米利上げ年内実行は日本の円安、インフレ率上昇に追い風か
FRBのイエレン議長は慎重派
失敗できない取り組みであり、重大な責任を背負っているのがFRBの議長という役職なのですが、ようやく重い腰を上げる事になりそうです。タイミング的に考えて、英のEU離脱であったり、中国の株価暴落であったり少しでもリスクがあると見送りを行ってきた米利上げですが、ついに2回目を行うようです。
今回のFOMC(連邦公開市場委員会)では見送りとされましたが、「利上げの根拠が強まってきたと判断した」とコメントしており、慎重と言われているイエレン議長の言葉から考えると、年内の可能性はかなり高くなるのではないかと考えられます。これはドル安の流れが考えられますね。
米ドルの影響は日本にとっては非常に大きいので狙ってみるのも面白いです。
狙い目はどこなのか?をしっかりと考える
もう既にドル/円はドル高方向で動いています。日銀側の緩和制作も行う事は決まっているので、方向性としては若干の円安よりかと思っています。しかしながら、元々の流れは米の株安を嫌って円高傾向だったのを考えると拮抗するのではないかとも考えられます。
大きな円安とはいきませんが、じわじわと105円代迄の間に収まりそうです。いくら利上げの観測が強まろうと、実際に利上げをするのは先の事であるのは事実なので、利上げを待って大きく動く可能性も否定はできません。
今回はあくまでも利上げ観測が高まった為にドルの価格が一時的に上がったと考えるべきです。これに日本国内からの動きが組み合わされば大きな動きにはなるとは思いますが、そこまでタイミング良く重なる可能性は低いです。
だからといって今回の様な動きは散発的にるのではないかと思います。そこを狙うというのも考えられるので、様々なパターンを想定して準備していてもいいのではないかと考えます。
バイナリーオプションで狙うならどうする?
流れは形成しているので、その流れに乗る方法を考えます。ハイローオーストラリアで新しく出ている30秒の取引を流れが出始めてから利用するというのもいいかもしれませんね。狙いを考えるのなら折角出ている、為替の流れを逃すわけにはいきません。
もちろん一筋縄ではいかないと思いますが、短い時間での取引はこういった場面で活用していくのが、利点を上手く利用出来るはずです。
タイミングをしっかりと測って情報を集める。日銀とFRBの要人発言には要注意です。
カテゴリ:ニュース
2017年06月29日
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