米0.25%の利上げが意味する事は?為替への影響はどの程度?
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大方の予想通り6月のFOMCで利上げ発表
2017年の6月FOMCでの利上げは確実視されていましたが、大方の予想通りの利上げ発表となりました。利上げ自体は予想通りということでそこまで大きな為替の動きが無かったのは残念ではありますが、この利上げを受けて考えておきたいのは、アメリカの「年内資産圧縮開始」です。
米国の政策金利は2008年来の1%台に戻り、アメリカの金融緩和政策は緩和したた金融を引き締めるという最終局面に入ったと考えてもいいのではないかと思います。
というのもFRBが具体策を改定した「保有資産の圧縮」なのですが、これについては世界中のトレーダーにとっても馴染みの薄いものです。
簡単に言えば持っている資産を売却(手放す)する事なのですが、持っている量がとにかく多いのです。第一の段階は年内に開始されて、満期になった保有債権の再投資の見送り。
米国債180億ドル
モーゲージ担保証券(MBS)120億ドル
単純計算で約三ヶ月で300億ドルもの保有債権を減らす事が出来、また次の3ヶ月で600億ドルと試算されているようで、年間にすると最大で3000億ドルの資産圧縮を敢行するようです。
ここまでの保有資産の圧縮は今ままで無かったので、どういった動きを為替がするのか非常に興味深くなっています。
ですが、注目したいのは「そもそも3回の大規模購入を行ったアメリカがどれだけの債権をもっているのか」気になりませんか?
アメリカ政府が購入した債権は4兆5000億ドル(約500兆円)と言われています。3000億ドルも処理するのだからすぐに終わるかとおもいきや、リーマンショック前後まで戻そうとすると、非常に長い年月を要する事になります。
景気面について不安な点ももちろんあるのですが、そちらを明言していないのが少し気になる所です。特に、5月の米消費者物価指数(CPI)、5月米小売売上高の数値の弱さ、つまりはインフレ率がアメリカでも争点になるのではないかと考えられます。
ですが、ここまで具体的に保有資産の圧縮後の動きをシュミレーとして、明確に提示したという事は、発表されていない面で何か、確信が持てる点があるのではないかと考える事も可能です。
どちらにしても今まで体験した事の無い事態が起こるのは確実で、それによって為替に動きが出る可能性もあり、狙い目と言ってもいいのではないでしょうか。
短期的な為替の動きを狙うなら
いつ動きがあるかわからない場合は、動きをしっかりと見てから投資をするか、事前に予想をしてから投資をするかに別れます。FXなら長期的に狙うのも有りかもしれませんが、バイナリーオプションでは超短期の取引もあるので、動きに合わせた戦略を考える事も出来るでしょう。
1番は自分にあった取引をする事です。しかしながら、取引をして見ないと自分にあった物と言うのは中々わかり辛いものがあります。
そこで注目したいのが、無料で利用出来る「デモ口座」です。様々なタイプのデモがありますが、1番利用しやすいのは、「クイックデモ」でしょう。
口座開設不要、もちろん無料ですぐにデモが利用出来るので、まずはそちらでどういったものかを理解してから取引を開始するのも戦略的に有りではないかと思います。
長期も短期も狙えるオススメのバイナリーオプション業者を紹介しておきます。
長期も短期も狙えるハイローオーストラリアで取引をすれば問題は解決する
短期と長期どちらも狙える業者で取引をすればどちらも狙う事は可能です。
特にハイローオーストラリアは、ペイアウト率も2.00倍と高く海外の業者の中でも出金が速いので、安心感が他の業者とは段違いです。
チャンスだからこそこういった業者で取引をしてみると利益は多くなりそうですね。
自分で予想出来るか不安な方はオプションビットのシグナルを使ってみては?
バイナリーオプション業者によっては自分で予測をしなくても、予想をしてくれるツールを備えている業者もあります。それはアルゴビットやソーシャル取引ツールです!
詳しくは「オプションビット - Algobit(アルゴビット)の使い方」を見て頂くとわかりやすいと思いますが、便利です。オプションビットを利用して簡単にそして戦略的に取引に参加してみてもいいかもしれませんね。
世界が未体験の為替相場へ突入するのか?
アメリカのここまで大きな緩和政策はこれまで世界中が経験した事がありません。何よりも世界一の流通量を誇る米ドルというだけあって、動きがあれば世界を巻き込む可能性があります。
動く相場になる可能性は十分に考えられるので、しっかりと情報を集めましょう。ですが、期間を見ると長期的な問題になると思われます。こういった流れが根底にあると言う事を頭にいれて取引をしておくと、不意に動いた時に理由が判明し易いです。
リスクとチャンスにしっかりと反応出来るように準備しておきましょう!
カテゴリ:ニュース
2019年09月11日
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