7月中旬の注目は欧米!どちらも目が離せない!MMTってなんだ?
昨今のアメリカ経済を話すときに必ずと言っていいほど話題になるのが、「MMT」ではないかと思います。
世界の為替の流れも重要ではあるのですが、アメリカで新しく出てきた考え方というのも頭に入れておきましょう。
アメリカで大きな議論となっている「MMT」
為替の流れとは少し関係ないかもしれませんが、経済の流れとして考えておきたいのが、「MMT」です。
アメリカで流行していると言っては変なのですが、「MMT=現代貨幣理論」と呼ばれていて、【借金を怖がるのはもう辞めるべきだ!】という、なんとも言えない驚きの理論なのですが、若手政治家の急先鋒と言われている、【アレクサンドリア・オカシオ=コルテス 】も認めているようです。
ですが、この考え方については多くの反対意見が出ているのですが、明らかな間違いというわけでも無いのが、MMTが話題になっている理由なのかもしれません。
MMTを簡単に解説すると?
MMTとは一体どういったものなのかと言うと、「インフレにならなければ財政赤字の膨張は問題ない」と言うものです。根本的な考えとして、労働力や生産設備などの需給状況によって、インフレが起きるかどうかを政策判断の基準にすべきと言うもので、中銀依存の経済政策にも物申していると言ってもいいでしょう。
また、財政赤字を受けての増税にも反対していて、こちらもインフレでないなら増税する事に意味は無いとまで言い切っています。
よくよく考えると「日本」もある意味MMTであるとも言え、楽観論的ではありますが、こういった考え方がアメリカでも大きくなって来ているということに注目したい所です。
どちらにせよ、景況感というものはどういった考え方がアメリカの主流になるとしても必要となってくるのは、目に見えているので、経済指標の発表などには注目しておきましょう。
注目の経済指標を見てみよう!
▼7/19 08:30~ 日本 全国消費者物価指数
◎(CPI) [前年同月比] 予想値 0.7%
◎(CPI、生鮮食料品除く) [前年同月比] 予想値 0.6%
◎(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く) [前年同月比] 予想値 0.5%
★発表内容が良ければ円の価値が上がるJPY↑
★発表内容が悪ければ円の価値が下がるJPY↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
日本円の場合はいい内容の場合に、円安方向へ動く事もあるので、そちらには予め注意しておきましょう。
消費者物価指数=国民の生活水準とも言われていて、低ければそれだけ経済政策が上手くいっていないとも言えます。MMTが注目されているからこそ、日本のこの指標にもより注目が集まるのではないでしょうか。
▼7/24 23:00~ 米 6月 新築住宅販売件数
◎ [年率換算件数] 予想値 67.0万件
◎ [前月比] 予想値 7.0%
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
新築住宅販売件数は、先行性の高い指標と言われていますが、やはり景況感がよくないと家の購入にはなかなかいきつかないと思います。重要指標と言われていますし、ここで動かなくても景況感を考える事は出来るので注目度は高いです。
▼7/25 20:45~ EU 欧州中央銀行(ECB)政策金利
◎予想値 0.00% 発言内容に注目
★発表内容が良ければユーロの価値が上がるEUR↑
★発表内容が悪ければユーロの価値が下がるEUR↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
政策金利の変動は予想されていないので、変動があれば為替は大きく動くことになります。しかしながら、その可能性はかなり低いので、発表時の発言内容などに注目をしておきましょう。
ユーロは世界でも重要な位置づけとされるため、重要な指標なので注目度は高いです。
合わせて、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見もあるので、こちらにも注目しておくことをおすすめします。
▼7/26 21:30~ 米 4-6月期 四半期実質国内総生産
◎(GDP、速報値) [前期比年率] 予想値 1.7%
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表日が近くなると発表されます。
GDPの速報値です。注目度は非常に高い事と前回の発表時は数値が予想よりもよかった事もあり、トレンドがどちらに傾き為替が動くかは非常に注目が集まっています。
改定値などが後々発表されますが、一番注目度が高いのが速報値なので、時間がある方は見ていたほうがいいかもしれません。
狙いをしっかりと絞る事も大切
動く可能性のある指標はまだまだありますが、注目度の高いものに絞ってみました。
もちろん動く可能性が高いというだけではあるのですが、いつ動くかわからない為替チャートにずっと張り付くよりも、時間帯がある程度わかっていたほうが投資をするのは簡単なのではないかと思います。
基本的な狙い方としては、予想値と発表値の差がどれほどあるかに注目してみましょう。
大きな動きがなければ、次のチャンスを狙えばいいですし、あくまでも動きを見てから決める事が出来ます。
これは非常に狙いやすいチャンスなのではないでしょうか。
あくまでも、しっかりと狙いを絞った上で取引をしてみるのがいいのではないかと思います。
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カテゴリ:ニュース
2019年08月02日
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