XM.com(エックスエム)のスプレッドについて
XM.com(エックスエム)のスプレッドについて
国内FX業者のキャッチコピーとなっている「最狭スプレッド提供!」と、よく見かけますが、スプレッドってそもそも何のことを指すのでしょうか。海外FX業者におけるスプレッドの扱いも見ながら知っていきましょう。
①そもそもスプレッドとは?
FXにおけるスプレッドとは、通貨ペアの買値と売値の差と考えてください。USD/JPYで、105.15-20と記載されている場合は、買値と売値の差、つまりスプレッドが5銭と言うことを示しています。
FX会社にとってはこのスプレッドが収益の根源であったり、顧客からみると取引のコストとなるわけです、したがってFX取引をおこなううえでは、取引手数料だけでなく、スプレッドにも注意して取引をおこなってください。
具体的な例を示しますと、105.20円で買い取引おこなった場合、その時点の売値は105.15円なので、しばらく様子を見て、売値が105.20以上になったところで初めて取引の利益が発生するわけです。
もちろん取引手数料が必要な場合はさらに取引手数料分も考慮した額での決済をしないと収益はプラスになりません。一方の業者においてはこのスプレッド分のなかの幾らかが各取引における業者取り分となるのです。
②スプレットの単位とは?
スプレッドはpips(ピプス)という単位で表されます。このpipsを円換算すると、1pipsが1銭(1銭は0.01円)に相当します。日常生活において0.01円とか1銭という単位で生活することはまずないでしょうが、FXはその性格上、1/100単位となる1銭単位(1pips)単位が必要なのです。
ニュースを見ていると、本日のドル円100.50-100.55といった幅を持たせた表示をみることがあります。USD/JPYを例にとると、1日の変動額は1円の単位で動くことは滅多にありません。
通常USD/JPY(ドル円)なら十数銭から数十銭といったところですから1銭の単位が必要なのです。FXでは、数銭(数pips)から数十銭(数十pips)の変動であっても差金取引であり、レバレッジを有効に活用している場合、十分な利益を狙えるのがよくわかります。
③国内と海外FX業者でのスプレッド比較
国内と海外FX業者のスプレッドを見てみましょう。ネットや投資雑誌広告で、「国内最高の低スプレッド実現 USDJPY 0.3PIPS!!」等のPOP広告を見ることがあるかと思います。日本国内のFX業者はとにかくスプレッドを狭く狭くのキャンペーンをほぼ日常的に展開してます。
一方の海外FX業者はどうでしょうか?
数値だけで比較をすると、国内の狭いPIPSに太刀打ちすることはほぼ不可能です。参考までにXM.COMにおいてはUSDJPYは平均1.8PIPSぐらいではないでしょうか。
実はこの見た目のスプレッドの狭さに、大きな落とし穴があります。
確かに数字だけを見ると国内VS海外業者は比較にならない状態で海外FX業者に分が悪いと言えるでしょう。
ですが、このスプレッド、取引の時間帯やマーケット状況に応じて変動することが多く、固定と宣言している業者においても一部例外もある等を明記しているところもあるくらいなのが実情です。
さらに、低スプレッドを売りにしている国内FX会社はその取引形態が相対取引の場合が多く、業者の都合に合わせて変動が可能となっているのです。一方の海外FXでは多くがインターバンク直結のNDD取引なら業者が介入する手段は無く、意図的なスプレッドの拡大などは発生しません。
いくら、低スプレッドといわれても業者都合でスプレッドが変動するなど、透明性が無い状態では、いつスプレッドの拡大が発生するかもしれない業者より、多少スプレッド幅があっても業者の意思の下で大きく変動しない透明性ある業者のほうが最終的には取引に有利な環境といえるわけです。
④XM.comのスプレッドと取引手数料一覧
XM.comで利用できる口座タイプごとの最小スプレッド一覧と平均スプレッド一覧、トレードコスト合算(取引手数料+スプレッド)を表形式で示します。(単位はPIPS表示としてああります。)
下の表はUSD/JPYにおけるコスト比較となってますが、大きな特徴としては他の通貨ペアでもおぼ同じです。より狭いスプレッドでの取引を望む方にはZERO口座が最適です。
⑤XM.comのZERO(ゼロ)口座について
ZERO口座の特徴を以下表にまとめました。
XM Zero口座に関するXM.COMホーページ記載情報をもとに主要な特徴を上図表にまとめています。スタンダード口座との違いは「レバレッジ」になります。
そもそもXM Zero口座とはスプレッドを最大限に抑えた(Zero ‘0’です。)取り引き条件を実現させるために用意された口座ですので、その分、レバレッジに888倍という選択肢はなくなってます。
また、この表には記載していませんが、マイクロやスタンダードにあったボーナスというサービスは適応されません。さらに、マイクロやスタンダードでは手数料は無料でしたが、XM Zero口座では一定額の手数料が発生します。スプレット Zeroを実現するためにいくつかのサービスを外したと理解いただければよいです。
ここまでをまとめてみると、
①狭いスプレッドを活用した短期スキャルトレードを希望するかた。
②EAを導入し自動取引を行いたい方、特に短期で数ピップス抜きを狙っている方。
こんなタイプの方には非常にお勧めの口座となります。
⑥XM.comのスプレッドついての評判・口コミ
評判、口コミはネットを探せば色々でてくるものですが、取引においても口座開設においてもメリットがあり考慮すべきことは以下の物ではないかと思います。
良い評判
経済指標発表時においても極端なスプレッド幅に広がることはない。
悪い評判
海外FX業者の中では決してスプレッドが狭いとはいいがたい。
⑦XMのスプレッドが狭いオススメ通貨ペア
XM.comで扱っている通貨ペアは非常に沢山あります。その中で初心者も安心して取引がでできるだけのボラリティがありスプレッドが狭い通貨ペアのお勧めはUSD/JPYとEUR/USDです。
USDJPY スプレッド17-18pips
EURUSD スプレッド16-17pips
国内FX業者にみる極狭のスプレッドと比較をしては行けませんがこれなら十分スキャルピングも可能かと思います。
まとめると
今までの話を整理してみましょう。
✅極狭スプレッド
⇒ 国内FX業者に多いが相対取引環境では、業者の意思でスプレッド幅変更リスクもある。
✅スプレッドとは
⇒ 業者から見たら収益の源。顧客からみたらコスト。
✅コストとして扱うべき額
⇒ XM.comは口座タイプごとにかかるコストは異なる。コストを最大限に抑制するならZero口座がお勧め。
✅XM.comの極狭スプペアはこれだっ!
⇒USD/JPYとEUR/USDがお勧め
極狭スプレッドの誘惑を断ち、透明性お高い海外FX業者のZero口座を活用し取引量(ボラティティ)の高い通貨ペア(USDJPY EURUSD)の極狭スプレッドを活用するトレードを実践してみてはいかがでしょうか。
今回の記事には詳しく記載しておりませんが、海外ならではのハイレバ取引もくみあわせることで、より一層の高収益環境を手にいれることが可能でしょう。
紹介したFX業者
カテゴリ:XM
2018年03月20日
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