1月12日の米消費者物価指数にはトレーダーの注目があつまる！

年明けは日本の株価が大きく上がるなど、いい傾向かな？と思っていた所だったのですが、ドルは大きく値を落としつつあります。しかしながら、経済指標や景況感が決して悪いというわけではなく、米国側の態度からドルが値を落としていると考える事も可能です。

※チャートはYahooファイナンス様のチャート画像を利用させて頂いております。

ドル売りの要因として考えられているのが、米国貿易赤字の拡大が要因と思われます。それに伴って、貿易不均衡是正と、ドルを安くするというよりも、これ以上のドル高を容認する訳ではないと言う発言があった事による米ドル売りが大きく入ったのではないかと考えられています。

この流れに逆らうには、大きな流れが必要で、12日に発表される重要指標、米消費者物価指数から見る「インフレ率」は非常に重要になってくるのではないかと考えられます。

状況次第ではありますが、同日には「小売売上高」も発表される事もあり、為替が大きく動く可能性が十分に考えられるので、狙い目として注目してみましょう。

▼目次

「米　消費者物価指数」「米　小売売上高」の予想値と発表値に着目

早速指標の方を見てみたいのですが、注目したいのは「予想値」です。発表前からポジションを取るのもいいのですが、せっかくバイナリーオプションで取引するのなら、短期のオプションを利用して、結果が発表されてから取引をするのもいいのではないかと思います。

まずは予想値を見ていきましょう。

基本的には予想値と発表値の「差」が大きければ大きいほど為替は動きます。トレーダーはそれだけリスクを恐れる傾向があるのをしっかりと覚えておきましょう。

指標発表前に確認しておきたいのは？

指標発表前に確認して置きたい事は、それまでの為替の流れ（トレンド）です。それによって動きも変わりますし、動き方の大小も変わってくるはずです。

今回は米国の経済指標なので、米ドルが絡んだ通貨ペアでの取引になるでしょうが、通貨ペア相手の国内の経済状況であったり、指標なども無関係ではないので、注視しておきましょう。

米国の米ドルは世界1位の流通量があるので、影響力が大なのは間違いありません。

更に、今回の指標発表では、インフレ率について最も重要な指標が発表されるので、内容には注意しておきましょう。イエレンFRB議長が「謎」とまで言っている物価が上がらない現象が解決される傾向になれば、アメリカの景気拡大はスピードを上げるでしょう。

こういった指標では、為替の流れであるトレンドが出来る可能性は十分にあり、短期の取引なら、指標の発表後に流れを確認してからでも、十分に、そのトレンドに間に合うので狙い目と言ってしまってもいいでしょう。

取引を行わないにしても注目しておいて良い指標ではないでしょうか。

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