バイナリーオプションの新規制について
2013年7月3日に金融庁から発表された「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」 つまり、バイナリーオプション規制を平成25年8月1日から適用を開始するという発表ですね。
※「金融商品取引業等に関する内閣府令」及び「金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針」の一部改正(案)に対するパブリックコメントの結果等についてはコチラ。8月1日から始まった新規制
「上がる」「下がる」を予想するだけの簡単な仕組みのバイナリーオプションには、ギャンブル性が高いとの事でまた新たな規制が設けられる事になりました。内容は色々ありますが、最もわかりやすいもので「取引時間が最短でも2時間になる」という変更点。
これまで5分後や15分後といった比較的短時間で相場の予想していていましたが、1回の取引が最短でも2時間かかるということは、単純に一日おける取引回数が減ってしまうためエントリーチャンスが今より減るとい事に繋がってしまいます。
ちなみに、既存業者については11月30日まで「経過措置期間」が設けられており、期間中に対応していくことになっているので、11月末を目処に新しい規制に則った提供となります。
規制のメリットは?
知識認識テストや短時間取引の廃止などトレーダーにとってはデメリットとなる部分が多い国内の新しい規制ですが、勿論メリットも存在します。それがレンジ外の撤廃。業者の総取りがなくなるという事ですね。
通常二者択一であるバイナリーオプションなのに、どちらを購入しても外れで掛け金は業者側の取り分となってしまうレンジ外。2つのチケットから1つを選んで取引を行っている以上これは納得できませんでした。しかし、今回の規制で「業者の総取り」が禁止になっため、このレンジ外が撤廃されることになります。
それを考えると規制にもメリットは存在すると思いますが、海外業者には元々このレンジ外は存在しません。そのため、国内のレンジ外が撤廃されるからという理由だけで、海外から国内へ変更する方は少ないように思えます。
国内業者離れ
安心して利用できる。税金が国内は20%固定だから。と国内業者を利用している人は口を揃えて言うでしょう。新しい規制によって、各国内業者は既に対策に動いていますので、新しいサービス発表が楽しみでもあります。しかし、取引回数が減る。チャンスが少なくなる。このあたりはやはり避けては通れません・・・
バイナリーオプションの本場は海外。日本の法律も適用されませんし、短時間取引も健在。取引一つにしても、銘柄数、取引ルールの多さと投資幅が広いのも特徴と言えるでしょう。唯一気になる税金も、年間695万円以下の利益でしたら日本と変わりませんし、気にする程でもないですね。
この機会に自由度の下がる国内業者を離れて、海外利用を視野に入れるといいかもしれません。海外業者の一部では無料でデモ口座を提供しているところもあります。完全無料なのでデモ取引からやってみては如何でしょうか。
登録不要でデモ取引ができる海外バイナリーオプション業者は「リアルなデモトレードが無料体験出来るバイナリー業者まとめ!」記事をご覧ください。
カテゴリ:ニュース
2018年07月04日
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