月末の1/31は　米ドルの重要指標発表が狙い目か？

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ドル高？ドル安？流れが変わりやすい状況

アメリカのトランプ大統領が以前に発言した、「ドル安容認」発言を、すぐに撤回した事は、やはり想定外でしたね。トランプ大統領になってから、大きく為替が動く事は少ないものの、発言に起因して動きがあるので、注視しておきたい所です。

今回の若干のドル高の経緯は、トランプ大統領「ドル安容認」→米財務長官の「ドル安容認」→トランプ大統領があわてて「ドル安容認否定」とドタバタしている感じはしますが、一定以上のドル安は容認出来ないということなのかもしれません。

となると、トランプ大統領は自分の発言でドルの価値をある程度調整していると言う事も考えられるのですが、パレスチナの問題の安易な表現を考えると、感情的な面も多いのではないかと考える事ができます。

これらの要因から考えるに、「発言内容を予想するのは難しい」と考える事も出来るのです。ただし、相手に煽られるとそれに対した反応を返してしまう面があるので、トランプ大統領に対しての発言に注目しておくと動くタイミングは掴めるのではないかと思います。

何故今この話をするのかと言いますと、直前になってトランプ大統領の発言で、また全体の流れが変わる可能性も十分に考えられるからです。

こんな時だからこそ、1/31の米指標に注目してみよう

ドル高の流れから転換している面もあるので、こういった時こそアメリカ経済指標に注目するべきでしょう。世界一の流通量があるので、影響力が大きくわかりやすいと言う面もありますが、チャンスと見るべきでしょう。

1/31の重要指標は「1月ADP雇用統計」です。同日に10-12月の四半期コスト指数、 米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）、終了後政策金利も発表されるので、合わせてみるのがいいかもしれませんね。早速ですが、まずは予想値を見てみましょう。

月末は狙い目が多いので注視するのがおすすめ

重要と言われる経済指標の一部は、月末に集まる傾向があるので、注意して見ておく事をおすすめします。ドル安容認から態度を一変したトランプ大統領を見ても、なかなかつかめないかもしれませんが、国のTOPが態度を変えた事で、少なくとも上値の重さは軽減されるのではないかと考えます。

あくまで、動きのあるチャンスと考えるべきなので、必ず投資をしなくてはいけないと言うわけではありません。基本的に為替が大きく動くのは、予想値と発表値に【差】がある時なので、発表された後に動きを見ながら投資をするのもいいでしょう。

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