ハイローオーストラリア攻略法!移動平均線のゴールデンクロス狙い
▼目次
ゴールデンクロス・デッドクロスって何だろう?
簡単にいうと、長期移動平均線と短期移動平均線のクロスのことです。
特に、長期移動平均線を短期移動平均線が上抜けたらゴールデンクロス、逆に下抜けたらデッドクロスといいます。
移動平均線とは、一定期間の終値の平均値を線にしたテクニカルですが、長期と短期を組み合わせることでトレンドの転換点を知ることができ、その転換点がゴールデンクロス・デッドクロスになります。 バイナリーオプションでは短期取引が多いので、1分足や5分足でチャートを表示させるの普通です。
移動平均線をまずは導入
MT4ではインディケータの表記が英語なので、移動平均線はMoving Averageと表記されているということを覚えておいてください。
それではまずMT4のメニューバーの「挿入」をクリックしてください。
続いて、「インディケータ」、「トレンド」、「Moving Average」の順で選択してください。
すると移動平均線のプロパティでパラメーターの設定画面がでます。
まずは短期移動平均線として”MA10”を導入したいと思いますので、期間は10にしてください。
「表示移動」は0、移動平均の種別は普通は「Simple」か「Exponential」にしますが、今回は一般的な「Simple」にしましょう。
適用価格は終値で計算するので「Close」でいいです。
あとは見やすくするために色は赤にして、線は少し太くしておきます。
「OK」をクリックしたら導入完了です。
もう1つ、長期移動平均線として”MA60”を導入してみましょう。
先ほどと同じように、MT4のメニューバーの「挿入」から「インディケータ」、「トレンド」、「Moving Average」の順で選択して、パラメーターで期間を60、色は白にします。
これで短期と長期の移動平均線が表示されました。
赤が10分の終値の平均値、白が60分の終値の平均値の線がチャート上に表示されたことになります。
補足として、移動平均線の種類について説明します。
よく使われる移動平均には3種類あり、以下のような特徴があります。
SMA・・・単純移動平均(Simple Moving Average)
ただ移動平均線といえば、SMAのことを指します。
一定の期間の終値を単純に平均化した移動平均線です。EMA・・・指数平滑移動平均(Exponential Moving Average)
直近の価格を2倍にして計算したものです。
現在の価格に重点を置いた移動平均線ですので、非常に多くのトレーダーが使っている印象があります。
WMA・・・加重移動平均(Weighted Moving Average)
現在の足に近づくたび倍率をあげて計算する移動平均線です。
SMAよりも直近の価格に重点を置いた分析ですが、正直なところあまり人気がありません。
迷ったらSMAかEMAを使うことをおすすめします。
ゴールデンクロス・デッドクロスの使い方と攻略法
移動平均線はトレンドを見るためにあります。
バイナリーオプションにおいて、トレンドの転換点を知ることは非常に重要ですので、移動平均線を使いこなせるよう覚えていきましょう。
今回は1分足で見ていきます。
黄色の丸で囲んだ部分をご覧ください。
白のMA60を赤のMA10が上抜けた場面です。
これがトレンドの転換点、ゴールデンクロスになります。
それまで下落トレンドだったチャートが、上昇トレンドに変わっていることがお分かりいただけるでしょう。
エントリーのタイミングとしては、勢いがあるのでクロスした直後に3分や5分でハイエントリーです。
あまり勢いがない場合は様子を見てエントリーする必要がありますので、慣れるまでデモで練習しましょう。
ハイローオーストラリアでゴールデンクロス・デッドクロスを使ってみよう
取引時間は3分や5分なら、チャートは1分足で表示した方がトレンドの転換点を早く見つけることができるので、1分足でチャートを表示させます。
今回はAUD/USDのチャートにチャンスがやってまいりました。
下の画像をご覧ください。
デッドクロスをしてすぐエントリーといきたいところですが、少し勢いが弱く反発する可能性があるとみて一旦様子を見てからエントリーしました。
クロスしてから3本目の足で5分のローエントリーです。
右から2本目の陰線のあとに上がるのであればレンジの可能性ありと見てエントリーを見送ろうと考えていましたが、下降に勢いがついたのでまだ下がると見てこのタイミングでエントリーしました。
結果は圧勝です。
下がるだけ下がったこのあとは、レンジ相場に入りましたので非常にいいタイミングでエントリーできたと思います。
シンプルな移動平均線ですが、この手法でトレンドの転換点を見つけることができれば容易にバイナリーオプションを攻略できるのではないでしょうか。
くれぐれも経済指標や影響のある人の発言には注意してください。
ゴールデンクロス・デッドクロスを使う上でのオススメの組み合わせ
組み合わせるならずばりRSIがオススメです。
上がりすぎや下がりすぎを把握できるので、クロスしたあとの反発に備えることができます。
例えば下の画像ですが、黄色の丸でトレンド転換したあと、どこまで上がると反発するかの目安はRSI(20)で見ます。
赤矢印を見ると70のラインで反発していることがお分かりいただけるでしょう。
RSIの期間は20で設定しましたが、もう少し小さいトレンドを見るのであれば14で設定するといいです。
もちろん、14と20の両方を表示する方法も有効ですので、やりやすいトレードスタイルにしましょう。
バイナリーオプションはエントリーしたレートよりも上がるか下がるかで勝負が決しますので、ハイエントリーならできるかぎり低いところで、ローエントリーならできる限り高いところで取引できるように意識してRSIを見ることが大切です。
まとめると
移動平均線はシンプルがゆえに様々な分析方法があります。
今回ご紹介したゴールデンクロス・デッドクロスはトレンドの転換点を知るためのものですが、移動平均線の種別をSMAにするかEMAにするか、またどの期間に設定するか、これと決まった手法は決まっておりません。
バイナリーオプションでは短期取引がメインになるので、私は1分足でチャートを表示させています。
私の場合、SMAで短期移動平均線は10、長期移動平均線は60で判断するのが有効と考えていますので、初めはこの設定値を参考にしてみてください。
先にも述べましたが、RSIと組み合わせると移動平均線のデメリットを補うことができるので活用してみましょう。
紹介したバイナリーオプション
ハイローオーストラリア
カテゴリ:ハイローオーストラリア(highlow.com)
2017年10月18日
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