今日は何の日?8/29は「ベルばらの日」!
8/29はベルサイユのバラが初めて上演された日
あの宝塚歌劇弾で大ヒットを記録した「ベルサイユのバラ」が初めて上演されたのが、1974年8月29日なので、それにちなんで、8月29日は「ベルばらの日」なんだそうです。月組での講演となりましたが、なんと、演出は天下の2枚目スターと言われていた「長谷川一夫」が行っています。
原作の漫画はご覧になられたことも多いかもしれませんが、池田理代子が1972年から「マーガレット」に連載していた、大人気作品です。
人気の演目である故に、現在に至ってもベルサイユのバラは講演される事があり、宝塚歌劇団の代表的な演目であるのは間違いないでしょう。
宝塚歌劇団って何?
そもそも宝塚歌劇団を知らない方がいらっしゃるかもしれません(そんな方はいらっしゃらないとは思いますが)。宝塚歌劇団とは、「老若男女全ての人が楽しめる国民劇」を目指して作られた、未婚の女性だけで結成された歌劇団です。
宝塚唱歌隊が前身で宝塚新温泉にあった室内プール「パラダイス」が閉鎖された際、このプールを利用し、温泉場の余興として集客のために少女たちに歌を歌わせようということになり、組織されました。日本で初めてレヴューをを上演した劇団として一躍有名になったと言われています。ちなみに、レヴューとは「華やかで洒落ていて時事風刺の効いた舞台エンターテイメントショー」と言う意味であり、フランス語訳のほうが適切でしょう。
タカラジェンヌという呼び名は聞いた事がある方も多いかもしれませんが、、阪急阪神東宝グループのエンターテイメント・コミュニケーション事業として運営は阪急電鉄創遊事業本部歌劇事業部が行っていて、タカラジェンヌは阪急社員なのです。
とはいえ、今では1977年からは一定の学年になるとタレントとしての新たな契約をするので、ずっと社員と言うわけではありません。労働組合も以前はありましたが解散して、いまでは「女子会」と名前を変えているようです。なんだか現代を先どっているかのようですね。
退団については上記でも少しお話していますが、未婚でなければならないので、結婚での引退、体調不良や金銭問題、そして定年といった形で退団になさる方が多いようです。
スターシステムを取り入れたからこそのファン層
スターシステムと言われてもなんだかよくわからないと思うのが普通です。圧倒的な人気は男役と言われる「トップスター」に集約されます。更にこのトップスターへの昇格には様々な条件があり、次は誰がトップスターになるのかを予想しながら、長期的な応援へと繋がるようになっているのです。
だからこそ、宝塚ファンには様々な年代の方がいても不思議ではなく、それが普通の光景として受け継がれているのでしょう。アイドルや、通常の劇団とは少し違ったところなのではないかと思います。
ベルばらが生まれたのは低迷期
宝塚と言えば、ずっと華やかな印象がありますが、1974年までは阪急のお荷物と呼ばれるくらいに、低迷していました。
ちなみに定年制度が導入されたのはこの時の名残であり、人件費節約のためであったと言われています。
TVなども普及して舞台が赤字の一途を辿っている時に上演したのが、「ベルサイユのバラ」となっていて、月・花・雪・星、各組の上演で動員数が140万人を突破。ベルばらの上演をするときは、阪急の決算にも注意しておかなければいけないくらいの影響があります。
宝塚の演目は勿論ベルばらだけではありませんし、他にも魅力的な演目は多くあります。しかし特別な演目というのは間違いないです。最近はルパン三世をやっていたのが印象的だったのですが、スタイルは忠実に表現されていたと思います。
阪急株価を要チェック
ベルばらの日だからではありませんが、ベルサイユのバラが上演されると決まった時の阪急株価は要チェックして損はないかもしれません。
一見関係のない事かもしれませんが、物事にちなんだ株価や為替が動くのはやはり、どちらも人が動かしているからでしょう。
こういった面だからこそ、しっかりとチェックしておきましょう。
カテゴリ:ニュース
2017年06月29日
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