魅力的なXMのゼロカットシステムとは?
▼目次
XM.COMではゼロカットシステムが提供されています。国内FX業者利用者からは、なぜ国内業者も採用しないのかと羨望のまなざしで見られたくらい魅力的なサービスです。このゼロカットシステムの理解と活用方法を検証していきましょう。
ゼロカットシステム(NBP)があれば安心!
ゼロカットシステムとは、正式にはNBPのことでしてネガティブ・バランス・プロテクション(Negative Balance Protection)の略称となります。ゼロカットは和製英語ですが、日本国内ではこの名称のほうが一般的に使われてます。
どんなシステムなのかといいますと、相場の急激な変動時、強制ロスカットが実行されずそのまま口座残高がマイナスになった時など、口座残高を0円に戻してくれるサービスなのです。
この仕様を導入しているのは海外FX業者のみで国内FX業者では導入しているところがなく、その代わりに追証として利用者(顧客)への負担が発生します。その結果どのようなことが起こるのかを下の画像に簡単にまとめました。
ゼロカットシステム未導入の業者では、入金されている証拠金額以上の損失が発生した場合(口座残高がマイナスになっている状態)、追証として不足分を請求します。ところが、ゼロカットシステムを導入しているFX業者では、追証はなく、証拠金はなくなるものの口座残高がマイナスにはなりません。
国内FX業者の大きなデメリットはゼロカットがないこと
ゼロカットがない事で大損する典型的な事例を紹介。追証があることの恐怖感をユーザーに理解してもらえるような内容にしてください。
国内においてはゼロカットが未導入です。そんな中でのトレードでは急激な暴落が発生した場合どのようなことが起こるのでしょうか。追拠が発生しうる状況を机上で検証していきます。
検証条件
国内FX業者(ゼロカット未導入)にて、USDJPY(ポジション約定時110円)を10万通貨保持中。
口座には100万を入金してトレード中。
この口座は、ロスカットポイントは証拠金維持率100%となっています。
「なだらかな上昇局面であり、スィングポジション的に上記通貨を保持している中、週末金曜のNY時間に暴落発生。USDJPYはNY市場CLOSE時(日本時間月曜AM5:00)も下げ幅を拡大中、現在100円。」
この状態で東京市場を迎えます。金曜のTOKYO市場CLOSE時は111円だったとしたら、その時点では1円(10万通貨なので10万円の含み益を加え口座残高は110万円)の利益でしたがTOKYO市場OPENと同時に大きく窓開け下落し99円になったとしましょう。
この時点で証拠金維持率は100%を切ってます。ロスカットが発動されれば、大損はするものの、いくらかの口座残高を残して生き残れます。
ただし、仮に窓明け下落時に90円まで下落し、ロスカットが発動できなったとしましょう。
この場合、おそらく追証として約50万の請求が証券会社から来るはずです。
USDJPYでここまで大きな窓明け下落は極めて稀でしょう。ただし、スイスフランショックの時、ユーロ/スイスフランは最大で3800pipsの大暴落をしています。もしこの通貨ペアをロングしていたら、10万通貨で3800pipsなので、約400万円近い損失です。ロスカットが発動できなければ、追証として、おそらく300万円程度の請求が届きます。国内の追従証あり業者が公開している追証期限は当日もしくは翌日です。
あまり考えたくない事ではありますが、
「あなたは、今日明日中に50万~300万を用意することできますか?」
海外FX業者はなぜリスキーなゼロカットを提供出来るのか?
なぜゼロカットシステムをトレーダーに提供できるのでしょうか。損失を帳消しにしてもらえる、夢のようなシステムともいえるゼロカットシステムが可能な理由は、XM.COMも含めた海外FX業者の取引形態に起因してます。
多くの海外FX業者はNDD取引を採用しています。これは、簡単にいいますと、各投資家の取引はそのまま市場に流すのでFX業者としては取引手数料を収益としている。つまり投資家の口座残高というのは,XM.COM等の海外FX業者においては、収益にあまり関係ないのです。それよりより多くの取引をしてもらう事がビジネスとしてはうまみがあるわけです。ここで国内のような追証を求めて取引量を縮小させるのは収益モデルに反してしまいます。
また、仮に追証を求めるといっても顧客は全世界に散らばってます。頻繁に発生するであろう追証をすべて管理し回収することを自前で行うコストはとても理にかなった活動とは勧化にくいです。
これらの要因も総合的に判断した結果として、ゼロカットシステムの採用が業者側、投資家側双方にWin-Winの関係を構築し、ビジネスとしても成り立つという判断があったに違いありません。
余談ですが、一方の国内FX業者の多くがOTC方式です。言い方が適切ではないですが市場に注文を流さなくともよいわけで各投資家の取引額が収益につながってます。なので、損失は回収しなければ企業としての損失に直結する、追証が必要となるのです。(ゼロカットできないのです。)
ゼロカットシステムだからハイレバ取引も怖くない
ゼロカットシステムのメリットを最大限に活用したトレード方法をご紹介しましょう。それはXM.COMでも採用されているハイレバレッジとの組み合わせです。
「少ない証拠金でもハイレバを活用することで取引LOTは増やせます。ただしその分、証拠金維持率は低くなるので突発的な暴落時は大きく証拠金維持率が低下する恐れがありますね。そんな時にトレーダーを守ってくれるのがゼロカットシステムです。発動された場合、一旦は口座残高が0円となるでしょうが、それ以上の請求はないのであらためて入金して再開することができます。」
ゼロカットされない!?口座がマイナス表示になった場合
急激な相場変動で口座残高がマイナスに落ち込んだ場合には、通常数十分から数時間でゼロカットシステムにて口座残高は0円にリセットされます。ただし口座残高がマイナス表示されていてもボーナス分が残っていて、有効証拠金がマイナスになってない場合は、ゼロリセットされません。
この状態はまだ取引可能と判断される為です。もし、数時間たっても口座残高が0円に戻らない場合はサポートへの問い合わせもありますが、いくらかの入金や「マイ・ロイヤルティ・ステータス」から1XMPでもボーナス入金することでリセットされます。困った時は試してください。
ゼロカットを利用した両建て取引は注意!
ハイレバレッジ、ゼロカットシステムなど、XM.COMで提供されるサービスは非常に投資家に魅力的なものですが、これらのサービスを使った不適切な取引は規約上も禁止されています。
XM.COM会員ページの右側リンクにある「法的文書」からたどれる規約はお時間あるときに見ておくことをお勧めします。なお、現本は英文ですので関係する箇所を抜粋し以下にまとめました。
まとめると
ゼロカットシステムの魅力は理解できましたでしょうか。業者側(XM.COM)と投資家がWin-Winの関係を維持できる非常に魅力的なサービスです。我々投資家もこのサービスを積極的に活用して日々のトレードでの収益最大化を目指していきましょう。
XMではそれが可能です。そういった業者でFXを取引すると言うのが大事で、業者を選ぶ事こそ最初の投資なのかもしれません。
紹介したFX業者
カテゴリ:XM
2017年11月21日
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