XMゼロ 口座(XM ZERO口座)の特徴・魅力とは?
▼目次
XMゼロ口座の存在をご存知でしょうか。ゼロロ座とも読めてしまいますが、「zero(ゼロ)」口座ですのでご注意ください。
この口座はスプレッドの極狭化を最大のメリットとして追求し、実現された口座になります。そのためにマイクロ口座やスタンダード口座で提供されていたサービスが削除されているものの、極狭スプレッドを最大限に活用したトレードが可能となります。今回は、このXMzero口座のしくみ特徴を見ていくこととしましょう。
「ゼロスプレッド」が魅力
ゼロスプレッドがどうやって実現されているかを簡単にご説明いたします。XM.COMのスタンダード口座やマイクロ口座開設ではUSD/JPYは通常時1.8pipsぐらいかと思います。それに対してZERO口座と宣言するサービスを提供するために、XM.COMはインターバンク直結型のNDD方式を、さらにコンピューターで最適化したECN方式にて、サービスを提供しています。
また取引ごとに手数料をかけることでスプレッドの極狭化を実現しております(手数料をスプレッドに含めず外だしとする)。勿論上記以外でも企業努力によるコスト削減もされていることでしょうが、この2つはZERO口座実現において非常に効果をだしていることは間違いありません。ただし、常にゼロというわけではなく、限りなくゼロに近づいていると理解してください。
実際の平均値としては0.4pipsぐらいかと思います。国内の企業が0.3pipsでキャンペーン実施という状況と比較しても遜色ないスプレッドだと思います。国内のFXで0.3pipsと言っても約定時にスプレッドずらしなどをされる可能性があることを考慮したらZERO口座のほうが断然有利かもしれません、さらにECN方式でれば、予定な操作が入ることもなく安心して取引に専念できるはずです。
なお、このZERO口座の対象通貨はドル、円、ユーロに限定されてます。XM取扱通貨すべてに適応さえ得るわけではありません。とはいってもUSD/JPY、EUR/JPY、EUR/USDが取引できるので、これで問題ない方が大多数ではないでしょうか。
ECN取引って何?
そもそもECNってなんでしょうか。これはElectronics Communictions Networkの略です。日本語翻訳するとしたら電子取引所取引とでも訳せば良いでしょうか。 このECN方式では、口座を作成した証券会社を経由せず(ブローカーは取引に関与しない/できない、ということです。)ネットワークを介して、電子商取引所へアクセスされます。
したがって取引時間の制約を受けず、手数料の低減など取引参加者の利便性を高めているのが特徴となります。
手数料は外だしの意味
手数料が外だしとは、どのような意味があるのでしょうか。まず手数料そのものですが、XMでは1ロット(つまり10万通貨)あたり約5ドル(USD/JPYの場合)が手数料として発生します。
これは片道の費用ですので、取引と決済を合わせると約10ドルが手数料として発生することになり、仮に1万通貨取引であればこの1/10の1ドルになるのです。
ECN等をつかっていないところでは手数料に該当する業者取り分をスプレッドという形で上乗せしているわけです。ただしXMの手数料ほど明確にスプレッドの中にどれくらいを手数料として織り込んであるかを公表している業者は見たことないですよね。
それだけでも手数料方式というのは、非常に透明性を実現した環境ともいえるのです。
この手数料は経費扱いとなりますので年末の確定申告においても節税のために有効で、スプレッドに含まれてしまっていては経費扱いは出来ませんのでご注意ください。
手数料を外だしにしたことにより取引レートの透明性があがり、スプレッドは取引マージン等が含まれない非常に狭い値を提供できるわけです。
手数料の安い通貨ペアと高い通貨ペアを理解
先ほど、手数料の説明でUSD/JPYなら5ドルと記載しましたが、手数料の考え方は正確に言うとその取引通貨の5倍というのが正しい表現になります。具体的にうと、USD/JPYなら5ドル、EUR/JPYなら5ユーロとなります。したがってその時の通貨価値次第で手数料は変動すると考えてください。
また、それぞれの通貨価値は異なるので、10万通貨での取引時「1ドル=100円、1ユーロ=130円だった場合は発生する手数料はそれぞれ、100*5=500円と130*5=650円」なので、往復だと倍額なので、1000円と1300円になり、約3割(300円)差が出ることになります。
これが1回の取引ごとに発生するわけですからデイトレーダの方が1か月、1年の総取引で比較すると結構な「差」となっているはずです。
現在、Zero口座で利用できる通貨ペアは限られてますが、その時々の通貨価値をもとに最小手数料となる通貨ペアを取引対象にすることで、コストを最小限に抑えた賢いトレードができるかもしれません。
レバレッジは最大500倍
Zero口座であきらめなくてはならない点の一つとしてXMの売りとも言えるハイレバレッジ888倍があります。
残念ながらZero口座は最大で500倍までになるのですが、ここで「なんだ、888倍ハイレバ使えないのか」と思われる方も多いはずです。しかし、888倍は利用できなくとも、それ意外のメリットが大きいのがzero口座なのです。
参考になるかはわかりませんが、一例として500倍というレバレッジでも十分にハイレバレッジで、国内FXの25倍と比較する意味はあまりないかと言う例を紹介します。
レバレッジ比で25:500=1:20、20倍の開きがあるわけですから、単純計算でもUSD/JPY(1ドル-100円換算時)1万通貨取引なら必要証拠金は(100*10000)/500=2000円
ZERO口座のメリットとのトレードオフとしても、この口座の魅力を損なうほどのものでは無いと考えます。
取扱い56通貨ペア以上
図の通貨ペアだけでも、多いように感じるかもしれませんが、現物指数CFD、先物指数CFD、エネルギー、貴金属、コモデティーなどを合わせると、なんと100種あります。これは選択肢が増えて狙いやすいですね。
金などの安定した相場から、原油などもあるので、自分が多く知識を持つ取引を優先的にする事をオススメします。そうする事で利益に繋がる可能性は上げていきましょう。
XMゼロ口座(ZERO)の評判は?
ネットの中での評判はどうなっているのでしょうか。気になると思うので以下に主な書き込み等XMzero口座に関する評判事例をまとめてみました。大きく分けて4通りあるようです。
1)1USD=100円として計算した場合での口座別取引コスト比較
=スプレッドだけで見るとZERO口座の方が少しお得です。2)スリッページなどの約定力の違いについて
=ECN方式とは、全ての注文を外部へ流し、マーケット内で約定させる方式になります。つまり他のECN業者同様マーケットの状況により、スリッページが大きくなる可能性が高くなります。3)スプレッドが広がりやすい指標発表時などはスタンダード口座よりもトレードコストが広がりにくい。
4)ズバリ今まで他のブローカーに流れていたたであろうスキャルピングトレーダーをターゲットそれも日本を強く意識した通貨ペア設定(USD JPY EUR)
ECN方式のため、スリッページが大きくなるな可能性があるという評判はありますが、それ以外は大体好評価であり、ネットでも高く評価されていることがうかがえますね。
既存の口座利用者も追加利用OK
すでに「マイクロ 口座」や「スタンダード口座」利用者であれば、XM.COMの会員ページから「追加口座を開設する」お選び「リアル口座を開設」のページから申請することでZERO口座を作成することができます。下段右の図のとおりで、「口座タイプ」を選ぶプルダウンからXM Zeroを選択しましょう。
なお、追加できる口座数は最大で8口座までです。それ以上作ることが可能なのですが、後でトラブルとならない様ルールはしっかり守って利用しましょう。
まとめると
表はXM.COMサイトの情報をもとにまとめたZero口座特徴になります。
ここに記載したこと以外で最低入金額が他の口座タイプに比べて高めに設定されている点があります。具体的には2万円からという設定です。スタンダート口座が500円から入金可能であるということと比較するとちょっと敷居が高いかもしれませんね。
また、ボーナスプログラムが対象外であったり手数料が発生したりといったこともありますが、それ以上に狭いスプレッドを優先したい方にとっては大変魅力的な口座だと考えます。先日、この狭いスプレッドがさらに狭くなったというニュースが記載されていました。
USD/JPY EUR/JPYなどはこれまで通常は0.4pipsだったのですが、なんといずれも0.1pipsにまで狭くなったとのことです。ただし固定ではありません。そのあたりは悪しからず。この0.1pipsという幅は国内FX業者以上の狭さではないでしょうか。
こんな特徴がある口座ですから、やはりスキャルピングを得意とするトレーダーや、EAを活用した自動取引にはうってつけの口座です。
約定力も強く、ECN方式による仲介業者不在のクリーンな取引環境がMT4で利用できるのですから、ここはスキャルピングトレーダの方はぜひXMにて口座を開設してみてはいかがでしょうか。 また、EAに興味をお持ちの方も歓迎です。MT4というプラとフォームには各種EAが利用可能ですし、スプが狭いことは自動取引にとっても大きなアドバンテージとなります。
レバレッジ500倍の恩恵を継続して受けるためにも取引開始時は100~500ドルとして、EAやスキャルピングでハイレバ取引を行い、2000ドルに達したら差額の1500~1900ドルは銀行口座へ出金、そしてまた100~500ドルでトレードを開始。
狙い所が満載のトレードをXM.COMで体験してみるのがオススメです。
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カテゴリ:XM
2017年09月29日
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