11月も終盤から米雇用統計まで!ここに注目しておけば間違いない重要経済指標
大人になると一年の速さに驚きを隠せなくなりますね。もう11月も末になりました。狙い目となる経済指標は沢山ありそうですが、その中でも利益になる重要な指標はどの程度あるでしょうか。
情勢も未だに決まらないブレクジットや、終わらない米中の経済戦争など、ずっと同じような話題で停滞しているようにも感じます。
少しづつ動いているとは思いますが、やはり少し変化に乏しい感じもするのが残念です。
もくじ
- 1 結局イギリスはいつ離脱するのかがわからない
- 2 11月後半から米雇用統計までの注目指標はこれだっ!
- 2.0.1 ▼11/26 米 24:00~ 10月 新築住宅販売件数
- 2.0.2 ▼11/27 米 22:30~ 7-9月期 四半期実質国内総生産
- 2.0.3 ▼11/27 米 24:00~ 10月 個人消費支出
- 2.0.4 ▼11/29 EU 19:00~ 11月 消費者物価指数
- 2.0.5 ▼12/02 米 24:00~ 11月 ISM製造業景況指数
- 2.0.6 ▼12/04 米 22:15~ 11月 ADP雇用統計
- 2.0.7 ▼12/04 米 24:00~ 11月 ISM非製造業景況指数
- 2.0.8 ▼12/05 EU 19:00~ 7-9月期 四半期域内総生産
- 2.0.9 ▼12/06 米 22:30~ 11月 米雇用統計
- 3 米雇用統計は月に一度の狙い目
- 4 おすすめバイナリーオプション、FX業者
結局イギリスはいつ離脱するのかがわからない
ブレクジットの話題が出てから、どれだけの時間がたったでしょうか。
しかしながら、話が全く進んでいないようにも感じるのは、私だけでは無いのではないかと思います。ここで、何故イギリスがEUからの離脱を考えたのかをもう一度おさらいしておくと、
- 根本的にEUのルールに縛られたくない、自分たちのことは自分たちで決めたいという思いが強い
- 移民の問題(EU圏内は人の移動が自由な事から)
- イギリスはEUの中では比較的に景気が良いから
イギリスがEU離脱に至った理由としては上記のようなものがあるからでは無いかと思います。
要するに、自分たちはEUの力が無くてもやっていける上に、移民を多数受け入れて自国民の失業率があがっている現状はどうなっているのか?そして自分達のことを自分たちで決める事すら出来ない現状を憂いている人達が多数いた事がイギリスのブレクジットを加速させたのではないかとも言われています。
当時よく使われた言葉に、「テイクバックコントロール」というものがあるのですが、これは「自分たちの事を自分たちで決める権限を取り戻そう」と言った意味があるようです。
実際問題として、もし自分がイギリスに住んでいたとしたら、移民問題についてどう思うのか、その辺りは考えなくてはいけない所なのかもしれません。
イギリスにとっては離脱後の関税問題などがある為、現状のように付かず離れずの状況を維持したいのではないか?とも考えられているのですが、「テイクバックコントロール」を考えるなら本来なら早く離脱したいはずではないのでしょうか。
イギリスのEU離脱が進まない理由
原因として考えられているのが、「イギリスはEUからの離脱は決めたが、どうやって離脱するのかを決めていなかったから」だと言われています。
離脱派と呼ばれる人達の離脱案がそれぞれ違ったからこそ揉めているという事ですね。
更にいうならば、EUからの離脱は前例が無く、何が正解なのかがはっきりとしない為、答えに辿り着かないという訳です。現在は離脱強行派と言われていたジョンソン首相が先頭にたって指揮をとっているようですが、誰がやっても同じと言う状況なのかもしれませんね。
これでは、いつまで立っても離脱が出来ないはずです。しばらくはこの状況が続く可能性もあると言われているので、長期的に考えても問題はないのかもしれません。
状況変化の少ない環境よりも、大きくはないかもしれませんが、為替が動く日時がしっかりとわかる経済指標を狙ったほうがいいかもしれません。
11月後半から米雇用統計までの注目指標はこれだっ!
11月も残りわずかですが、だからこそ注目指標も多くなってきます。月末と月初は重要指標が発表されている事が多いので、注視していてもいいのかもしれません。
中でも米雇用統計は要注目なので、しっかりと確認しておく事をおすすめします。
それでは早速ですが、重要な指標を見ていきましょう。
▼11/26 米 24:00~ 10月 新築住宅販売件数
◎ [年率換算件数] 予想値 70.9万件
◎ [前月比] 予想値 1.1%
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表直前にもう一度確認してください。
新築住宅の販売件数、販売価格などが公表されます。先行性の高い景気動向といわれ米の景況感を見るのにはいいかもしれません。
▼11/27 米 22:30~ 7-9月期 四半期実質国内総生産
◎(GDP、改定値) [前期比年率] 予想値 1.9%
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表直前にもう一度確認してください。
GDPの伸び率が経済成長率だと言われています。速報値が一番注目が集まりますが、改定値でも注目度は高いので気にかけておきましょう。
▼11/27 米 24:00~ 10月 個人消費支出
◎(PCEデフレーター) [前年同月比] 予想値 1.4%
◎(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前月比] 予想値 0.1%
◎(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) [前年同月比] 予想値 1.7%
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は発表直前にもう一度確認してください。
米国の家計が消費した財やサービスを集計した経済指標。頭文字をとってPCEと呼ばれる事が多い経済指標になります。一般家計から見る景況感がわかると言われています。
▼11/29 EU 19:00~ 11月 消費者物価指数
◎(HICP、速報値) [前年同月比] 予想値 0.9%
◎(HICPコア指数、速報値) [前年同月比] [前月比] 予想値 1.2%
★発表内容が良ければユーロの価値が上がるEUR↑
★発表内容が悪ければユーロの価値が下がるEUR↓
◯※予想値は発表直前にもう一度確認してください。
速報値、改定値の2種類がそれぞれ月に1回ずつ発表。
ユーロは通貨流通量も多い為、重要な指標と言われています。ここ数ヶ月は予想の段階から低めの数値が連続しているので、傾向として頭の中に入れておいてください。
▼12/02 米 24:00~ 11月 ISM製造業景況指数
◎ 予想値 現在の所予想値は未発表
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は指標の発表直前にもう一度確認してください。
米供給管理協会が【製造業】の仕入れ担当にアンケート調査を実施して出した指数で、景気転換の先行指標と考えられています。
アメリカの好景気については、いつまで続くのかという疑問を感じている人もいると思うので、注目度は高めです。
▼12/04 米 22:15~ 11月 ADP雇用統計
◎ 予想値 現在の所予想値は未発表
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は指標の発表直前にもう一度確認してください。
米国の月に一度ある重要指標の来よ湯統計の2営業日前に発表される指標です。
雇用統計の数値を予想する上でも重要になると言われていて、ADP雇用統計後も為替の動きがある事はあります。
▼12/04 米 24:00~ 11月 ISM非製造業景況指数
◎ (総合)予想値 現在の所予想値は未発表
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は指標の発表直前にもう一度確認してください。
景気転換の先行指標と言われています。
「良い」「同じ」「悪い」の三者択一の回答を元に、季節調整を加えた景気動向指数を作成します。米指標という事もあり重要指標と言われているので、注視しておきましょう。
▼12/05 EU 19:00~ 7-9月期 四半期域内総生産
◎(GDP、確定値) [前期比] 予想値 現時点では未発表
◎(GDP、確定値) [前年同期比] 予想値 現時点では未発表
★発表内容が良ければユーロの価値が上がるEUR↑
★発表内容が悪ければユーロの価値が下がるEUR↓
◯※予想値は発表直前にもう一度確認してください。
速報値、改定値の2種類がそれぞれ月に1回ずつ発表。
ユーロは通貨流通量も多い為、重要な指標と言われています。ここ数ヶ月は予想の段階から低めの数値が連続しているので、傾向として頭の中に入れておいてください。
速報値よりもインパクトは減りますが、発表される数値によっては大きく為替が動く事が予想されるので、重要です。
▼12/06 米 22:30~ 11月 米雇用統計
◎ 非農業部門雇用者数変化 [前月比] 予想値 現在の所予想値は未発表
◎ 失業率 予想値 現在の所予想値は未発表
◎ 平均時給 [前月比] 予想値 現在の所予想値は未発表
◎ 平均時給 [前年同月比] 予想値 現在の所予想値は未発表
★発表内容が良ければ米ドルの価値が上がるUSD↑
★発表内容が悪ければ米ドルの価値が下がるUSD↓
◯※予想値は指標の発表直前にもう一度確認してください。
失業率は低い数値の方が良い数値となりますので注意しておいてくださいね。
米国の雇用情勢を調べた景気関連の経済指標。統計の中でも「非農業部門就業者数」と「失業率」の2項目が特に注目されているので、ここは見逃さないほうがいいでしょう。発表される日程が近くなると、予想値が出ると思うので、確認しておきましょう。
米雇用統計は月に一度の狙い目
重要指標の中でも月に一度のお祭り的な様相がある米雇用統計の発表ですが、だからこそ数多くのトレーダーが注目しているという事もあり、為替が動く可能性が高いです。
あくまでも狙い目というだけですし、月に1度発表されるので、動きが無さそうだったり予想が出来ない場合は、次のチャンスを待つのも戦略ではないかと思います。
予想が出来ない場合はしっかりと発表を待った上で、予想値と発表値の【差】に注目してみてください。
大きければ大きいほど為替は動くので、注目してみてくださいね。
おすすめバイナリーオプション、FX業者
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短期と長期どちらも狙える業者で取引をすればどちらも狙う事は可能です。
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為替が動く可能性があるとわかっているからこそ、こういった業者で取引をすると利益は多くなりそうですね。
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カテゴリ:ニュース
2019年11月26日
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