米中貿易戦争の影響は?5月中旬の重要経済指標はこれだっ!
全国的に夏日も出てきている今日この頃ですが、熱くなっているのは気温だけではありません。
米中の貿易戦争も一度落ち着いたかと思いきや、また大きな火種となりそうな雰囲気があります。
第四次関税?報復関税?米中の貿易戦争
一度は歩みよろうとした米中ですが、調印の最終段階で米中関係の改善は難しくなってしまいました。
アメリカ側は25%の追加関税を決定、更に3000品に及ぶ中国からの輸入品に関税をかけるようです。それに対して中国は関税を25%に引き上げるという報復関税に出ています。
これはもう泥沼といえるのかもしれません。アメリカ側がどうしてこんなにも頭に来ているのかという点に焦点を当てると、アメリカのハイテク系産業では中国人、またはアメリカ国籍をとった中国人が多く働いていて、その従業員が退社した後、中国で企業して、アメリカのハイテク産業が作っていた物を中国で作成してしまいます。
あくまでも一例ではありますが、様々な事例が重なってアメリカの鬱憤が溜まっているとも考えられますし、大統領選を控えて、成し遂げた証が必要なのかもしれません。
中国との貿易摩擦は支持率の回復に「利用」されているのかもしれませんね。実際に、トランプ大統領の支持率は徐々に回復しているというのもある意味狙い通りなのかもしれません。
ただし、景況感が悪くなっているのは中国だけでは無いと言うのも覚えておかなくてはいきません。関税をかけているはずのアメリカにもダメージはありますし、中国へと部品などを供給している国もダメージを負います。
やらなければならない事ではありますが、世界経済がダメージを受けるということも知っておきましょう。
そんな中で、注目の経済指標を見ていきましょう。
注目の重要経済指標はこれだっ!
▼5/21 8:00~ 米 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
◎ 予想値 なし 発表内容に注目
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
アメリカFRB議長であるパウエル議長の発言があります。/p>
新たに中国への制裁も決まったばかりと言うこともあり、どういった発言が飛び出すのか注目しておくのがいいでしょう。具体的な発言なら、尚動きは大きくなるはずです。
▼5/22 27:00~ 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
◎ 予想値 なし 発表内容に注目
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
追加制裁発表後に行われるFOMCは初という事もあり注目度は高め。
FOMCの議事要旨は、今後のアメリカの経済政策がどういった動きを見せるのかを知るためにも重要な指標といえます。FOMC理事がアメリカ経済の動きに感じて強気なのか弱気なのかを知るにも良い指標といえるでしょう。
▼5/23 15:00~ ドイツ 1-3月期 四半期国内総生産
◎ (GDP、速報値) [前期比] 予想値 0.6%
◎ (GDP、速報値) [前年同月比] 予想値 0.7%
◎ (GDP、改定値、季調前) [前年同期比] 予想値 0.6%
★発表内容が良ければユーロの価値が上がるEUR↑
★発表内容が悪ければユーロの価値が下がるEUR↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
GDP≒経済成長率と言われています。
イギリスとの離脱問題も抱えていますし、景況感の悪化があれば、一気にユーロは動く可能性を秘めています。特にドイツは以前の指標で景況感の悪化も感じられているので、注意してみておく必要があるでしょう。
▼5/23 20:30~ EU 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
◎ 予想値 なし。発表内容に注目
★発表内容が良ければユーロの価値が上がるEUR↑
★発表内容が悪ければユーロの価値が下がるEUR↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
EUという組織自体に批判も集まりつつあるので、せめて経済的にはいい面を見せたい所です。
イギリスとの離脱問題も抱えていますし、景況感の悪化があれば、一気にユーロは動く可能性を秘めています。特にドイツは以前の指標で景況感の悪化も感じられているので、注意してみておく必要があるでしょう。
内容には要注目。
▼5/23 23:00~ 4月 新築住宅販売件数
◎ [年率換算件数] 予想値 67.5万件
◎ [前月比] 予想値 -2.5万件
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
景況感が良くなければ家のような大きな買い物をしようと思う方は少ないのではないでしょうか。先行姓の高い景気動向を見る上で非常に重要な指標だと言われています。
▼5/24 23:00~ 英 4月 小売売上高
◎ [前月比] 予想値 0.4%
◎[前年同月比]予想値 4.5%
◎(除自動車) [前月比] 予想値 -0.5%
◎ (除自動車) [前年同月比] 予想値 4.3%
★発表内容が良ければポンドの価値が上がるGBP↑
★発表内容が悪ければポンドの価値が下がるGBP↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
小売売上だけは、市場などの景況感を見るのに良いと言われ、インフレ率を算出するのにも利用されていたりもするので、重要指標と言われています。イギリスは独立を控えていることもあり、景況感の重要度は高いので時間がある方は是非見ておく事をおすすめします。
重要度が高い指標が目白押し。状況をしっかりと考えつつ投資を
現状を考えるとトレンドは、ひとつの出来事で方向性が変わることも十分に考えられるので、注意が必要です。
特に米中の関係と、英欧の関係には注意が必要となるでしょう。
少しのトラブルでも日経平均やダウなどの株が売られたり、その影響でドル売りが出たりと不安定な状況は続きますが、発表日が決まっている経済指標は非常に使いやすいのではないかと思います。
しっかりとチェックして少しでも利益になる可能性を高くする事を意識しましょう。
デモも使えるおすすめの業者
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カテゴリ:ニュース
2019年09月11日
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