アメリカ大統領選、あの二者択一に正解はあるのか?
正解が見えないアメリカ大統領選挙
「米大統領選の行末で為替が動く。ドル/円の今後はどうなる?」でも、記事にはさせて頂きましたが、それだけ注目度は高いです。ここまで米大統領選で泥仕合を演じるとは誰が想定したかわからないですね。ドナルド・トランプという人物はああいった人物であるので、ある意味納得が出来る部分は多くあると思います。しかしながら、びっくりするのはヒラリー・クリントンのアメリカ国民からの嫌われっぷりがすごい事です。
はっきりと言うとドナルド・トランプは1泡沫候補と言ってもよかったはずです。それが現状はほぼ同ポイント。ヒラリークリントンのメール問題が訴追されない事になりようやくリードと言ったところです。
はっきり言うとこのアメリカの二者択一の大統領選に正解があるのか、成功があるのかを全く見通せません。景気の面ではよくなっているアメリカ市場が、もしドナルド・トランプが大統領になってしまった場合どうなるのか?を想像してみた事はあるでしょうか。トランプリスクと言う言葉はお聞きになられた方も多いかもしれませんが、実際にそれがどういったものなのかを知ってる人は少ないと考えます。
一度どういったものなのかを考えてみましょう。
トランプリスクとは一体なんなのか?
現状トランプリスクとしてハッキリしているものは、トランプ優勢でドル安が観測される事から、トランプ自身の考え方である、保護主義的な政策を掲げ、過激な言動を繰り返すトランプ氏が勝利すれば、世界経済の先行きの不確実性が一気に高まり、市場が混乱しかねない。この点がリスクだと言われているのではないかと思います。為替の取引を行うトレーダーは、どうなるかわからないと言うリスクを嫌う傾向が強いです。それがトランプリスクを引き起こしていると言っても過言ではありません。
トランプよりもヒラリーの方がマシだと考えられているからこそ、リスクだと言われるわけです。もっと簡単に言うと「共和党のトランプ氏が勝利して市場が混乱する【トランプ・リスク】」と言ってもいいかもしれませんね。
経済界からは全くと言っていいほど歓迎はされてはいません。先行きが読めないというのは信頼されない可能性が高いのかもしれません。暴言王と言われるだけにそれが魅力でもあり、マイナスに感じる点なのかもしれませんね。
経済に信用されなくては国が成り立たなくなります。普段と違う選挙戦をして善戦をしているトランプですがリスクについて考えるアメリカ人はどれくらいいるのかも焦点になりそうです。折角の回復傾向にある景気も選択ひとつでは逆行する可能性が十分にあるのですから。
11/8日に開票開始、日本時間で2016/11/9 朝方8時頃
時間が合う方は開票開始から見ておく事をおすすめします。FXでは少し怖いかもしれませんがバイナリーオプションでなら狙いはしっかりと絞る事が可能かもしれません。今回の大統領選はわずかにヒラリークリントンが優勢ではありますが、イギリスのEU離脱の際の投票を思い出してください。
いくら優勢だと言っても浮遊票はやはり怖いもので最後の最後でちょっとしたミスをすると流れを失う事が多々あります。最後の最後まで状況をみつつと言う事もありますが、今回はそれだけ接戦だと言うのが1番の理由です。
正解がないように思える今回の米大統領選
失礼を承知で言うと嫌われ者と言われる人と暴言王。どちらかを大統領に選ばなければいけない事態にどうしてなってしまったのか。そこを考えないといけないかもしれません。銃規制や貧富の差などアメリカ国民にしかわからない事情というのが大いに絡んでいそうです。
だからこそ最後までしっかりと結果をみておかないと、リスクを背負う可能性もあるのが怖いところではありますが、バイナリーオプションで狙うならキッチリまって流れが出てから狙うのがいいでしょう。FXは少しリスクが高いかもしれません。どちらに触れるかハッキリ言ってわかりません。そこを有効利用して取引をしてみましょう。
カテゴリ:ニュース
2017年06月29日
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