北朝鮮情勢で株も為替も乱高下するのか?
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「ミサイル50発」は事実ではなかった?
ツイッターなどのSNSを中心に話題になった、4/25 AM5:00にミサイル50発発射の問題ですが、今の所事実ではありませんでした。ちなみに情報ソースは「ミヤネ屋」だったようで、ワイドショーの発信だったと考えると話題作りだったのかな?なんて疑問も湧いてきます。
しかしながら、ミサイル50発や朝5:00と言うのがデマであっても、「今までの平均として朝5時が多かった」「50発一気に撃つかもしれない」と言うのは実際にあり得ない話しではないですし、ミサイルの問題が無くなった訳ではないので注意しておきましょう。
と言うのも、現在北朝鮮は朝鮮人民軍が創建85周年となっており、それに伴って、核実験をしてその上でミサイルを飛ばすのではないかと言われています。もともとアメリカと北朝鮮の関係は悪化していて、現に金正恩は、「我々の核攻撃手段は今も 発射待機状態にある」と発言していて、タイミングとしては25~27日の間が危険と言われてもおかしくないです。
短距離ミサイルだったら、アメリカはそこまで文句を言わないでしょうし、ここまで好戦的ではないとも考えられます。アメリカが最も恐れているのはミサイル発射ではなく、長距離弾道ミサイル「ICBM」の完成である事が考えられていて、もし完成するとアメリカ本土が「核」で狙われる事になるからです。
その理由として注視しておきたいのは、「北朝鮮が米軍基地への攻撃や大陸間弾道ミサイル(ICBM)実験を行えば、米国が北朝鮮を攻撃する可能性がある」です。
上記の発言をしたのがヘイリー米国連大使と言う事もあり信憑性は高そうです。
アメリカは何が何でも「戦争」へ持っていきたいのではないかと考えてしまいそうですね。
為替の動きに注目してみよう
警戒は必要ですが、一時的に危機は去ったと思ってもいいのかもしれません。以前として北朝鮮とアメリカが衝突する可能性はありますが、為替の様子を見てみると、少し安心感も出るかもしれません。
緊張が高まって円高方向に進み、緊張が徐々に溶けて円安傾向になり元に戻る。しかしながらもし戦争となった場合、今回は日本の近くで戦争となる可能性もあるので、もしも戦争となってしまった場合、ドル安/円高に進むとは限りません。緊張が高まっている状態では円高になるとは思うのですが、そこからの動きを予想するのは難しそうです。
最悪を想定する事になりますが、そうなってしまった場合はしっかりと状況を判断して安全第一で余裕があれば為替の取引で狙ってみてもいいかもしれませんね。
まとめると
北朝鮮とアメリカの関係は一触即発の状況。
北朝鮮の動き次第では、即戦争になる可能性は十分にある。そうなるとドルの価値が下がるのは間違いなさそうです。しかしながら、日本も近隣であり当事者になる可能性が高いので、リスク回避の円高となるとは言えません。しっかりと状況を見て判断するようにしたほうがいいでしょう。
北朝鮮情勢が決して良い物ではありませんが、為替を見るとバイナリーオプションでは狙いをつけやすい為替相場になるかもしれません。せっかく怖い思いをするなら、少しはメリットも貰っておかないといけませんよね。
依然として、乱高下する可能性は十分に秘めているので注目をしていたほうがよさそうです。
カテゴリ:ニュース
2017年06月29日
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