【狙い目】7/12のイエレン(FRB)議長、発言は要注意
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雇用統計の内容次第では大きな動きがあるか?
アメリカの雇用統計は重要な経済指標だと言う事は、知っている方も多いかと思いますが、今回の雇用統計の数値は非常に重要で、特に景気面、インフレ率と言った所に注目が集まっている所を考えると、大きな動きが想定される為替相場になりそうです。
注目されているのは、前回行った利上げを行ったわけですが、全ての指標が決してよかったわけではありません。物価の上昇を表しているインフレ率の数値は想定よりも低く、今は数値に反映されていないだけで、後から数字はついてくると言った形で、少し強引に利上げを行いました。
雇用統計でインフレ率が図れるわけではありませんが、景気とインフレ率に全く関わりが無いわけではありませんし、そもそも重要指標とされる米雇用統計なので、大きな為替の動きとなる可能性は十分にあります。
事前情報として、雇用統計の2営業日前に発表され、米雇用統計の先行指標として注目されている、【ADP雇用統計】では、予想値18.5万人、発表値15.8万人と想定以上に開きのある結果になり、ドル高/円安で進んでいた為替相場は、一端失速する形となりました。
雇用統計の重要度はADP雇用統計よりも大きいので、先行指標として考えるのならば、雇用統計の指標が良い数値であるとは思えません。
ですが、それでは先日具体案が発表された、FRBの資産圧縮がいつ始まるのかの見通しがつかなくなってしまいます。
となると、雇用統計後の7/12のイエレン議長の発言後の為替の動きは一体どういうものが想定出来るのかを考え、予想してみましょう。
イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言後の為替の動きは?
発言はあくまでも予想と言うことを念頭においてもらいたいのですが、今回の発言内容は良い物であるとは思えません。特に注目したいのは、上記でも少しお話している「米物価の見通し」です。
インフレ率の上昇傾向が見られていないのは、米消費者物価指数を見てもあきらかで、FRBの資産圧縮策の着手時期にも影響するのは明らかです。
先日公表されたFOMC議事要旨でも、いつ資産圧縮を開始するかの意見が割れているようなので、ここに何らかの発言があれば、為替は大きく動くでしょう。
アナリストの間でも、資産圧縮開始は【2~3ヶ月以内】と【年内遅く】とに意見が別れています。これは政策金利上げにも影響してくると思われ、年内の利上げは残り1回と見られていますが、早期に資産圧縮開始となれば、早期利上げも考えらますし米ドルの価値は上昇しそうです。
逆に年内遅くとなると、利上げ時期が遅れるどころか想定通りに後1回行われるかどうかもわからなくなりリスクが高まるため米ドルの価値は下がる事が想定されます。
7/12 23:00 米イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
予想値 無し 発言の内容次第では大きな為替の動き
注目ポイントは米物価の見通し。もしくは資産圧縮の開始時期の明言があれば大きな為替の動きとなる可能性↑。
年内の利上げは残り1回と見られていますが、早期に資産圧縮開始となれば、早期利上げも考えらますし米ドルの価値は上昇↑
逆に年内遅くとなると、利上げ時期が遅れるどころか想定通りに後1回行われるかどうかもわからなくなりリスクが高まるため米ドルの価値は↓
年内の利上げ回数は1回と見られていますが、その内容大幅変更になれば根本から今後の米ドルの動きは考え直さないといけなくなるかもしれません。早期利上げがの明言があれば、年内の利上げ回数が増える可能性もあるので米ドルの価値↑も予想されますが、物価上昇の遅れを考えると資産圧縮開始時期も年末になりそうか。
不安な方は動いた後で投資をしてみては?
予想は必ずとも当たるとは限りません。そんな方は為替が動き出したのを見てから投資をしてみてはいかがでしょうか。バイナリーオプション業者の中には、短期の取引が出来る業者もあるので、興味のある方はまずはどんな業者か、覗いてみてください。
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雇用状態は回復して株価も高いのに、物価が上がらない米国と日本
アメリカの雇用状態は一時期に比べると著しく回復し、更に改善されているように思えます。株価も著しく上昇しています。
日本も経済状況は改善しているのですが、アメリカと同じく物価が上がりません。一度大きく経済状況を崩すと、物価は上がりにくくなるのかもしれませんね。今後の日本の政策のモデルケースになるやもしれない今後のアメリカの動きには注目しなくてはなりません。
消費者も貯蓄へと回す傾向があるでしょうし、経済が回復傾向でもインフレ率が上がらないというのも納得のいく話しです。
しかしながら、これまでの傾向で考えると経済の回復にともなって物価の上昇は見られるので、楽観視せずに何がリスクなのかをしっかりと判断して少しでも多くの利益を目指しましょう。
カテゴリ:ニュース
2021年10月17日
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