ハイローオーストラリア攻略法!両建て手法と転売活用編
▼目次
バイナリーオプションの両建てって何だろう?
本来はFXで損失を最小限に抑えるために買いと売りを入れる手法です。「バイナリーオプションでも禁止されては無い」ので安心してください。
例えば、ドル円が100.00円のときに上がると見て買い注文を入れたところ、予想以上に下がって99.00円になったとしましょう。
このまま下落が続けば含み損が大きくなるばかりです。
そこで同じロットで売り注文を入れます。
そうするとどれだけ下がっても1円分の損失で済むというわけです。
これが【両建て】です。
この両建てをバイナリーオプションでやるタイミングとしては、長い時間での取引でトレンドに乗ってエントリーしたが途中でトレンド転換した場合のみに有効な手段で、チャートを読む力が少なからず必要になり、初心者には向かず中級者以上もよく学んでから取り組むことをおすすめします。
ちなみにインターネットで両建て手法を調べると、意味のないエントリー方法や間違った知識が書かれていることが非常に多いのでご注意ください。
両建てのやり方と攻略法
さて、一般的に両建て手法は、15分や1時間などの長期取引で、レートが低いときにHIGHエントリーして、十分に上がったところでLOWエントリーをすると紹介していますが、もし上がると分かっているなら3分や5分程度の短い時間で取引をした方が勝てますし、チャートに張り付く必要がありません。
また、底辺や天井がある程度分かっていないとこのようなエントリーはできないでしょう。
両建てを行うには前提として、レートが上か下にそこそこ動く相場でなくてはなりません。
つまり、トレンド発生時や経済指標の発表時こそ、両建て手法が活きる場面なのです。
一つ例をご紹介すると、経済指標発表直前に「HIGH」と「LOW」を同時購入して、発表1分後くらいに一方に動き出すことを確認してから負けるであろうチケットを転売するやり方があります。
そう、この転売こそが両建てをやる上で必要不可欠なのです。
普通に考えてHIGHとLOWを同額で同時購入するとどちらかが勝ってどちらかが負けるわけですから、ペイアウト率が約1.9倍では利益になることがないのはお分かりいただけると思います。
しかしながら、ハイローオーストラリアには2.0倍のペイアウト率の取引もあるので、もしも負けてもカバー出来る可能性が残ります。そうなればデメリットは少なくなり、取引も有利になる可能性が出てきます。
ハイローオーストラリアの転売機能とは
ハイローオーストラリアのバイナリーオプションでは転売機能があります。
これは1分前までに限り負けそうなチケットを売ることができ、購入時のレートに対して掛け金のいくらかが戻ってくるという仕組みです。
もちろん勝てそうなチケットも転売することができ、その場合は掛け金よりも高くお金が戻ります。
ちなみに、以前はそれぞれの時間取引によって転売の締め切り時間が異なっていましたが、今は30秒と1分取引以外であれば、3分や1時間取引でも判定時刻1分前まで転売することが可能です。
では実際にどのようにやるのか、見てみましょう。
画像はUSD/JPYの15分取引でLOWエントリーした場面です。
右下に「転売」と書かれている文字をクリックすると転売の詳細画面が左側に表示されます。
現時点では購入時のレートが112.561で現在のレートが112.568ですので負けそうです。
掛け金が1万円で、このときのペイアウトが4,798円になっていますので、負ければ0円ですが転売すれば5,202円のマイナスで済みます。 もう少し様子を見てみましょう。
現在のレートが購入時のレートと同じになりました。
このときの転売で8,400円のペイアウトになっています。
転売をしたいときは「転売する」をワンクリックすると完了します。
残り時間が1分を切ると転売画面が消えますので、決断はそれまでにしなくてはなりません。
ハイローオーストラリアで両建て手法を検証!
今回はトレンド発生時の相場でこの両建て手法が使えるのかを検証してみます。
通貨ペアはUSD/JPY、1分足のチャートで上昇トレンドが出ていましたが、突然強い下落が始まり18分前の安値に届いたのでトレンド終了と見て良いでしょう。
ちなみにMT4では移動平均線とRSIとサポートラインを表示しています。
RSIは売られすぎということもないのでまだ下がる余地は十分にあると判断できますが、サポートラインを抜けるかどうかがこのチャートのポイントです。
跳ね返ればまた上昇、抜ければ下落するのでこの時点ではまだ何とも言えません。
ここでHIGHエントリーとLOWエントリーをします。
それでは経過を見ていきましょう。
約20秒でサポートラインを大きく抜けました。
これは下落していくと見ますので、さっそくHIGHのチケットの転売画面に移ります。
転売はすぐにするのではなく、少し様子を見ましょう。
万が一にでも、この足がいきなり陽線で終わるようなら転売は控えます。
ちなみに15分取引は勝利時のペイアウトが1.88倍ですので、1万円の購入だと転売額1,220円が損益分岐点。
先ほどの1本は予想通り陰線で終わり、レートが戻ってきたのでここで転売を確定します。
転売額は6,448円なのでマイナスは3,552円に抑えられました。
これで一方のエントリーが勝てば利益が5,248円になります。
正直なところ、ここでレートが上がってきて大丈夫なのかと不安になる人は、まだ両建てする力がついていない証拠です。
このチャートのサポートラインは、少し前にレジスタンスラインとなっていますので、抜けたからにはここで反発する可能性は高いのを忘れないでください。そしてそんな事をしている内に、結果は勝ちで終わりました。
最後の最後に上がっていきましたが、このラインを1回で上抜けるには経済指標や要人発言がないと厳しいです。
ちなみに次の足では大きく下がりました。
まとめると
両建て手法はやるタイミングが限られますし、正直なところ上級者でも難しい手法です。
そもそもチャートが読めないのであれば話にならないので、テクニカル分析の延長線の上級テクニックとも言えるでしょう。
また経済指標で両建てをする際に気を付けていただきたいのが、レートが大きく動きすぎて転売時の金額が損益分岐点を遥かに下回ることです。
転売すれば確実にお金が戻るわけではなく最悪0円にもなります。
それならまだしも、ひとつ読み違えると勝つ予想で残しておいたチケットが負けてしまう事態につながりかねませんのでご注意ください。
まずは、他に手法を確立した上で利益を最大化するために、両建て手法を行うことをおすすめします。あくまで、少しでも勝率を上げる為の一手なので、デモなどで試してみて、利用しやすいようなら利用するべきでしょう。
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紹介したバイナリーオプション
ハイローオーストラリア
カテゴリ:ハイローオーストラリア(highlow.com)
2018年08月03日
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