日銀追加緩和の議論始まる20日からの決定会合に注目
早期で為替の動きを把握したい時に
為替取引をされている方達は既に注目されていて期待感が薄いのではないかと考えている方も多いのではないかと思いますが、バイナリーオプションの場合は短くても為替の流れが形成されれば、短期のオプションで狙う事は十分に可能です。
だからこそ日銀の要人発言、特に円であるのなら追加への言及、動きが分かるなら、それは翁メリットになるのではないかと考えています。取引をするのなら、利益を狙いたいのは当然です。なるべく早期に為替の動きの方向性を知っておくとそれだけ有利になるのも事実です。
今回の追加緩和議論の争点はどこか?
総括的にまとめるのが主ではありますが、議論の内容として多くは黒田総裁の発言をそのまま受け取るのなら景気上昇の鍵としている「2%のインフレ率を早期で達成するには?」等様々ありますが、黒田総裁就任当初から言っているインフレ率についてはテコ入れをしてくる可能性は高いのではないかと表います。就任当初から達成目標としているだけに、なるべく早期に達成したいと言う思いが強いというのは当然です。
現状は他の野党勢力に大きな力や求心力がないので、しばらくは自民、安倍政権は安泰だと思われますが、中国や北朝鮮と近隣諸国の軍事的動向を見て見ぬふりは出来ないでしょう。となると、対応次第では安倍政権への批判へと変わる可能性は大いにあります。
しかしながら対立出来るほど力のある政治家は現在存在しませんし、発言力のある野党の代表は2重国籍問題で自らの首を締めています。
何故2%の物価上昇が達成しないのかを考えてみよう
2%と言うと少なくすぐに達成しそうな気もしますが、早く達成しすぎるのも其のペースを維持出来ずに物価だけが上昇し続ける自体を招きかねないので危険です。物価が上がらない要因として、日銀では「現在の物価低迷が原油安や新興国経済の減速など外的要因が主因と確認」としています。現実的に考えてもその可能性は極めて高いです。
外的要因が大きすぎて為替相場も安定しません。大きなニュースだけでもイギリスのEU離脱であったり、中国の株価大暴落、ギリシャの破綻とここ数年で影響力の高いニュースは多く、状況的に安定的にインフレ率を上げるというのは厳しい状況であったのは事実でしょう。
もっとも影響をされるのが米国の景気であったりするのですが、こちらも想定よりも奮っていません。度重なる利上げの延期、株価の継続的な下落とくれば、日本の景気回復の弊害にもなります。むしろ緩和をしていなかったら円高が進みすぎて、まだデフレに逆戻りと言う可能性もあったので、むしろそこは褒めるべきところなのかもしれません。
注目のポイントは?
※画像はYahoo!ファイナンスのチャートを利用させて頂いております。
既に継続して緩和を行っていくと言う事は黒田総裁は以前から発言しているので、そこに関しての反応は薄いでしょう。問題は規模ではないかと思います。現状と同じような規模で行っていくのか、それとも減らすのか増やすのか、その発表次第で為替の動きは変わってきそうです。
予め予想をするというよりは短期のバイナリーオプションの特徴を活かして、動きだしてから投資をするのがいいかもしれませんね。情報を集めて事前予想して狙う事が悪いことではありませんが、状況から考えると、増やすのか?減らすのか?それとも維持なのか、どの答えもありえると考えられるので、リスクがあります。
どんな投資でもリスクはありますが、出来るならリスクの低い方法を使って、より利益になる可能性を高くしていく事が重要になってくるのではないでしょうか。
カテゴリ:ニュース
2017年06月29日
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