福島沖地震がドル/円に与える影響は?リスク回避の動きに注目
11/22午前5時59分頃に地震が発生
東北、関東圏の方は津波への注意が必要です。特に福島、そして宮城県の方はご注意ください。「津波」と言う言葉で恐怖を思い出すのは私だけではないはずです。少しでも少ない被害を祈る所ではありますが、ドル高/円安で進んでいる円相場にも少なからず影響がありそうです。
災害は為替に与える影響は大きなもので、折角円安方向へ進んでいたドル/円の相場も、若干円高方向へ進むのではないかと考えられています。
福島沖の地震となると以前の、【東日本大震災】が思い出されるのですが、その時の為替の変化はなんと、「4円」もありました。東日本大震災の時はそれどころでは無かったと言う事もあります。
実際に東日本大震災時は、元々の円高の状況もありますが、1ドル77円台という記録的な円高になっています。
これを踏まえて考えたいのは、自然災害が日本に起こると、日本では円高になると言う事です。通常は為替の価値は下がるものなのですが、ドル/円ではなぜか円の価値が上がります。
他の為替と違ってややこしい部分ではありますが、世界で何か起こる(特にアメリカ)と円買いが行われるのは事実なのです。
又、それが日本に起こった災害であっても該当し、円買いが進み円高傾向の流れが出来るでしょう。
東日本大震災と今回の地震の違い
※画像はYAHOO災害情報のものを利用させて頂いております。
現地の被害も心配ですが、為替取引をしているのなら、自分の資産の心配もしなくてはいけません。111円台の半ばまで円安は進んでいましたが、地震発生後110円台の半ばまで円高が進み、徐々に被害が分かるにつれて回復していきました。
津波の被害は地震発生から数時間続いていますので、まだまだ予断は許されない状況ではありますが、東日本大震災時の様な大きな被害は幸い、現在はみられていないと言う所が大きいです。
これは宮城や福島の人達のすごい所で、前回の教訓が確実に活かされていると言ってもいいのではないでしょうか。今回の地震も怖い所で、東日本の時は11日、今回は22日と数字が並ぶ日に起こっています。もう一つ有名なのは9.11で米ワールドトレードセンターへのテロ行為が行われた日でもあるのです。
あくまでオカルトではありますが、数字が並ぶ日というのは注意をしておいたほうがいいのかもしれません。
今後の為替の動きはどうなるか?
津波の影響がどれほどあるのかにもよりますが、地震の大きさにしては被害の報告が、少ないと言う事もあり、円高は止まり円安方向へ動き出すのではないかと考えられます。ちなみに今回、何かと東日本大震災の話題を出したのですが、5年以上たってこの地震は「余震」だそうです。
今更と思うかもしれませんが、90年以上前の関東大震災の余震も続いているそうなので、おかしな話ではありません。大きな地震がもたらす地盤の動きというのは改めてすごいものなんだなと思います。
為替の動きとは少し脇道にそれたお話になってしまいましたが、今後もまた余震が来る可能性もありますので、東北、関東在住の方は十分にお気をつけください。そして、為替取引をしている方は、値動きにも十分に注意しておきましょう。
※利用画像につきましてはYAHOO災害情報のものを利用させて頂いております。
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カテゴリ:ニュース
2019年05月31日
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