スイスフランが歴史的大暴騰!FXで大損トレーダーが続出!
歴史的大暴騰を見せたスイスフラン
1月15日、スイス国立銀行(中央銀行)が政策金利を-0.75%に引き下げることを発表。これに加えて自国通貨スイスフランの上昇を抑えるために対ユーロで設けていた1ユーロ=1.20スイスフランの上限を撤廃。
2011年9月以降3年も続いた政策でしたが、フラン高を抑えるために行っていた無制限の為替介入が終わりを迎えることになりました。簡単に言えば、スイスフラン高を進ませないために設定していた、ユーロ/スイスフランの防衛ラインの撤廃したという事です。中央銀行が「これからも継続して相場維持する」と言った二日後にこの発表なので、この展開を予想していた方は少なかったのではないでしょうか。
これまでは1ユーロ=1.20スイスフランを維持するために中央銀行が政策を取っており、1.20を割り込むと為替介入を行っていたため投資家は安心してユーロ/スイスフランを買っていましたが、その上限が撤廃された事によりスイスフランが急騰。
ユーロ/スイスフランは勿論、様々な通貨や株価にも大きな変動を起こしています。
ユーロ/スイスフラン
スイスフラン/円
ドル/スイスフラン
ポンド/スイスフラン
ユーロフランを筆頭に大きな変動が起こったわけですが、ブルームバーグがまとめたデータによれば、フランの対ユーロ相場は日本時間午後7時の段階で前日比30%高の1ユーロ=0.92フラン。一時は0.8517フランまで上げ、過去最高値を記録した事を各メディアで取り上げられていました。
スイスフランの影響で大損するトレーダーが続出
バイナリーオプション取引の場合は元割れする心配はありませんが、FXなどでレバレッジを使い取引を行っていたトレーダーの中には、大きな損額を被ったトレーダーも多いとの事。
EUR CHF 1.20 → 0.89
USD CHF 1.02 → 0.89
わずか数分の出来事である。
スイ円 132円 +15%
大体これぐらいだなw
こら死人が出るわwレバ20でも即死だぞ、これw
20枚売りました
さようなら
口座0円
-290万円
どうしよ
たったの2日で去年の利益+原資が消えて
口座残高-420万と去年の税金です。
もうやめますさようなら
2000万以上儲かったわ
全財産飛んだ
終わった
-9200万とか手取り18万の俺絶対払えんぞ
ふざけんなよ
18の頃からコツコツ貯めてきた300万が一瞬で1500万の追証って
絶対はらわねえからな
車売ってアパート出てホームレスか
amazonギフト券でもなんでもいいからお金恵んでください
2000万ふっ飛ばして更に追証3000万だって。
FXとか色々教えたの俺なんだよな。どうしよう、
出前の寿司が喉を通らねえ。
もう、お前らとは違う世界の住人になっちまったよ
一瞬で蜘蛛の糸すらない地獄にワープした、死神が来た
今は身体こそ娑婆にいるが、魂はすでに地獄の世界にいる
身体もしばらくすれば死神に招待されるんだ
死神が魂のロウソクを笑顔で見つめてる、奴が吹いたら火は消える
この影響って、何ヶ月、何年続くんだろ。
逆に大きな利益を得た投資家も勿論いますが、FXの場合は投資金がゼロになるだけではなく、一瞬にして多額の借金を背負うのと同じわけですから、中には追証(追加証拠金)が支払えないという書き込みも多かったです。損額の書き込みが数百万、数千万単位なので正直驚きを隠せません。
スイスフランショックの影響で為替業者が破綻
さらに、今回スイスフランの影響を受けたのは投資家だけではない。
影響は大手銀行にも及んでおり、英銀バークレイズは、数千万ドルの損失を被る恐れがあると言われている。また、個人向けブローカーのアルパリUKは16日、顧客の損失を肩代わりせざる得ない状況になったとして破産を申請。
お客様各位
平素よりアルパリジャパンをご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
下記のとおり、本日1月16日付けで当社の親会社およびカバー先であるアルパリUKより以下のアナウンスがございましたことをお伝えいたします。「スイス国立銀行が対ユーロでの上限を撤廃したことにより、スイスフラン関連の通貨ペアを中心に相場が大きく変動、また流動性の低下が生じました。
その影響により多くのお客様が有効証拠金を上回る損失を被りました。お客様が損失をカバーできない場合、当社に引き継がれます。 その結果、アルパリ(UK) Limitedは本日(2015年1月16日)をもって破綻致します。お客様の資産はFCAの規定に基づき引き続き当社の資産とは分別して管理されております。アルパリUK、「重要なお知らせ」より
ニュージーランドの為替ディーラー、グローバル・ブローカーズNZも、巨額の損失を負って閉鎖に追い込まれたとの事ですが、すべての為替業者が損失を被った訳ではありません。しかし、大手為替業者が大打撃を受けているため、これから破綻する業者が増えてきてもおかしくはない状態という事です。
追証のない投資で借金リスクを回避!
投資の魅力は運用次第で自分の資金が増えることにありますが、資金が増えるメリットだけではなく、資金を失うデメリットも存在することを忘れてはいけません。特にFXのような他人資本を用いて取引を行う場合はそのリスクも大きくなり、最悪の場合は追証言う名の借金を背負います。
特に今回のスイスフランショックがいい例で、「自分に限っては大丈夫」「最悪の場合でもロスカットがあるから簡単に借金を背負うことはない」と高を括っていた結果、多額の追証を背負った投資家も少なくありません。
そこで考えなければならないのが、万が一の場合のリスク面です。正直、ここを軽視する方は投資を行う資格がないと言っても過言ではなく、情報社会な現代ではプロの投資家も個人の投資家も得られる情報力の差は収縮しています。
つまり、得られる情報に大きな差がない以上勝率を左右しているのはリスク管理という事。投資は行った瞬間からリスクは本人に帰属しますので、資金管理、リスク管理が出来ていない投資家は低リスクの投資から始めるべきと言えるでしょう。
そこでFXのよう高いリスクでない事で注目されている投資がバイナリーオプション取引。
バイナリーオプションはリスク管理に対する知識、投資に対する知識が乏しい方でも安心して取引できるとされている投資です。1度の取引は数分で終わるものが多く、掛け金以上の損失が出ないため追証を背負うこともありませんので、リスク管理が非常に簡単に行うことが出来ます。
また、FXのように利益額や損失額が値動きの幅に影響されることもなく、基本的に1pipsの値動きでも一定の利益を得る事が可能で、スイスフランショックのような想定外の値動きでも大きな損失を被ることはありません。※バイナリーオプションの詳しい解説は下記バナーよりご確認頂けます。
投資を始めてみたいけど大損するリスクや借金を背負うリスクは回避したい。今ある資金だけで資金運用を行ってみたいという方は、低リスクで始められるバイナリーオプションから始めては如何でしょうか。
バイナリーオプションとFXのリスク管理の違いについては「バイナリーオプションとFXの違いが分かれば道は見える!?」をご参考にしてください。
※追記※
スイスフランの次はギリシャのデフォルトが発生しています。どちらもユーロ圏で関連性がないとはいい切れないので興味のある方はご一緒に「ギリシャ デフォルトまで秒読み。悪夢の銀行業務停止」もお読みになられる事をおすすめします。一つの出来事で為替の混乱に拍車がかかります。突発的な出来事を回避するのは難しいので事前にわかるものはしっかりとチェックしておきましょう!
更には中国株安からなる、世界株安も発生する可能性がありそうです。「ギリシャよりも悪影響。中国株価の下落の要因とその影響」で詳しく書かせて頂いているのでよろしければそちらもどうぞ。株価まで暴落を起こしてしまうと長期的な狙いには怖いものもありますね。世界株安と言った経済不安になった時どうしたらいいのか、不安が残りますが、バイナリーオプション、FXどちらも使い方さえ間違えなければ大きな利益が出る可能性も十分にあるので狙ってみたい方は狙ってみるのもいいかもしれませんね。
TPPも大筋合意となりました。TPPによる為替の変動はあるのか、TPPに参加するかどうかを決めていた頃の記事なので現状どうなっているのか「TPPがもたらす為替への影響は?バイナリーオプションで狙おう!」と比べてみてもらえるとおもしろいかもしれません。徐々に内容も出てきているのでTPPに関しての追記は続けています。
イギリスのEU離脱決定時の2ちゃんねるの反応ともに少し説明もしています。「ポンドの大幅下落、その時2ちゃんねるの反応は?そして大損へ」大きな為替の動きはそれだけ世界経済にとってマイナス、もしくはプラスになるという事を知っておかなくてはいけません。
私的見解も多々含まれているかとは思いますがよろしければどうぞ!
カテゴリ:ニュース
2018年05月16日
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