指標から見る経済!イギリスはこのままEUを離脱していいのか?
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最近の経済指標を見て思うイギリスの景況感
一時期の独立での動きはどこへやら、現在のイギリスを覆う景況感は「悪化」していると考えるのが普通です。大きく崩れると言う事は無いでしょうが、EU離脱のメリットは一時的なもので、今後は恒久的な経済力の低下も予想されるのではないでしょうか。
もちろんあくまで予想ではあるのですが、為替の動きを追うのなら頭の中に入れておいて損になることはないでしょう。
EU離脱後間違いなくイギリスの景気は鈍ってきていて、このまま進むようでは間違いなくイギリスの経済は潰れてしまうと考えられています。直近の指標結果を見てみましょう。
7月前半のイギリス重要経済指標発表
7/3 (英)製造業購買担当者景気指数(PMI) 6月 予想値 56.3 発表値 54.3
7/4 (英)建設業購買担当者景気指数(PMI) 6月 予想値 55.0 発表値 54.8
7/5 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 6月 予想値 53.5 発表値 53.4
7/7 (英)鉱工業生産指数 前月比 予想値 0.4% 発表値 -0.1%
7/7 (英)製造業生産指数 前月比 予想値 0.5% 発表値 -0.2%
7/11 (英)英小売連合(BRC)小売売上高調査 前年同月比 6月 予想値 0.8% 発表値 1.2%
2017年の7月前半に発表された重要度が高めの指標を抜粋したもになるのですが、発表値が予想値を上回るものが異様に少ないです。分りやすいように、「赤」が予想値よりも発表値が悪かったもの、「青」が予想値よりも発表値が良かったものとさせて頂いておりますが、【良くない】というのがひと目でわかりますね。
まだこういった状態が継続されているわけではありませんが、EU離脱が現実的な問題になった以上、イギリスのロンドンから支社を引き払う業者も出てくるでしょう。
金融の中心でEU域内では非常に利便性がよかったロンドンなのですが、EUで無いのなら話しは別です。イギリス内部からも景況感の悪化を訴える声が出てきており、特に「銀行、生保業」で悲観的な見方が多くなっているようです
EUの加盟国である利便性(メリット)をおさらい
EUの最大のメリット(国益で見ると)は「関税の掛からない物流」です。加盟国内の安全基準は統一されているので、EU域内なら移動、流通は自由となるのです。これにより、一説では「隣国への輸出が500%増加する」とも言われるくらいの経済効果があるので、離脱が決定したことにより、FTA(自由貿易協定)を新たに結ばなくてはいけなくなり、その協定がEU加盟時と同等なものになるはずがないからです。
同じ条件でFTAが結べるのなら、どの国も移民問題を抱えている為に離脱し、EUは解体されるでしょう。
昨今の経済指標をみる限り、ただでさえ落ち込みつつある経済が、更に悪化する可能性も十分に有り得ます。
英ポンド安の警戒
今後、長期的に見て、現状ではポンド安の警戒を怠らないようにしておきましょう。7月後半の指標で、上向きの指標もあるでしょうが、リスクもあるというのを覚えておきましょう。数字だけで判断するのは駄目だというのは分かっているので、あくまで考え方の一つとして頭の中に入れておいてください。
EUとの交渉次第では更に、値を動かす可能性は十分にあり、特に「関税関係」の内容は注視しておいたほうがいいのではないかと考えます。
大きく為替が動いた時こそ為替投資では狙い目となるのではないかと思います。おすすめの業者を紹介しておきます。
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為替の動きが大きくなればなるほど狙い目になるのは事実です。ですが、時期をキッチリと予想するのは現段階では難しいので、準備して備えておくのはいいかもしれませんね。
イギリスの今後の景況感は?
イギリスの場合は与党は先日の選挙で惨敗して議席を失ってしまい、ハッキリ言って大きな改革はし難い状況です。その上で景況感も良くないとなると、改善策が見つからないと言うのも無理は無いのではないかと思います。
しかしながら、外交が上手い印象のイギリスですので、なんやかんやと条件の良い条約を結びそうではありますが、注目しておいて損は無い、これからの動きではないかと考えます。
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カテゴリ:ニュース
2019年09月11日
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