6月末25日~30日は見逃せないアメリカ指標が盛り沢山?
▼目次
素朴な疑問と前置き 【W杯で為替は動くのか?】
サッカーワールドカップで世間は盛り上がっていますね。為替も盛り上がるポイントは6月末にちゃんとあるので安心してもらっていいのですが、素朴な疑問としてサッカーワールドカップで為替が動くのか、疑問に思ったので前置きにはなりますが、今が動く相場の時期なのかを考えつつ御覧ください。
ワールドカップの経済効果は約3兆円前後だと言われています。
もちろんこれは開催される年の効果ではなく、開催が決まり、新しいスタジアムを立てたりを含めての経済効果です。
これが大きな効果かどうかを考えた時に、思ったよりも微妙に感じるかもしれませんが、ロシアの場合は国全体のGDPで考えると0.2~0.3%くらいと微々たるものに感じてしまいます。
これは経済規模の違いがるので、小国で行われるのならその規模は非常に大きなものとなるはずです。
経済状況が良くなることによって開催国の為替の価値は高くなり、為替が動く事はあるのではないかと思います。
しかしながら、ワールドカップがあったからと言って直接的な影響が為替にあるわけでは無いようです。
ちなみに株価には影響があるようです。
この辺りがおもしろい所ですね。
それと優勝国の景況感は良くなるという面もあるようです。
テレビでの観戦はオリンピックを超えると言われていて世界中が見ているという点がいい影響を与えるのかもしれませんね。
前置きが長くなってしまいましたが、6/25から1週間のアメリカの注目指標を見ていきましょう。
アメリカ注目指標
■6/25 23:00 米 5月 新築住宅販売件数
▼[年率換算件数] 予想値 66.9万人
▼[前月比] 予想値 1.0%
◎予想値がメルマガ作成時に出ておりませんでしたので、事前に確認をお願いします。
★予想値を結果値が上回れば米ドルの価値が上がるUSD↑
★予想値を結果値が下回れば米ドルの価値が下がるUSD↓
○景気変動に対して最も先行性が高いと言われる指標のひとつ。家を買うということはそれだけ景況感が良くないと決断は出来ませんよね。将来的な住宅建築状況を表すもの。
■ 6/28 21:30 米 1-3月期 四半期実質国内総生産
▼(GDP、確定値) [前期比年率] 予想値 2.2%
◎予想値がメルマガ作成時に出ておりませんでしたので、事前に確認をお願いします。
★予想値を結果値が上回れば米ドルの価値が上がるUSD↑
★予想値を結果値が下回れば米ドルの価値が下がるUSD↓
○GDP=経済成長率です。
速報値の方が重要性は高いですが、確定値は最終決定ということもあり実際のGDPを知るのには重要。増減がある事が多いので、増減の理由を知る事も大事です。
■ 6/29 21:30 米 5月 個人消費支出
▼(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比] 予想値 0.4%
▼(PCE) [前月比] 予想値 0.4%
◎予想値がメルマガ作成時に出ておりませんでしたので、事前に確認をお願いします。
★予想値を結果値が上回れば米ドルの価値が上がるUSD↑
★予想値を結果値が下回れば米ドルの価値が下がるUSD↓
○米国の個人所得と個人消費について調査した景気関連の経済指標。個人支出が多くなると収入も増え雇用も良好と考える事が出来るので景況感を見るには良い指標といえるでしょう。
アメリカ指標に今注目するのは何故か?
トランプ大統領の発言の影響もあり、米ドルの動きが読み難くなっているからです。
だからこそ、経済指標のような決まった日、決まった時間に為替が動くのは非常に重要なのではないかと思います。
いきなりの発言では投資をする準備はできませんが、日が決まっていて、発表される時間がわかるからこそ事前に準備が出来るのです。
そして、思い通りの展開にならなければ次の指標を待つという選択肢もあります。
重要な指標は月に数回ありますし、狙いは米指標ではありますが、EUの指標が得意ならそちらを狙うべきでしょう。
このチャンスに、しっかりと準備をして、【利益】を狙ってみてください。
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カテゴリ:ニュース
2019年09月11日
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