6月の注意点。経済指標と海外の動向に注意、狙いを絞れるか?
雨があまり降らずに、水不足に近い状況になっている地域もあるようですが、6月になり、もうそろそろ梅雨も迫ってきます。気温はどんどん上昇していますが、暑さに負けている暇はありません。
米中の貿易戦争は、レアメタルの輸出制限を匂わすなど、世界的に考えてもマイナス要因は多いように感じます。
もくじ
- 1 米利下げ問題もくすぶっている、アメリカの好景気は続いているのか?
- 2 注目の経済指標はこれだっ!
- 2.0.1 ▼6/03 23:00~ 米 ISM製造業景況指数
- 2.0.2 ▼6/04 18:00~ EU 5月 消費者物価指数
- 2.0.3 ▼6/04 22:45~ 米 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
- 2.0.4 ▼6/05 21:15~ 米 ADP雇用統計
- 2.0.5 ▼6/05 23:00~ 米 ISM非製造業景況指数
- 2.0.6 ▼6/06 18:00~ EU 1-3月期 四半期域内総生産
- 2.0.7 ▼6/06 20:45~ EU 欧州中央銀行(ECB)政策金利
- 2.0.8 ▼6/06 21:30~ EU ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
- 2.0.9 ▼6/07 21:30~ 米 雇用統計
- 3 外的な要因に注意しつつも雇用統計に注目
米利下げ問題もくすぶっている、アメリカの好景気は続いているのか?
昨今のアメリカ経済を見てみて誰しもが思う事があるのではないかと思います。それは、アメリカ経済は未だに好調なままなのかと言う事です。
インフレ率2.0%という指標をアメリカはここ何度か達成していません。
あくまで指標の一つですが物価が上がってないというのは、景況感を見るなら少し怖いといえるでしょう。これらを受けて、アメリカでは利下げを敢行するのではないかと言う話しが出ています。
今年中にという事なので、今直ぐにというわけではありませんが、利下げの観測が出ているので、為替が少し動き始めています。もう少し情報の確度がませば大きなトレンドとなる可能性は十分にあるのです。
米ドル/円は、リスク回避に動き、米ドルが売られる可能性が高くなります。そこには注意しておきましょう。
注目の経済指標はこれだっ!
外的要因で為替が動く可能性は高いかもしれませんが、決まった日程で発表される経済指標も捨てたものではありません。しっかりとチェックしておけば、動くタイミングが掴みやすいと思うので、注意しておきましょう。
▼6/03 23:00~ 米 ISM製造業景況指数
◎ 予想値 53.0
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
景気転換の先行的指標と言われています。月の早い段階で発表されることもあり、今後の米指標を占う指標と考えることも可能ではないでしょうか。
▼6/04 18:00~ EU 5月 消費者物価指数
◎ (HICP、速報値) [前年同月比] 予想値 1.3%
◎ (HICPコア指数、速報値) [前年同月比] 予想値 0.9%
★発表内容が良ければユーロの価値が上がるEUR↑
★発表内容が悪ければユーロの価値が下がるEUR↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
日本との失業率の差を知るためにも「失業率」を見ておくのもいいかもしれません。その高さに驚くと思うので。
消費者物価指数は、消費者の手にわたるときのモノやサービスの値段の総合的な水準を示す指数と言われています。
指数が高ければ、インフレ傾向だと言われ、低ければデフレ傾向と見る事ができます。こちらも景況感を見るのに良い指標です。
▼6/04 22:45~ 米 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
◎ 予想値 なし 発表内容によって変化あり
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
米景気は好景気という事を言っても、現状では素直に信じる事が出来ません。そうなるパウエル議長の発言に注目が集まります。利下げ観測がより一層強くなる可能性があるので注意しておきましょう。
▼6/05 21:15~ 米 ADP雇用統計
◎ 予想値 18.3万人
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
米の月に一度の大きな指標である、「雇用統計」の2営業日前に発表されるのが、ADP雇用統計です。非農業部門雇用者数の数値を占う上で、先行的指標とも言われているので、アメリカ経済に注目する場合は見ておいて損になることは少ないのではないかと思います。
▼6/05 23:00~ 米 ISM非製造業景況指数
◎ (総合)予想値 55.5
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
非製造業の約370社に「良い」「同じ」「悪い」の三択を元にして、景気動向指数を作成。低いほど景況感が良くないといえるので、注意が必要です。アメリカの場合は、サービス業が非常に多い事もあり、注目度が高い数値となっています。
▼6/06 18:00~ EU 1-3月期 四半期域内総生産
◎ (GDP、確定値) [前期比] 予想値 0.4%
◎ (GDP、確定値) [前年同期比] 予想値 1.2%
★発表内容が良ければユーロの価値が上がるEUR↑
★発表内容が悪ければユーロの価値が下がるEUR↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
GDP=経済成長率と言われています。速報値ではなく確定値の発表になるので、そこまで大きな変化があるとは思えませんが、修正追加等の動きによっては、大きな為替の動きも予想されます。注目しておきましょう。
▼6/06 20:45~ EU 欧州中央銀行(ECB)政策金利
◎ 予想値 0.00%
★発表内容が良ければユーロの価値が上がるEUR↑
★発表内容が悪ければユーロの価値が下がるEUR↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
事前発表無しに政策金利が変更されるということは少ないのですが、可能性が0と言う分けではないので、注目をしておきましょう。
▼6/06 21:30~ EU ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
◎ 予想値 なし 発表内容に注目
★発表内容が良ければユーロの価値が上がるEUR↑
★発表内容が悪ければユーロの価値が下がるEUR↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
欧州議会の選挙では、移民反対派や懐疑派が支持を伸ばしているようです。会見で注目したいのは、具体的な内容があるかどうかです。
例えば日付であったり、政策であったり、どちらに動くにしても、具体的な発表がなければ難しいかもしれません。
▼6/07 21:30~ 米 雇用統計
◎5月 非農業部門雇用者数変化 [前月比] 予想値 18.0万人
◎5月 失業率 予想値 3.6%
◎5月 平均時給 [前月比] 予想値 0.3%
◎5月 平均時給 [前年同月比] 予想値 3.2%
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
月に一度のチャンスの到来です。米雇用統計は、複数の指標から成り立っていますが、アメリカの景況感を見るためには重要な指標です。大きな為替の動きを生む可能性もあるので注目度は高めです。
外的な要因に注意しつつも雇用統計に注目
6/8と6/9にはG20の財務大臣・中央銀行総裁会議もあるので、発表される内容には注意。その他にも、英のEU離脱問題や、米中の貿易戦争に関してもマイナスの要因は多いように感じます。
アメリカの利下げへの傾向が見られてから、ドル売りも進んでいるので、その辺りも念頭にいれた上で取引をしていきましょう。
基本的に、経済指標を狙う際は予想値と発表値の「差」に注目してみましょう。トレーダーが為替を動かしていると言っても過言では無いので、予想外の指標が出た時に急激な為替の動きも発生します。
あくまでも、可能性の一つではありますが、経済指標をしっかりとチェックして、備えておきましょう。
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カテゴリ:ニュース
2019年09月11日
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