稼ぐ為に注目しておきたい2月前半の経済指標と為替の動き
▼目次
- ・トランプ大統領が就任して2月も注目の米ドル
- ・【狙い目】注目の2月前半の経済指標
- ・2/1 24:00 米1月 ADP雇用統計 [前月比]・ISM製造業景況指数
- ・2/1 28:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
- ・2/3 22:30 米1月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]、1月失業率
- ・2/7 12:30 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
- ・2/9 05:00ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
- ・2/10 22:30カナダ失業率 新規雇用者数
- ・2/13 8:50 日四半期実質国内総生産(GDP速報値)【前期比】【年率換算】
- ・2/14 19:00 10-12月期 四半期域内総生産(GDP、改定値) [前期比]
- ・2/15 22:30 米1月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 1月 小売売上高 [前月比]
- ・2月の前半のチャンスを活かすには?
- ・貴方はどっち?チャンスを活かす人こそ利益を得る事ができる
トランプ大統領が就任して2月も注目の米ドル
明らかにアメリカ大統領官邸から不穏な空気がただよってきていますが、トランプ大統領が政策を発表した際は、米国の株価が上昇して、ドル高になりました。これは少し疑問に思った現象だったのですが、皆さんはどうだったでしょうか。
政策内容は変わっておらず、保護主義色が強かったので、ドルの価値は下がると判断し予想を外したのですが、あの内容で米ドルの価値が上がった要因が現状ではよくわかりません。トランプの政策に期待出来る部分があったのでしょうか?このあたりの疑問はおいおい分かるとして、今注目したいのは、重要経済指標です。2月は重要な用心発言もありますが、ココは指標発表に絞って投資をしてみるのも戦略ではないかと思います。
【狙い目】注目の2月前半の経済指標
2月は28日と日数こそ少ないですが、注目の経済指標発表日はあります。指標の発表は多く、為替自体が全く動かないと言うことは無いと思うので注目していて損はないでしょう。大きな為替の動き(トレンド)を狙って取引をする事もできるでしょうし、短期の取引のメリットを十分に活かすことが利益に繋がるはずです。
それでは早速ですが、2月の注目指標を見ていきましょう。予想値の出ていないものは追記していく予定なのでご了承ください。
2/1 24:00 米1月 ADP雇用統計 [前月比]・ISM製造業景況指数
ADP雇用統計は、ADP(Automatic Data Processing社)が算出・公表する雇用に関する指標です。約50万社の顧客を対象に毎月雇用者数の動向を調査したもの。ADP雇用統計は、毎月の米雇用統計の非農業部門雇用者数に先駆けて発表される指標として注目される指標です。
ISM製造業景況指数は製造業の役350社にアンケートを行い発表されます。景気の転換がわかるとあり、こちらも重要指標となっています。
毎月発表があり、月一のチャンスとして人気のある指標ですが、注目度は高いです。
予想値 ADP雇用統計16.5万人 結果 24.6万人↑ ISM製造業景況指数55.0 結果 56.0↑
良い数値なら米ドルの価値が上昇(USD↑)
悪い数値なら米ドルの価値下落(USD↓)
指標発表後の為替の動きダイジェスト
指標発表前はの米ドル/円は1ドル113円台前半を推移していましたが、指標発表後に113.95円まで上昇。予想値よりも結果がよかった為に、大きな為替の動きが発生。
狙い通り、思惑通りの動きとなりました。
2/1 28:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
連邦公開市場委員会は連邦準備制度理事会(FRB)と言うアメリカの中央銀行にあたる組織が定期的に開く、金融政策の最高意思決定会合の事です。流通量が1番多いドルの金利や、経済政策の方針が決まるだけあり、各国の通貨も結果次第では連動して動きます。
上記のADP雇用統計と合わせて2/1日は注目しておくべき日と言って過言ではないです。昨年12月に利上げを行っているので、ここでは今後の利上げへの言及に注目。
予想値 0.75% 結果 0.75% 次回利上げへの言及なし
予想を上回ると米ドルの価値が上昇(USD↑)
予想通りの結果もしくは次回利上げへの言及が無い場合や、景気を懸念する発言があれば米ドルの価値下落(USD↓)
指標発表後の為替の動きダイジェスト
発表前に米株価下落により米ドル/円ではドル安傾向がありましたが、発表後にそれが加速した形になりました。昨年12月に利上げが行われていたので、利上げが行われない事に対してというよりも、次回利上げへの言及が全くと言っていいほど無かった事が米ドル安の大きな要因になりました。1ドル113.4円台から1時間ほどで112.9円台まで、大きく為替が変動しています。
予想通りの動きではありますが、次回利上げへの言及が全く無かったのは想定外で、予想よりも大きく動いた印象です。
2/3 22:30 米1月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]、1月失業率
米1月非農業部門雇用者数変化 [前月比]は米労働省労働統計局が発表する非農業部門に属する事業所の給与支払いの統計となります。アメリカの雇用情勢を知るのならこの指標は重要指標となります。
同日発表の失業率はその名の通り失業者のパーセンテージとなっていて、1月非農業部門雇用者数変化と合わせて見られることが多いですが、失業者の増減で為替が動く事もあるので、注目指標です。
予想値 米1月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]17.5万人 失業率4.7% 結果 22.7万人↑ 失業率4.8%
失業率はより低い方がいい数値となります。
予想を上回ると米ドルの価値上昇(USD↑)
予想を下回ると米ドルの価値下落(USD↓)
指標発表後の為替の動きダイジェスト
非農業部門雇用者が市場予想を大きく上回る22.7万人と予想通り上昇となりましたが、112円の半ばから113円台半ばまで一時的に上昇して、予想通りの動きとなったのではないでしょうか。ですが数値はよかったものの予想よりも動きはすくなかった印象です。この後に発表された平均賃金は前年比2.5%の上昇と予想値に届かず、こちらの指標の影響を受けて一時的な流れとなったようです。
2/7 12:30 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
オーストラリアの準備銀行の政策金利、経済政策の発表があります。米ドルほど世界的な影響力はないもののAUDへの影響は大きくあるので、狙い目と考える事は十分に可能です。
予想値 1.5%
予想よりも良い数値なら豪ドルの価値が上昇(AUD↑)
予想よりも悪い数値なら豪ドルの価値が下落(AUD↓)
2/9ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
ニュージランドの中央銀行、ニュージランド準備銀行の政策金利の発表です。隣国オーストラリアのAUDにも影響を与えるので、注目度は高め。
予想値 1.75%
政策金利自体は頻繁に変動はしませんが、変動した時の動きは大きいです。
予想よりも良い数値ならNZドルの価値が上昇(NZD↑)
予想よりも悪い数値ならNZドルの価値が下落(NZD↓)
2/10 22:30カナダ失業率 新規雇用者数
カナダの失業率、新規雇用者数共にカナダ統計局が月初めの金曜に発表。景気動向がわかると言われています。カナダドルへの影響が大きいですが、カナダはG7という事もあり数値次第では米ドルへ流れが飛び火する事もあるので注意が必要です。
予想値 未発表
失業率は数値が低いほど良い数値となります。
予想よりも良い数値ならカナダドルの価値が上昇(CAD↑)
予想よりも悪い数値ならカナダドルの価値が下落(CAD↓)
2/13 8:50 日四半期実質国内総生産(GDP速報値)【前期比】【年率換算】
内閣府から発表される国内で生産される物やサービスの総額。GDPの伸び率≒経済成長率と言ってもいい。「速報値」と「改定値」があるが注目がより集まるのは「速報値」である。
予想値 未発表
例外として、
※数値が良ければ他のリスク投資へ流れる事も考えられるので注意予想よりも良い数値なら円の価値が上昇(JPY↑)
予想よりも悪い数値なら円の価値は下落(JPY↓)
予想の詳細は「2/13 日本の重要指標が発表で米ドル/円にチャンス到来か?」
2/14 19:00 10-12月期 四半期域内総生産(GDP、改定値) [前期比]
欧州連合(EU)統計局が発表するユーロ域内総生産になります。速報値は既に1月の末に発表されているので、その改定値となります。こちらも英のユーロ脱退の影響を受けるのかどうかに注目はしておいてよさそうです。
予想値 未発表
予想よりも数値が良ければユーロの価値が上昇(EUR↑)
予想よりも数値が悪ければユーロの価値が下落(EUR↓)
2/15 22:30 米1月 消費者物価指数(CPI) [前月比] 1月 小売売上高 [前月比]
15日は米の重要指標発表が固まっています。特に消費者物価指数と小売売上高は注目しておかなければチャンスを逃す事になりそうです。
消費者物価指数は物価の動きを把握するための統計指標であり、国民の生活水準を表しているとも言えるのでアメリカのインフレ水準を見るにはもってこいです。
小売売上高、こちらはスーパーや百科店などの月間売上高について調査したものです。景気関連の経済指標と言っていいでしょう。
予想値 未発表
予想よりも数値が良ければ米ドルの価値が上昇(USD↑)
予想よりも数値が悪ければ米ドルの価値が下落(USD↓)
2月の前半のチャンスを活かすには?
チャンスがこれだけ転がっているのなら、しっかりと投資をして利益を得る為の準備をしておかなくてはなりません。バイナリーオプションでこのチャンスを狙うのならオススメの業者を2つ紹介しておきます。
長期も短期も狙えるハイローオーストラリアで取引をすれば問題は解決!?
短期と長期どちらも狙える業者で取引をすればどちらも狙う事は可能です。
特にハイローオーストラリアは、ペイアウト率も2.00倍と高く海外の業者の中でも出金が速いので、安心感もあります。
チャンスだからこそこういった業者で取引をしてみるのがいいのではないでしょうか。
予想出来るか不安な方はオプションビットのシグナルを使ってみては?
バイナリーオプション業者によっては自分で予測をしなくても、予想をしてくれるツールを備えている業者もあります。
詳しくは「オプションビット - Algobit(アルゴビット)の使い方」を見て頂くとわかりやすいと思いますが、便利です。オプションビットを利用して簡単に取引に参加してみてもいいかもしれませんね。
貴方はどっち?チャンスを活かす人こそ利益を得る事ができる。
無理な投資をするのではなく、動く可能性がある時をじっくりと狙って取引をする。これこそが投資で1番大事な事なのではないかと考える事もできます。重要な経済指標発表の日は数値の発表で為替が大きく動くと言う事もあり、多くの人が注目していますし、注目している人の数だけ動く可能性を秘めています。
しっかりと、そしてじっくりと狙える時に利益を得る事、上手いトレーダーはこういった所で利益を得ているのかもしれませんね。まずは準備から初めてみましょう。
カテゴリ:ニュース
2021年10月17日
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