東京株終値が大幅反発。1343円高!?今後の為替に影響は?
外的要因の大きさ
今回改めて実感するのは外的要因の大きさ、特に日本株に至っては流動性のある株が多いのではないかと改めて実感できます。特に外的な要因が非常に高く、先日の中国株からの実体のない下げが続いていましたが、そのリスクが一段落した段階での反発。予想されていた方も多いのかもしれませんね。
要因として考えられているのが、前日のNYダウの2.4%近い値上がりでしょう。ここでも他の国の要因が出てくるところを考えると、日本株だけではありませんが経済は外的要因に左右される可能性が高いと言うことを再認識できます。
特に、隣国である中国、そして同盟国であり、世界最大の市場である米国の影響は非常に強く受けるので注意しておく必要はあります。しかしながら、これだけの値上がりをしたのは1994年以来であり、1000円超の上げ幅まで予想された方は少なかったかもしれませんね。
しかしながら、反発であるという部分に注目して下がったからこそあった、株価の値上がりというのは覚えておきましょう。決して急激に景気がよくなったから株価が上がったわけではありません。
今後の為替への影響は?
今後の為替への影響としていい影響も考えられますが、中国のリスクが一段落しただけであり、リスクが無くなった等ではない事を頭にいれておかなくてはなりません、米経済との連動性も高いので、今後の為替の動きをみるのなら、まずは米経済の流れ、そして景気の状況を判断する必要があるでしょう。
米には重要な経済指標が非常に多く、為替の流通量も多いのでしっかりとチェックしておく必要があります。バイナリーオプションでも経済指標は狙えますし、短期のバイナリーオプションであるのなら、トレンド(為替の流れ)を見てからの投資も可能です。
影響があった場合に上手く利用するのはいいかもしれませんね。話が少しそれてしまいましたが、為替への影響は円安傾向に流れをもたらす考えられます。しかしながら、今回の株価の変動と同じように、外的な要因の影響を非常に受けやすいので情報を手広く集める必要があるでしょう。
中国の動向には注視を
経済状況的にも中国の動向には注視しておきましょう。不安定な状況は続いているのは事実です。特に、爆発事故は相次いでいて、更には株価の暴落、実体経済が見えてこない、発表されている指標は本物か?と様々な点で問題点を挙げられています。これは中国の政治体系の不透明性からくるものであるので、ある意味仕方のない部分だとは思われるのですが、中国のマンパワーを考えるとまだまだ巻き返しは期待出来そうです。
しかしながら、やはり動向には注意が必要で、日経平均と中国株はアジアという繋がりもあり、中国市場を考えても日本へ多大な影響を与えていると言えるでしょう。今後も目が離せない理由としても、それだけで十分であると言えます。様々なトラブルを抱えて尚、可能性がある国というのも珍しいものですね。
アメリカの早期利上げはどうなったのか?
為替が動くと言えば、少し前まではアメリカの早期利上げで話題はもちきりだったわけですが、結局早期利上げの話はどうなってしまったのかと言うと、持ち越しの可能性が高くなっています。6月、9月と延びてきたのわけですが、結局今年中も難しいのかもしれませんね。土壇場で中国株の影響をアメリカも受けていますし、不運があった部分もありますが、慎重になったおかげで利上げ+中国株価下落の影響を受けることはなかったので、ある意味正解だったと言えるかもしれませんね。
米国の景気が円安、円高を左右するのは言わずとも知れたことではあるのでこちらも注視をしておく必要はあるでしょう。早期の利上げの可能性は低くなりましたが、米国の景気が悪化したということではないので、その辺りは今後の景気を見て考えないといけないですね。
一日の株高の影響は思ったよりも少ない
重要なのは継続した株高であると言えます。日本株は流動性が高い一面があるのでどうしても他の国の株価とくらべると外部の影響を受けやすいイメージが強いです。
その中で株価が継続的に上がる事によって為替はより大きな動き、円安方向へ向かうのではないかと考えます。一日だけの株高では影響力は少ない、影響力に継続性がない。そう考えるべきでしょう。逆に流動性が高いと言う事は他国の影響を受けて株価、そして為替は動き易い事になります。日本の経済指標、そしてアメリカ、中国の経済指標に注意しておけば円の動きも追えるのではないでしょうか。狙い目はそこと考えてもいいかもしれませんね。個人的な意見も多く含まれていますが、反発だとしても株価の値上がりを見るのは気持ちがいいものです。
カテゴリ:ニュース
2015年09月09日
New Comment