初心者向けハイローオーストラリア攻略法!MT4、MT5のRSIとRCI編
投資に裏技は存在しません。
正攻法で投資をして、コツコツとでいいので利益を得ていく、戦略があるのならここにあるのではないかと思います。
バイナリーオプション業者である、ハイローオーストラリアでもそれは同じ事で、簡単に裏技に頼ってしまうと規約違反で口座凍結なんていう事態になる事も考えられるので、正攻法でしっかりと戦略をたてていきましょう。
正攻法こそ、攻略への近道だと言えます。
▼目次
バイナリーオプション取引を行う際、MT4というトレードチャートを使用する方が多いかと思います。
MT4には様々なインディケータがデフォルトで搭載されているのですが、その中にあるRSI、搭載されておらず外部からのダウンロードで使用できるRCIの2つが、ハイローオーストラリアを攻略する上で非常に役立つので注目です。
今回は、ハイローオーストラリアでRSIとRCIを使いこなすまでを徹底的に紹介していきます。
RSIとRCIって何だろう?
RSIとは “Relative Strength Index”(日本語で「相対力指数」)の略称であり、RCIは “Rank Correlation Index”(日本語で「順位相関係数」)の略称です。
RSIは一定期間(大抵5日~14日で計算)における、値上がりや値下がりの割合を示してくれるもので、過去の値の変動から今後の値上がり・値下がりを予測するテクニカル分析をする際に役に立ち、トレンドの過熱度を可視化してくれます。
相対力指数の計算方法は以下の通りです。
上昇した値の合計÷(上昇した値の合計+下降した値の合計)×100
グラフでは0%~100%で表記されます。
RCIもRSIと同様、トレンドの傾向を探る際のテクニカル指標となるものですが、計算方法が異なり、RSIは値幅を元に計算しますが、RCIは一定期間内における終値の順位付けによって表されます。
順位相関係数の計算は以下の通りです。
(1-6×<日付の順位―株価の順位>^2の合計÷計算期間×<計算期間^2-1>)×100
※日付の順位とは、当日を1位、前日を2位、というように現在に近い程順位が高いとする数のことです。
グラフでは-100%~100%で表記される点でも、RSIとは異なりますね。
値動きをつかんで的確な取引をするためには、勘でHIGHかLOWを決めるのはもってのほかで、これらのインディケータを上手く活用する必要があります。
では早速、RSIとRCIの導入方法から見ていきましょう。
最初に、ハイローオーストラリアを利用する際には、MT4のチャートは陰線・陽線が一目で分かるローソク足を使用することをおすすめします。
MT4,MT5を利用する際に、チャートをローソク足にする方法
MT4やMT5の導入方法については「MT4、MT5(メタトレーダー)を導入する方法」にて解説しているので、導入についての詳細は、そちらを御覧ください。
ローソク足を表示する方法なのですが、非常に簡単です。MT5で説明させて頂きますが、最初は上記のような形で表示されているのではないかと思います。、
この赤で囲んであるところを押すと表示されます。たったこれだけで表示されるので、試してみてください。利用方法をしっかりと理解しておくことで、しっかりとした戦略で取引を行う事が出来るのではないかと思います。まずはMT4、MT5の設定から始めてみましょう。
MT4にRSIを導入・設定方法
MT4を開き、メニューバーの「挿入(I)」を選択後、「インディケータ」→「オシレーター」と展開していき、「Relative Strength Index」をクリックしてください。
このようなポップアップが出てきたらそのまま「OK」ボタンを押してください。
デフォルトでは変動した値幅の割合を14日間の平均で表記されるようになっています。
「パラメータ」タブの横にある「レベル」タブを選択すると次のような画面になるので注目。
これは買い時・売り時を判断するパーセンテージラインをどこに引くかを設定できるものです。
デフォルトでは相対力指数30%と70%のところに点線が入るようになっています。
ここで20%と80%に設定している人などもいますが、初心者は期間設定14日・相対指数30%と70%のデフォルトのまま、まずは使ってみましょう。
RSIの使い方と攻略法
RSIが70%~80%以上にある時は、その通過が買われすぎている状態にあります。
下の画像を見てください。
70%のラインを超えているのがお分かりでしょうか。
RSIを利用した戦法として一番簡単なのは、ラインを越えてから反発が起こるだろうと見越してエントリーする「逆張り」です。
上の画像の場合は、70%を切って下降トレンドに変わっていくだろうと予想してLOWをエントリーすることになります。
実際、〇枠の中で値幅が下降していますよね。
今度はハイローオーストラリアの画面と一緒に見ていきましょう。
RSIが20%~30%以下にある時は、その通貨が売られすぎている状態にあります。
下の画像は30%のラインを切っているところです。
30%のラインを下回ったのち反発して上昇トレンドに切り替わります。
買いシグナルが現れたらハイローオーストラリアでHIGHにエントリーしましょう。
ハイローオーストラリアの画面においても、〇枠の中で値幅が上昇していることが見て分かりますね?
このように、RSIの下降・上昇が一定ラインに達したら、ぞれぞれ上昇トレンド・下降トレンドの合図となるのです。
しかし、RSIには「張り付き現象」と呼ばれる弱点があります。
これは、それぞれ20%~30%、70%~80%の間で値が停滞してしまうことです。
反発が起こるだろうとやみくもにエントリーしても、停滞期であった場合は利益を出すことが難しくなってしまいます。
張り付きの対策としては、一定ラインを越えてからではなく、「反発して一定ラインを割ってからエントリーする」という戦略、戦法をおすすめします。
MT4にRCIを導入・設定方法
RCIはMT4に標準搭載されていないので、まずはRCIが無料配布されているサイトへアクセスし、ダウンロードしてください。
ダウンロードしてからMT4を開き(ダウンロード前から開いていた場合は再起動する)、メニューバーの「挿入(I)」を選択後、「インディケータ」→「カスタム」と展開していき、先ほどダウンロードしたMTF_RCIをクリックします。
このような画面になります。
そのまま「OK」をクリックしてもらって構いませんが、その前に「インプット」タブを確認しておきましょう。
TimeFrame…時間足のことであり、1分から1か月を選択することが可能
RCIPeriod…順位付けする期間(日数)
Direction…trueの時はグラフ上部が100%・下部が-100%
falseの時はグラフ上部が-100%・下部が100%
OverBought…反転の目安として点線の入る閾値(画像では-80%にラインが入っている)
OverSold…反転の目安として点線の入る閾値(画像では80%にラインが入っている)
CountBars…計算するローソク足の数
RCIを使いこなすには短期線(5日・9日・13日)・中期線(22日・26日・45日など)・長期線(52日・63日・91日など)の3本のラインを同じウィンドウに表示して使用することがポイントとなります。
まずは先ほど説明した「挿入(I)」→「インディケータ」→「カスタム」→「MTF_RCI」の順に進み、「カラー」タブから色を変更できるため、割合別の色分けではなく、1本すべて同じ色にしておきましょう。 RCI Periodをデフォルトの状態(9日となっているため短期線となります)のまま「OK」をクリックしてサブウィンドウに表示させてください。
次に、左側にある「ナビゲータ」から「インディケータ」とみていき、〇枠で囲まれたMTF_RCIをクリックした状態で先ほど表示させたサブウィンドウ(□枠内)にドラッグします。
そうすると、先ほどと同じような小窓ウィンドウが出るため、今度はRCI Periodを中期線用に、色も他のものに変更してから「OK」を押してみましょう。
同じ要領で長期線も加えてみると、下の画像のような形になります。
ちなみに、ここでは中期線は26日、長期線は52日と設定済みです。
これで準備は完了です。
次の項目でチャートの見方などを解説していきます。
RCIの使い方と攻略法
RCIの場合、上昇トレンドは-80%以下の領域で短期線が中期線もしくは長期線を下から上へクロスした時であり、下降トレンドは80%以上の領域で短期線が中期線もしくは長期線を上から下へクロスした時です。
以下の画像をご覧ください。
短期線=緑・中期線=青・長期線=黄で表されています。
〇枠で囲んであるところで、短期線(緑)が長期線(黄)を上から下へ向かってクロスしています。
この時点こそ、「買われすぎている」状態から売り傾向にグラフが下がっていく段階、下降トレンドなのです。
では、今度はハイローオーストラリアの画面で見てみましょう。
MT4の画面において、-80%以下の領域で短期線(緑)が中期線(青)を下から上に向かってクロスしています。
売られすぎている状態だったのが買い傾向に変化し、上昇トレンドが現れました。
上昇トレンドの場合、ハイローオーストラリアの画面にてHIGHでエントリーしましょう
。事実、ハイローオーストラリアの画面における〇枠を見てみても、数値が上昇していることが分かるかと思います。
このように、RCIは3本の線を設定することによって有効活用できるようになるのです。
ハイローオーストラリアでRSIとRCIを使ってみよう
ここまででRSIとRCIを利用したエントリーポイントの見つけ方は理解していただけたかと思います。
では、実際にエントリーして結果が出るまでを見ていきましょう。
ハイローオーストラリアでは、判定時間が30秒・15分・1時間…というように何種類かから選べますので、今回は15分ごとの判定を使用してみます。 まずはRSIを利用したハイローオーストラリアからです。
上の画像では、RSIはちょうど30%付近で停滞しています。
まだしばらく停滞するかもしれないので様子見です。
少しすると、RSIは30%のラインを切らなくなり、上昇トレンドが現れました。
ハイローオーストラリアの画面でも、値動きは上昇傾向が見られます。
すかさずHIGHにエントリーしてみました。
判定時刻の1分前には締切りが来ますので、今回はそれより数分前にエントリーしてみました。
結果は、上のように見事予想が的中です。
1000円をペイアウト率1.88倍でエントリーしていましたので、1880円ペイアウトされました。
次にRCIのほうを見ていきましょう。
短期線(緑)が80%のラインを超え、且つ長期線(黄)より上昇しています。
下降トレンドが見えたら「すかさず」LOWにエントリーする必要がありますので、購入できるように準備しておきます。
ここで、短期線と長期線がクロスし、短期線は再び80%ラインに触れました。
これから80%を切ると踏み、LOWにエントリーしてみます。
自分のエントリーした方向のアイコンがチャート上に表示されます。
RSIのときはHIGHでエントリーしたので丸い緑アイコンでしたが、今回はLOWなので赤アイコンです。
現在の数値がエントリーした方向と一緒ならばカラーで表記され、逆方向の場合はグレーのアイコンに変わります。
このように、今回も勝つことができました。
先ほどよりはっきりと下降しているのが、はっきりと分かります。
今回もペイアウト率1.88倍で1000円エントリーしたので、1880円ペイアウトされました。
たったこれだけ、RSIとRCIを用いて2回エントリーしただけで1760円も稼げてしまったのです。
無料デモ取引で更にイメージを掴もう
「RSIってどうやって使うの?」「どこでRCIを手に入れるの?」などの疑問が解消されたのではないでしょうか。
また、ハイローオーストラリアの画面とMT4の画面を同時に見比べてもらったことで、エントリーする際のイメージもつかめたことでしょう。
また、RSIは「買われすぎ」「売られすぎ」を1本の線で示すものですが、「1本の線では…」と心細く思う方は、より早くトレンドの流れが分かる「MACD」というインディケータも一緒に使うとよいでしょう。
こちらもMT4にデフォルトで搭載されているので使いやすいかと思います。
最後にRSIとRCIのおさらいをしておきましょう。
どちらも、結局のところ買われすぎたり売られすぎたりして起こった反発にいち早く察知するのに役立っています。
トレンドの流れの行方は、過去の変動にヒントが隠されているもの。
過去の値幅の変動の数値から計算されたRSIとRCIを使って、ハイローオーストラリアの未来のトレンドを当てていきましょう!
MT4やMT5はRSIやRCIだけではありません。もう一つおすすめのインジケーターとして【MACD(マックディー)】もあります。MACDについては別途「ハイローオーストラリアMACDを使った実戦!基礎準備編」で紹介しておりますので、そちらを御覧ください。
いきなりMT4やMT5を使った取引を実戦投入するのは不安と思っている方、ご安心ください。ハイローオーストラリアには実際の口座とほぼ同じ形で作られているデモ口座があります。無料で利用出来るので、まずはそちらを使ってみるのもいいかもしれませんね。
ハイローオーストラリアの無料で利用出来るクイックデモについては利用方法をまとめていますので、よろしければこちらもどうぞ→「ハイローオーストラリア - まずはデモ取引から始めよう!」
紹介したバイナリーオプション
ハイローオーストラリア
カテゴリ:ハイローオーストラリア(highlow.com)
2018年01月22日
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