今日は何の日?8/31 【怪事件】切り裂きジャック事件が起きた日
世界でも怪事件中の怪事件
映画等にもなっているのがこの「切り裂きジャック」と呼ばれる犯人が起こした、連続殺人事件です。あまりにも凄惨な事件の為に、内容こそぼかして説明をさせてもらいますが、1988年の8月31日から11月9日にの間に連続殺人を起きました。
非常に昔の事件である為に、被害者とされている人物が、8人であったり13人であったり、20人であるとも言われていますが、確実に切り裂きジャックの犯行であるとされているのは5名の殺害です。
被害者は売春婦ばかりであるとされていて、イギリスの首都ロンドンの公共の場に近い場所で殺害されているにも関わらず抵抗した形跡もない事から、犯人は女性である?とも言われている怪事件です。
切り裂きジャックの名前の由来は?
まず不思議に思う事はジャックと男性っぽい名前が出ているにも関わらず犯人の性別すらわかっていない所です。これは英語圏でいう「名無しの権兵衛」という意味であり、名前が定まっていない男性の呼び名です。今でいったら切り裂きアノニマスとかになるのかもしれません。
「切り裂き」の部分は殺害方法からきています。喉を鋭利な刃物で切り殺害後、特定の臓器を持っていく事から「切り裂き」とつけられていると考えられています。
目撃者もいるのに捕まらない不思議、犯人は誰なのか?
目撃者もいるのに犯人がみつからない理由の一つに「昔」の話であることが、あげられます。というのも犯人と思われる人物は、当時の操作でも広くではありますが絞られています。その中から特定ができなかったというのが未解決になった真相ではないかと思います。
例えば2014年には被害者のひとりの遺留品であるショールから被疑者の一人、アーロン・コスミンスキーのDNAが検出されていたりもします。このコスミンスキーは目撃者の証言で一度逮捕されており、その上で証拠不十分で釈放されました。重度の精神の錯乱がみられていたとも言われています。(同年、DNA鑑定の致命的な誤りを英Indepent紙が続報)
ちなみに、「真相 “切り裂きジャック” は誰なのか?(原題Portrait of A Killer;Jack The Ripper Case Closed)」では99%のミトコンドリアDNAが一致している事から、ドイツ人画家「ウォルター・シッカート」が犯人であるとされています。
結局は今でも犯人が誰なのかははっきりとはしていない
目撃者がいて、DNA鑑定など最新の技術が使われても、あくまでそれは今考えるとそうであると言う事です。問題として考えなくてはいけないのは、その時代背景にもあるのではないでしょうか。反ユダヤ主義というものが背景にあったとも思われます。
ロンドンで事件がおきているにも関わらず、被疑者がロシア系、ユダヤ系、アメリカ系のユダヤ系の人物になっていて、とても不可解ではありますし、現在のヨーロッパ情勢と同じで、移民を嫌っていた傾向があるのかもしれません。時代の背景は違うかもしれませんが、似ている部分は多いのが原題とジャックザリッパーが生きた時代なのかもしれません。
カテゴリ:ニュース
2017年06月29日
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