海外FXは安心・安全?海外業者の危険性を調査
為替投資が初めての初心者の方は「海外FX」と聞くと非常に怖そうな印象を受ける方は少なくはないでしょう。
「国内よりも大量の借金を抱えてしまうのではないか」、「英語を使わないとダメなのではないか」などはよくある発想だと思います。
でも実際のところはその逆で、海外業者は正しく選べば非常に安全であるということをご存知でしたか?
今回はそんな海外FX業者の安全性や海外業者を選ぶ際の重要ポイントを国内FX業者とも比較しながら、お伝えします。
▼目次
海外FX業者の危険性を調査
金融ライセンス未取得の業者は危険
まずFX(外国為替取引)で真っ先に危険業者かどうか見分ける場合に見るところは金融ライセンスを取得しているかどうかです。
結論から言うと、もしFX業者が金融ライセンスを所有していなかったとしたらそれは危険な業者なので口座開設はやめておきましょう。ここで勘違いしてほしくないのは、海外企業は基本的に日本の金融庁発行の金融ライセンスは持っていません。
大きな理由として日本のものをとってしまうと最大レバレッジが25倍までになってしまい、海外FXならではの魅力が消えてしまうからです。
だからといって海外FXの企業はすべて危険なのかというとそういうわけではなく、世界のどこかの国から発行する金融ライセンスを所有していれば安心となります。
しかし中にはあたかもライセンスを所有しているかのようにロゴや文書を出して、それは実は偽物だったという詐欺まがいなことをしている企業まであるので、しっかりとどのようなライセンスがあってどのライセンスがメジャーなのかということは覚えておきましょう。
一番取得が難しいと言われる英国金融行為監督機構(FCA)、キプロス証券取引所(CySEC)、ニュージーランド金融市場庁(FMA)、ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)などが主に海外FX業者が主に海外企業で主流となっています。
国内FX・海外FXの顧客資産保障の違いと安全性
海外FXでは常にリスクを考えなくてはなりませんが、我々のトレードの結果以前にその口座開設したFX企業そのものが倒産、破産した場合、我々の資金も普通は返ってきません。
そうなってしまっては困るので、顧客資産保障として「信託保全」や「分別管理」という方法があります。
例えば信託保全されている会社では、例えば会社が倒産した場合でもその口座にあった資金がちゃんと戻ってきます。
分別管理も基本的にはそのような仕組みで、顧客の資産と会社の資産を分けて管理すると言う方法なのですが、分別管理では結局管理しているのは同一のFX企業になります。反面信託保全は信託銀行や信託法人の持つ信託口座に顧客の資金を入れ完全に管理する人格が違うことになります。
さらに信託保全にも色々な方法があり、一部信託保全というものもあります。
ここで少し考えてみますと、分別管理のようにせっかく分けて管理していても同一の業者が管理していては結局それを使おうと思えば使われてしまいます。
そして一部だけ信託保全していてもいざ破産した場合に全ての資産が戻ってくるわけではありません。
その他保証に関わるものでは投資家保障基金というものがあり、これは最高保証金を20,000ユーロ相当まで保証してくれるものです。
キプロスのライセンスを持っている業者はもれなくこの加盟に入っています。
もし分別管理だけでは心配だという方は、信託保全をしているか投資家保障基金に加盟している海外FX業者を選ぶようにしましょう 。
出金拒否・出金トラブルになる業者とは
上に述べたようにライセンスを取得していないような業者は出金トラブルになりやすいと言えるでしょう。
ある方の口コミでも
ということが書かれているようにXMの他にもAXIORY、iFOREXなどの海外FXでメジャーな企業は出金の点で問題が上がっていることはあまり聞きません。
海外FX業者の安心・安全性について
海外FX業者はトレーダーに勝ってもらわないと儲からない
実は海外FXと国内FXは本質的に運営のシステムが違います。
海外ブローカーは主にNDD取引(ノー・ディーリング・ディスク取引)という手法を採用しています。
これは売り手と買い手を見つけて、値段が合致したら結びつけ、取引を行うという方法です。
この方法ではトレーダーが注文した通りの取引がなされます。
それに対し、国内FXブローカーは店頭取引(OTC取引・DD取引)という取引方法を採用しています。
この取引方法では大雑把に言ってしまえば「トレーダーが注文した通りに取引がされない」方法です。
つまり国内FXではどのような注文が来てもそのFX会社にとって一番利益になるような方法がとられるのです。この理屈でいくとトレーダーの注文通りに売買しないわけですから、もしトレーダーの注文通りに動きトレーダーが儲かってしまったら、実際儲かったわけではないのにトレーダーに余分に利益を支払わなくてはならないわけです。
国内FX企業の全ての取引がこの通りになるわけではもちろんありませんが、このようなことが行われている可能性があるということです。
一方で海外FXでは国内FXが行っている「呑み行為」はシステム上出来ないようになっており、上に述べたようにトレーダーが注文した通りに取引がなされます。
なのでトレーダーの予想通りの結果ならば、その分の利益をトレーダーにそのまま支払っても何の問題もないわけです。その代わりNDD方式では取引の手数料という形で利益出しているのです。
このような理由から海外FXは少しでも多くトレーダーに勝ってもらって、取引量を増やしてもらった方が利益となるので、当然トレーダーに勝ってもらわないと儲かりません。
しかし国内FXの方法ではむしろトレーダーに負けてもらった方が企業の利益になるわけです。
もちろんその分海外FXの方がスプレッドなどが広めになってしまうというデメリットはありますが、トレーダーの安心という面では群を抜いて海外FXに分があります。
海外FXには追証がないから安心して取引できる
海外FXは国内FXと違って追証がありません。
追証とはFX企業のロスカットなどが間に合わずに大きな損失が出てしまった際に、その損失分をFX企業からトレーダーに請求する制度です。
国内FX企業ではこの追証と言う制度が普通のように取られているのですが、海外FXではそのようなことはありえません。
海外FXはこれとちょうど真逆の考え方である「ゼロカット」という制度を採用しており、これはどれだけ損失をしても0より下、つまりマイナス分は請求しないということです。
このように国内FXでは借金をする可能性があるのに対し、海外FXでは借金をするリスクは実質0となります。
これは海外FXに特徴的で明確なメリットとなります。
約定力の高い取引環境
海外FXの用語としてスリッページとリクオートというものがあります。
スリッページは注文した時点と価格が決定(約定)した時点での価格がずれることで、リクオートはFX業者がトレーダーの希望価格での取引を拒否することです。
海外FXの場合は電子取引所取引(ECN取引)を採用している場合がほとんどで、これは実質的にFX業者は取引に介入せず、買い手と売り手がいて始めてトレードができる方法なので、スリッページやリクオートなどは事実上ありえません。
その他海外FXではSTP取引もありますが、「100%でかつ99.35%が1秒以内に執行」というように非常に高速です。
このように注文をして実際に約定する時間の速さを約定力と言うのですが、これが非常に高いことが海外FXの特徴です。
英語が分からなくても問題なし!安心の日本語対応サポート
このようにメリットだらけの海外FXですが、海外FXと聞くと「英語がわからなくては利用できない」と思われがちです。
しかし実際はそんなことはありません。
多くの企業が日本人顧客のために日本語ページを用意し、多くの企業が採用している取引ツールであるMT4なども日本語対応です。
さらに初心者の間で人気No1.と評判のXMは日本人スタッフを配置して、ライブチャットサービスを行っている企業もあります。
AXIORYは電話対応サービスまで日本語で受け付けています。
まとめると?
「海外FX」と聞くと最初、初心者は何だか危険そうな響きがしますが、例えばライセンスの「有無」、「信託保全」などの確認事項、そして海外FXの仕組みをしっかり理解して取引を行えば危険性はないと言えます。
それどころかむしろ国内FXよりも安全という方が正しいでしょう。
このように正しい知識をつけることによって、安全、危険の判断がつき、リスクを回避することができるのです。
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カテゴリ:海外FX基本情報
2017年06月29日
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