リスクを抑えて勝ちにいく!バイナリーオプションの低倍戦略とは
投資にとってリスクは欠かすことができません。
しかしリターンを得るにはリスクを許容すること、受け入れることも重要です。
バイナリーオプションのメリットといえるのは、リスクを限定できるという点ですが、そのうえで最大限のパフォーマンスを得ることが理想的な戦略となります。
そこで有効となるのが「低倍戦略」です。
国内バイナリーオプションでは有名になった戦略ですが、実は海外バイナリーオプション業者でも通用する戦略となります。
今回は「低倍戦略」をどのように海外でも活かすことができるのか?国内バイナリーオプションでの「低倍戦略」も含め詳しく解説していきたいと思います。
もくじ
バイナリーオプションの低倍戦略とはコツコツとヒットを積み重ねること
低倍戦略とは、ローリターンであっても堅実なローリスクの取引を行うことを徹底し、圧倒的に勝率を高めようとするものです。
野球で例えるなら大きなホームランを狙うよりも、コツコツとヒットを積み重ねるということになるでしょう。
一般的にパワーヒッターは三振も多く打率を大きく上げることは難しくなりますが、アベレージヒッターは大きなホームランは少なくても高い打率を残します。
このほど引退を発表したメジャーリーグのイチロー選手はまさにアベレージヒッターの代表のような選手で、安定した打率を確実に残した優秀な選手です。
低倍戦略とはまさにイチロー選手のような洗練された、コツコツとヒットを積み重ねるようなトレードを目指す戦略といってもよいでしょう。
国内バイナリーオプション業者での低倍戦略
まずは国内バイナリーオプションにて、どのように取引をすれば低倍戦略を取ることが出来るのかをご紹介します。
ご存知の方もいるかもしれませんが、バイナリーオプションの国内業者における取引ルールは開始時刻から満期となる判定時刻までが2時間以上と定められているということが前提となっており、満期の2分前までの購入が可能です。
複数の目標レートのなかからひとつを選択し、満期時に目標レートの上か下のどちらに位置しているかということを予想して購入します。
現在のレートと目標レートの差が大きいほど予想が難しくなるため購入金額が安く設定されていますが、払い戻し金額は一律1,000円なのでペイアウト率が高いということになり、すなわちハイリターンの高倍戦略となります。
逆に現在のレートと近い目標レートの場合、予想の難度は下がりますが、ペイアウト率も低くローリターンの低倍戦略となります。
また満期までの残り時間が少ないほど、予想もしやすくなりペイアウト率もより低くなり、さらに満期まで待たなくても、途中でポジションを解消し損益を確定させる「転売」という機能を使用することが可能な業者もあるのではないでしょうか。
転売した場合、ペイアウト率は下がりますが、勝率の向上という点においては非常に効果的です。
このように「低倍戦略」とは目標レートと残り時間、転売など多方面において、ハイリターンを狙うことはせず、低倍ですが確実性の高い局面での取引をすることで勝率を向上させることを目的とした戦略となります。
低倍戦略を有名にしたバイナリートレーダーちゃんこ氏
バイナリーオプションの低倍戦略で億を稼ぎ出したトレーダーがいます。
その人こそ「ちゃんこ」氏で、ペイアウト率は低くても高い確率で勝てるポジションを取る戦略を武器としているバイナリーオプションの専業トレーダーです。
ヘッジファンドや為替ディーラーなどの職歴を経て、バイナリーオプションの取引によって資金を大幅に増やすことを実現しています。
「ちゃんこ」氏の得意とする低倍戦略は、ただ低倍であればよいというわけではなく、しっかりと分析を行って優位性の高い位置を見極めることが大きなポイントとなります。
例えばトレンド相場であった場合、順張りで買っておけば数十分後にはトレンド方向にレートが動いていることが多くなるでしょう。
あるいは、とても強いサポートやレジスタンスがあった場合、そのラインを超えることは難しいと判断して、ラインの上下で優位となるほうにポジションを取ることなども有効です。
10回の取引で9勝1負の優位性を持ってトレードした場合、800円程度の低倍でも利益になります。
勝ち:9×200円(1,000円-800円)=1,800円
負け:1×800円=800円
利益:1,800円-800円=1,000円
海外バイナリーオプション業者でも低倍戦略は使えるのか?
海外バイナリーオプション業者の場合、国内業者とは取引ルールが異なりペイアウト率は変動制ではないため、購入時点での低倍戦略はできません。
ただし転売機能を効果的に利用し、低倍になっても高勝率を確保するという戦略を取ることが可能です。
チャート分析を行い収支がプラスにある状況において、早めに転売を行うことで圧倒的な勝率を得ることを目指します。
例えば転売機能が利用できるハイローオーストラリアでは通常のハイロー取引のペイアウト率が1.88倍ですが、この場合10回の取引では6勝5敗以上を継続すれば利益となります。
転売を利用した低倍戦略で10回取引を行った場合の損益分岐点は以下の通りです。
ペイアウト率1.5倍:7勝3敗
ペイアウト率1.4~1.3倍: 8勝2敗
ペイアウト率1.2倍: 7勝3敗
このように低倍であっても優位性の高い取引で高い勝率を確保することができれば利益を残すことができるというわけです。
シンプルで自由度の高い海外業者は、多くのチャンスを得ることができることや、また確実に得意なパターンで勝負できることなどを考慮した場合、規制の多い国内業者よりも低倍戦略にも適しているといえるのではないでしょうか。
低倍戦略を成功させるための考え方
低倍戦略を成功させるためには、圧倒的な優位性を得ることと、高い勝率を確保することを目指す必要があります。
バイナリーオプションにおける海外業者の場合は上か下の2択なので、数分から数十分後にどちらの方向に動きやすいかということであれば、高度なチャート分析をすることで割り出すことは可能ではないでしょうか。
そのためには、分析に基づいた根拠のあるエントリーをする必要があります。
根拠のない取引を行っても、やればやるだけ勝率は50%に収束することになりますが、圧倒的な勝率を残すためには優位性の高い根拠に基づいた取引を継続して行わなければなりません。
そして鉄板となるパターンを身に付け、そのパターンが現れるまで待つことが重要な戦略となります。
勝てるかどうかわからないときには待つこと、そして勝てるときには躊躇しないことが成功のためには必要な考え方といえるでしょう。
海外バイナリーオプションで低倍戦略を実践紹介
それでは実際に低倍戦略で行った取引をご紹介いたします。
業者は転売機能が利用できる「ハイローオーストラリア」です。
まずはチャート分析からですが、エントリーできる通貨ペアを探してみるとGBP/USDの1時間足によい形が見られたので注目してみました。
日足では上目線、1時間足では下降トレンドからの転換の傾向が見られたので、戻りからの「HIGH」を狙います。
5分足で重要ラインを越えて押してきました。
1分足でしっかりと押した後にWボトムの形で反転が確認できたところを「HIGH」でエントリーです。
「ハイローオーストラリア」のHighLow15分でエントリーしています。
転売は満期の1分前までとなっているため、15分以上の取引を選択するとよいでしょう。
今回はペイアウト率1.6倍程度まで伸びてきたので転売で利益確保です。
決済時の1分足チャートがこちらです。
次のチャンスを待っていると、またGBP/USDでよい形が見られたのでエントリー準備に入ります。
1分足で高値を超えることができなかったうえ微妙に切り下げ、さらにトリプルトップという、最低でもライン近辺までは下げると見て「LOW」でエントリーです。
今回もペイアウト率1.5倍程度まで伸びてきたので転売で利益確保です。
決済時の1分足チャートがこちらです。
相場の状況から上がりやすいか下がりやすいかを判断して、思惑通りに進みペイアウト率が1.3~1.7倍で転売を行うことで利益を早々に確保するといった戦略です。
ただし勝率を高めることが絶対条件となるため、しっかりとしたチャート分析に基づいた優位性を持つことが必要ですが、低倍戦略が機能するとストレスのない取引が可能となります。
流石に、いきなり取引をするというのは難しいと思うので、まずは「デモ取引」を試してみてください。そこで実際に低倍戦略を試してみましょう。
「クイックデモ」があるハイローオーストラリアは、口座開設不要でデモを利用する事が出来るので、まずはそちらを利用して試してみてはいかがでしょうか。
ハイローオーストラリアのデモについては「ハイローオーストラリア - まずはデモ取引から始めよう!」で始め方なども解説しているので、ご一緒にどうぞ。
カテゴリ:ニュース
2019年03月29日
New Comment