も可能です。詳細は【ハイローオーストラリアの詳細情報】を御覧ください。
紹介したバイナリーオプション
ハイローオーストラリア
カテゴリ:ハイローオーストラリア(highlow.com)
2018年07月30日
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