【詐欺?】忍(shinobi)システムってヤバイツールなの?
最近、ちょっと話題になっているバイナリーオプションの【忍shinobiシステム】というツールについて、いわゆる詐欺ツールなのかどうかを考察してみましょう。紹介ページや動画などをみると、勝率90%以上など、魅力的なものばかりです。明らかに詐欺臭く胡散臭さもMAXの販売LPで勝手にLINE登録がポップアップしてくるというあからさまさもあります。
値段が何十万もするので中々手が出せないという人も多いのではないでしょうか?でも実際に勝率90%以上出せるツールであるなら、高いけど買う価値はあるのではないかとそう考えるのも当然です。今回はそんな悩みを解決するため、現在巷で流行っている「忍shinobiシステム」を中心に解説します。
ちなみに「忍shinobiシステム極」というのもあるらしいので気をつけておいてください。
この記事を読んでいただければ、ツールを買おうか迷っているあなたの手助けになれると思いますので、最後まで読んでみてください。
もくじ
バイナリーオプションと「ツール」
まず、バイナリーオプションのツールについて簡単に解説します。今回の忍ツールとは何かというと、ある手法理論に基づきチャート上にサインを出すことで、エントリーポイントを分かりやすく可視化したものです。つまりは【サインツール】と呼ばれるものです。
FXでツールと言えば、自動売買ツールが有名ですが、バイナリーオプションの場合、ツールを使用した取引は、アカウント凍結の対象になるため、サインが出るサインツールと呼ばれるものが一般的です。
つまりサイン通りにエントリーしていれば、簡単に勝つことができ、大きな利益を積み上げることができるのです。これだけ聞くととても魅力的に思いますよね?しかし、実際に購入したひとのレビュー等を見ると、勝率○○%と謳っておきながらぜんぜん勝てないなど、ネガティブな声が目立つ気がします。そのため、バイナリーオプションツール=詐欺という印象が強いのも事実です。
勝てる手法理論に基づいてツールが作られているわけですから、ぜんぜん勝てないというのもおかしな話ですよね。では、実際ツールは本当に役立つものなのかについて、忍shinobiシステムを例にとって検証してみましょう。
忍shinobiシステムはヤバイツールなのか?
ここでは、忍shinobiシステムについて解説します。このツール実際のところ使えるものなのでしょうか?先に結論から言うと、おそらく詐欺に近いでしょう。これからその理由について解説します。
勝率が高すぎる
まず、このツールの勝率は97.5%を誇るそうです(検証のしようが無い)。バイナリーは、56%以上勝率があれば、継続的に稼ぐことが出来ると言われています。
それをはるかに上回る97.5%です。まず、勝率が以上に高い時点で怪しさを感じます。もし本当にこの勝率が出せるのであれば、日本中の人たちが億万長者になっていることでしょう。
マーチンを推奨している
次に、マーチンゲールを推奨していることです。マーチンについて簡単に説明すると、1回目にエントリーして負けたとします。次のエントリーで先ほどの倍の金額を賭けてエントリーする手法のことです。
こうすることで、1回目の負けを取り戻した上で利益をあげられるということからギャンブルなどで使われる手法でもあるのですが、バイナリーにおいてマーチンをするのは危険です。
理由は簡単で、ペイアウト率が2倍以上でないことと、メンタルに大きな負担が掛るからです。そもそもこんな危ないマーチンを推奨している時点でツールとして信用出来ない気がします。
複数のロジックが入っているので分かりづらい
3つ目の理由として、ツールに複数のロジックが組み込まれていることです。複数のロジックがあるとどれを信用していいかわかりづらくなってしまいます。さらに言えば、一つのロジックだけでは勝てないことも意味するため、そもそもツールとして成り立っていない気がします。
メンタル管理に関する説明がおかしい
4つ目が、公式サイトにあるメンタル管理に関する説明がおかしいことです。どういうメンタル管理を推奨しているかというと、エントリー中の相場の動きをまったく見なければメンタルに負担が掛らないと言っています。
エントリー中の相場の動きを見ているからメンタルに大きな負担が掛ってしまい、無茶なエントリーを重ねてしまうと書いてあるのですが、確かにエントリー中の相場の動きはメンタルに負担が掛ります。
しかし、画面を見ていなくても勝敗のことを気にしますので、メンタルに負担は掛ってしまいます。もっと言えば、勝率97.5%も誇る最強ツールであれば、どんな状況であれ、メンタルに負担は掛らない気がしますし、そもそもメンタル管理とは、しっかりした手法と資金管理さえできていればどんな状況であれ出来るので、明らかにメンタル管理の説明がおかしいです。
ツールを購入させようとしているターゲットがお金に困っている人
ターゲットが、お金に困っている人なのもおかしい気がします。そもそもバイナリーをはじめとする投資というのは、お金に困っている状態で勝つことはできません。理由はメンタルに大きな負担が掛るからです。
投資は余剰資金で始めるものであり、生活費を使ってまでやるものではありません。それはただのギャンブルです。そのため、ターゲット層がそもそもおかしいのです。
LINEの友達登録をさせようと必死
販売LPを見れば一目瞭然なのですが、LINEの友達登録をさせようと必死です。LPを眺めているだけでポップアップしてくるので、はっきり言って邪魔かなとも思います。
LINEへ誘導してからの販売は、よくある手口でもあるので、気をつけるようにしましょう。
以上がこのツールが詐欺なんじゃないかと疑ってしまう点でした。正直おすすめ出来るツールではないことをお伝えしておきます。
勝率97.5%の「ツール」と言うのは流石に無理
忍システムだけではなく、多くのバイナリーツールが勝率90%以上です。
勝率90%以上を継続的に出すことは不可能に近いです。プロの投資家でも勝率70%が限界と言われているのに90%を安定的に出し、それなりに取引のタイミングがあるというのは、どんなツールであれ無理だと思います。
それにそんな勝率が出せるのであれば、それをわざわざツールにして売るよりも自分で稼いだ方が断然陰ると思います。
まとめると
忍shinobiシステムは明らかに、以前から使い古された方法で販売されているツールではないかと思います。販売手法などから考えて、限りなく黒に近いグレーであると考えるのがいいのではないでしょうか。
勝てないツールだと言うつもりは一切ありませんが、今までに販売されていた勝てないツールとの違いがわかりません。販売手法に関しては詐欺的なツールを販売される際に使用されていたものと同じです。
もし、利用される場合はこの辺りをしっかりと考えてから使用されてみてください。
当サイトでも無料でバイナリーオプションツールの方は配布しております。詳細は下部にリンクを貼っておきますので、そちらからどうぞ。
カテゴリ:ニュース
2019年07月31日
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