キプロス証券取引委員会(CySec)って何？

キプロス共和国の金融規制当局です

キプロス証券取引委員会、通称CySECはキプロス共和国の金融規制当局です。この金融当局は世界で一番最初にバイナリーオプションを支持した金融当局として有名です。日本の金融著同様、キプロス証券取引委員会の認定を受けるためには厳しい審査を通過する必要があるため、この認定を受けている業者は非常に高い信頼度を誇ります。

さて、次にこのキプロス証券取引委員会(CySec)の認可を受けているとどういったメリットが存在するのかという点についてお話しましょう。

例えばキプロス証券取引委員会(CySec)の認可を受けているオプションビットで例を挙げると、もしオプションビットやオプションビットの取引銀行が倒産したときでもキプロス証券取引委員会(CySec)から預け金の保証がされるというものになります。

ここで「あれ？おかしいぞ？」と思った貴方。鋭いですね、その通りです。

「海外は危ない」「海外は無登録だからリスクが高い」と懸念の眼差しを送っている一方、こういった安心要素については一切触れていないのが日本の金融庁。

もっとわかりやすく言えば、実際はキプロス証券取引委員会(CySec)に保証され、安心が確立されているものでも、日本の金融庁は「自分たちの認可を受けていないから万が一の場合でも保証は一切しないよ」というスタンスなだけであり、実際に預託金の保証がされていないかというとそうではないということです。

しかし、これを表面に出さないため海外の業者は信託保全がないと勘違いされている投資家も多く、逆にこれを知っている投資家は躊躇なく海外業者を利用して利益を得ています。

臭い物に蓋をするではありまあせんが、都合の悪い所は曖昧にして海外の業者を叩く所を見ると、金融庁はただ単に海外へお金が流れるのを防ごうとしているようにしか見えないと言う投資家が多いのも、こういった事が原因です。

ただ、決して日本の金融庁が“悪”と言っているわけではありません。敷居の高い日本の金融庁の認可を受けている業者はやはり安心できる業者なわけですし、海外の業者にもそういった安心できる要素は存在するため、その辺を見極めて利用する業者を決めるようにしましょう。