最近話題のゴルディロックス相場って一体何？為替の影響は？

ゴルディロックス相場とゴルディロックス経済

お盆が明けも暑い日が続いていますが、皆様はどうお過ごしでしょうか？サマーバケーションがある方も無い方も相場の動きは気になっていたのではないですか？

最近ふつふつと話題となっているのが、今の日本はゴルディロックス経済であったりゴルディロックス相場であるのではないかと言う事だと思いますが、もう少し広い視野で世界を見てみると、もっと確信に近くなるのではないでしょうか。

好景気だと言われていますが、あまり好景気に感じない国があるはずです。

そもそもゴルディロックス経済や相場というのどういったものなのか、まずはそこから簡単に説明させていただきます。

ゴルディロックス経済

簡単に言うと、良すぎるわけでも悪るすぎるわけでもない経済状況の事で、過熱する事もなければ、低迷する事もないある意味適度な世界経済の状態の事を言います。

ちなみに、ゴルディロックスの語源はイギリスで、童話「ゴルディロックスと3匹のくま」から来ているといわれています。

ここも簡単にゴルディロックスと3匹の熊を説明すると、3匹のくまが留守の家にゴルディロックスと言う少女が迷いこんで、空腹であり3つあったスープのうちひとつを飲み干します。1つめ熱すぎないスープ、2つめが冷たすぎないスープ、3つ目が適度なスープ。もちろん3つ目の適度なものを飲み干します。

食事をすると眠くなってしまったゴルディロックスは何故か寝室に行きます。そこには3つのベッドがあり、1つ目は硬過ぎないベッド、2つ目は柔らか過ぎないベッド、3つ目が調度良いベッドだったので、心地よくてつい寝てしまいます。

最終的には熊の一家が帰ってきてゴルディロックスは痛い目に合う。つまりは、相場や経済も同じで最終的にはよく無い結果い陥り易いと考えられる事もあるのです。

ゴルディロックス相場とは？

相場の場合も上記の経済と同じで、過熱せず低迷もしない適度な相場の事を指します。少し違う意味合いもあり、金融緩和への期待であったり、金融緩和での金余りで株式等のリスク資産への投資が活発化するのもゴルディロックス相場の特徴です。

日経平均株価が20,000円代を久々に記録した時に、「ゴルディロックス相場」という言葉が使われていた印象がありますが、米景気が好調な今こそ、本当にゴルディロックス相場となるのではないかと考えています。

円安方向へ為替が動く可能性はあるのか？

世界経済はゴルディロックス経済が継続するのではないかと、考えられていますが、その答えに注目すると、一重にアメリカの景気次第ではないかと思われます。世界最大の流通量がある米ドルの影響は非常に大きなものがあります。1$/107円代までは円安方向に進む可能性は十分にあると言えるのです。

理由としては米金利は現状として相場が落ち着けば上がる可能性は十分に秘めています。12月辺りは十分に注目しておくべきです。

期待感が持てないともいわれますがゴルディロックス相場は緩和によって余ったお金が投資に向かう状況を示唆しているとも言えるので、悪い可能性だけを考えるわけにはいきません。

バイナリーオプションでも円安方向に動けば狙いは定まりやすいので、前もって準備をしておく事も重要かもしれませんね。利益を得るには自分の取引スタイルに合った上で優良な業者を選ぶようにしなければならないので、少し前から動きはじめなければなりません。

利益に繋がる取引をするには？

利益に繋がる取引ができる可能性がある相場なので、ゴルディロックス相場だからといって悲観はせずにチャンスを伺っていたほうが、他の人よりも出足早く状況を把握でき、利益を積み重ねる事が出来るのではないかと考えます。

リスクオフからリスクオンへの切り替えをしっかりとしてチャンスは狙う。しっかりと相場の様子を見ておく必要はありますが、ある意味停滞をしていると考える事も出来るのですが、動きが期待できない事もない相場です。

状況をしっかりと理解して臨機応変な対応をして心がけましょう！