米朝首脳会談後の為替の動きはどうなるのか?期待を込めて考えてみよう。
アメリカと北朝鮮が首脳会談をするなんて、少し前までは考えられなかった事で、戦争回避の期待感が持てる。ニュースだったのは間違いありません。
しかしながら、事前に行われたG7での世界の敵になるかのような、交渉はアメリカの経済を鈍化させることになるでしょう。
歴史的な出来事は華々しく、良いことですが、その影でしっかりと保守主義へと近づいているのがトランプ大統領の怖い所といえるのではないでしょうか。
▼目次
外交のいい結果よりも悪い結果がどうしても目立つ
米朝の首脳会談は合意文書を作成した所をみると上々だったのでしょう。
米朝首脳会談の直前に行われたG7での、アメリカの貿易への考え方が閉鎖的で、保護主義だと言われています。あくまでも米朝首脳会談は一部の地域での出来事であり、市場はG7でのトランプ大統領の振る舞いを重要視したと言ってもいいかもしれません。
日本にとっては隣国であり、重要な北朝鮮問題ですが、欧米にとっては対岸の火事であるのは、間違いなく ICBMが使えるようになったからアメリカが動いただけであって、本格的な北朝鮮への干渉や支援は、たとえ核施設を全て廃棄した所で、何も行われない可能性があります。
貿易赤字をあれだけ嫌うトランプ大統領が無償で支援などするはずがありませんし、廃棄した後の北朝鮮をどうするのかは大きな問題となりそうです。
しかしながら、為替の動きをみるのなら米朝首脳会談は、今回おまけとなってしまいそうで、あくまで対岸の火事ではない、アメリカとの貿易問題で露呈された、アメリカの保護主義への強いこだわりが注目されそうです。
G7で議論された内容はどういった事なのか?
非常に強い言い方をしてアメリカを咎めたG7(アメリカを除くとG6)が被害を被る事が考えられるのはアメリカのアルミ、鋼鉄への関税問題です。
G7のの中でも日本やドイツを中心とはしていますが、この関税について異を唱える国は多いのは当然です。自由貿易という面で自国の産業を守るというのは考えられますが、あまりにも保護主義が強すぎます。
そもそもアメリカは多額の貿易赤字を上げており、これらを正常化するのが目的でアメリカ車の販売促進を呼びかけたりと、一応の努力はしてきたようです。そもそも日本はアメリカからの車の輸入に、関税を掛けていないので売れないのは、車自体に問題があるのではないかとも考えられます。
少し話はそれてしまいましたが、G7ではアメリカへの糾弾となったのではないかと予想は簡単です。
しかしながら、ここまで[保護主義]的な考えが出てしまうと、今後のアメリカ経済への不安視が出てくるのも当然の流れです。
懸念される保護主義によるアメリカ経済の停滞
保護主義になったからと言って自国の経済が良くなるとは一概には言えません。
基本的にトランプ大統領は「稼ぎたい」と考えているのかもしれません。もちろんこんな単純な事では無いとは思いますが、会社経営から国の大統領になってもその本質は変わらず「稼ぎたい」のではないでしょうか。
だからこそ、国としての赤字を垂れ流しているように見える貿易赤字というのは許せないのかもしれません。しかしながら、これがある意味トランプ大統領の「保護主義」的な考えの原点となっているような気もします。
ですが、これは「世界貿易の秩序全体を破壊」する可能性もあると言う事も知っておきましょう。
今や多くの企業はグローバル化しています。しかしながら、グローバル化する事で様々な技術が世界各国に分散して、アメリカの技術的な優位が保てなくなってきてしまった。
そしてそれは、軍需面でも同じなのではないでしょうか。強いアメリカを維持する為にも、保護主義を用いて、内需を高めようとしているのかもしれません。
保護主義的な要素がこのまま強ければ円高
せっかくの景況感の良さで、ドル高円安の雰囲気もありましたが、このまま保護主義的な面をアメリカが強めると、ドルの価値が下がると言うよりも、「リスク回避に投資家が動き円高へ動く可能性」が高くなります。
ですが、トランプ大統領のやり方を見ると、最初に無理を言って譲歩案を引き出す形をとっているので、何らかの終着点は出るのでは無いでしょうか。
しかしながら、今回のG7を見るに特に欧州は「怒り」を顕にしている所から見ると、譲歩案には乗ってこずに、貿易戦争に突入するかもしれません。
ただし、あれだけ騒がれていた中国との貿易戦争も、いつのまにか折衷案のようなものが出たと言う噂もあるので、結局はトランプ大統領の思惑どおりになるのかもしれませんね。
今回の米朝首脳会談でも同じような事が言えるのではないでしょうか。今後の為替の動きには十分な注意をしておきましょう。
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カテゴリ:ニュース
2019年09月11日
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