何故ミサイルが飛んで来た日本の「円」が買われるのか？
▼目次
どう考えてもリスクがあるように感じる円
最近の為替の動きを見ていて、不思議なのは、何故ミサイルが領空を通過したのに、円の価値が上がるのか？ではないでしょうか。
投資家は基本的にリスクが大嫌いで、リスク回避の行動を優先して取ります。
しかしながら、最近はリスク回避の円高が起こる事が多く、日本にリスクがある場合でも、円の信用は落ちずに円高傾向になると考えられる事もありますが、別の考え方もある事を知っておきましょう。
今回の場合は特に不思議で、米軍基地もあり、距離的にはアメリカよりも日本にミサイルが飛んできてもおかしくはありませんが、あくまで敵対しているのは、アメリカと北朝鮮と言うことも影響はしているかと思います。
流石に有事の円高は、聞き飽きた感はありますが、日本が当事国でも起こる事には驚きを隠せません。しかしながら、以前にも同様の事は起こっているのです。
1993年の北朝鮮のミサイル発射
2008年のリーマン・ショック
2011年の東日本大震災
2016年の英国の欧州連合離脱
これだけを見ると、どんなタイミングでもリスクある動きと考えられれば「円買い」の動きがあると考えておいていいのかもしれません。
円高傾向は続くのか？
1番気になるのは円高傾向は続くのか？と言う疑問でしょうが、基本的にはトランプ大統領次第な面があるのではないかと思います。
というのも、どちらかというと対話での解決に向かわせたいと言う思いがトランプ大統領の行動からはにじみ出ているので、一時的なものと考えていいのではないでしょうか。
例外として、継続して北朝鮮からのミサイル発射実験が行われた場合、円買いが加速する可能性があります。
もちろん、円高やドル安への動きはこれだけではありませんが、傾向の一つとして考えておくと便利でいいのではないでしょうか。
「疑問」 当事者である日本の通貨が安全な理由は？
あくまで、一説ですが、決して安全だからというわけではなく、ミサイルで被害が出た場合、日本政府がどういった対応をするのか？を考えた上で為替は動いているという話しです。
有事の際は「日本は外貨を円に変えて対応する。」つまりは、円を買う→円が上がると言った形ですね。何度も言いますが、あくまで一説です。
まとめると
円高のタイミングを見極める事が、もしも出来るのなら為替取引をする身としてはチャンスです。ミサイルが自分の頭上に降ってくる場合は、迅速に避難をしなくてはいけませんが、それ以外なら為替の動くタイミングとして考える事も可能です。
不謹慎と言われそうではあるのですが、動く相場を狙うのなら、しっかりと狙っておきましょう。
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カテゴリ：ニュース
2019年09月11日
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