バイナリーオプションは本当に勝てるのか?勝ち方も確認しよう
バイナリーオプションをこれから始めようとする方や、初めて見たはいいけど、「全然勝てない」という方は、「バイナリーオプションって本当に勝てるの?」という疑問を持たれるのではないでしょうか。
実際のところ、やみくもにやったら負けます。ただ、きちんと戦略と戦術をもって取り組めば、論理的に勝つことが出来ます。ここでは、どのようにしたら勝てるのかについて、記述していこうと思います。
バイナリーオプションって初心者でも勝てるのか?
バイナリーオプションで勝てるようになるために、初心者の方がまず覚えるべきことを挙げます。
- ①勝率を理解すること
- ②ファンダメンタルを知ること
- ③テクニカル分析を勉強すること
- ④手法を覚えること
- ⑤ 資金管理をすること
- ⑥デモ口座で練習すること
それぞれについて、わかりやすく説明します。
もくじ
①勝率を理解しよう
バイナリーオプションを取引するにあたって、まず知っておかないといけないのは、トータルでプラスにするためにどのくらいの勝率を上げないといけないか、ということです。
バイナリーオプションは、上がるか下がるかほぼ50%(ドローがあるのでピッタリではありません)ですが、ペイアウト倍率は、通常のハイロー型の取引では2倍未満です。
また、スプレッド型ではペイアウト倍率が2倍のものもありますが、これも勝率はスプレッドがある分50%を下回りますので、一回勝負なら運で勝てることもありますが、長くやればやるほど負けることになります。
バイナリーオプションで勝つための戦略と戦術を練るのにあたって、どのくらいの勝率を上げれば利益になるのかを知らなければ、自分が使う手法の確率、精度をどこまで追求するべきかわかりませんので、まずこれを押さえましょう。
必要な勝率は簡単に計算できます。
プラスにするために必要な勝率=1/ペイアウト倍率×100 です。
例えば、ペイアウト倍率が1.90倍であれば、1/1.90×100=約53.2%となります。ですから、戦術を組み立てるにあたっては、最低53.2%以上の勝率を上げられる手法を確立することをまず目指すことが必要です。
②ファンダメンタルを知ろう
手法を確立するにあたって、為替相場がどのような時に動くのか、またどういう要因で上がったり下がったりするのかを理解することは、前提条件として重要です。 大別すると、次の二つの要因で変動します。
1. 通貨発行国の信用度
通貨の発行国の信用度が上がれば、その国の通貨は上昇しますし、信用度が下がれば、通貨は下落します。その国の財政危機など、信用度の悪化が起きれば、通貨は暴落します。
先進国の場合、財政危機はそれほど頻繁に起きるわけではありませんが、ひとたび起きれば、極端に大きな変動になるということは覚えておくべきでしょう。 また、将来的な不安、例えばイギリスのブレグジットの問題のようなことが起きれば、値下がりしやすくなります。
こういった信用不安が起きますと、事項で述べる金利は上昇しますが、通貨が紙切れになる不安が生じているので、為替は下がることになるでしょう。
2. 通貨発行国の金利
信用度にそれほど問題がなければ、基本的に金利動向で為替は変動します。金利が高ければ、その通貨を保有するだけで金利収入が得られるわけですから、当然買われて値上がりするでしょう。
その金利動向に影響を与えるのが景気です。景気が良ければ、経済活動が活発になり、物価が上昇しますので、インフレを抑えるために各国の中央銀行が政策金利を引き上げます。それにより、対象通貨や為替が上昇する仕組みは覚えておきましょう。
一方、景気が悪くなれば、消費が落ち込み、物価が下がりますので、金利を下げることで借金をしやすくし、経済活動を活発にするように中央銀行が調整します。そうなると、他国から見れば、その国の通貨を保有することのメリットが減るために売られて下がります。
ここまで述べたことが基本なのですが、実際にはまだ金利を上げたり下げたりする前に、景気の動向などから将来の金利や金融政策の変動を先読みして、為替相場は動くことが多いです。
なので、経済指標の発表や、金融政策決定会合後の中央銀行総裁のコメントなどで為替が大きく動くのです。それをどのようにトレードに反映させるかの前に、まずどうなったらどう動く、という基本を押さえておきましょう。
③ テクニカル分析を勉強しよう
前項で述べたように、為替が動くのには理由がありますが、実際に動かしているのは為替相場に参加している「人」です。相場に参加する人の売買で価格が動きます。そして、そこには人の心理が働きます。
こういった価格の動きの心理を読む指標となるのが、「テクニカル分析」です。価格の動き(チャート)を分析することで、市場参加者の心理がどういった場面で強気になったり弱気になったりするのかを捉えようとするものです。
テクニカル分析はおおまかに次の二つに分類できます。
1. 相場がどちらの方向に動いていくかを分析するもの(トレンド分析)
トレンド分析は、現在の値動きが上下どちらの方向に動いているのか、あるいはその方向性はどれぐらい強い動きなのかを見ようとするものです。
代表的なものとしては、ダウ理論、移動平均線などがあります。エリオット波動理論などもトレンド分析の一つと言えるでしょう。ボリンジャーバンドや、MACD(マックディー)なども、逆張りのインジケーターとして使う人も多いですが、本来はトレンド分析の手法です。
2. 相場がどこで反転するかを予想するもの(オシレーター分析)
オシレーターとは、相場の買われすぎ、売られすぎを数値化して分析し、反転するポイントを探って、逆張り(今まで動いていたのと逆の方向に投資)するための指標です。 代表的なものとして、RSI、ストキャスティクスなどがあります。
④ 手法を覚えよう
テクニカル分析の手法は様々ありますが、実戦での使い方は二通りになります。
つまり、順張りでエントリーするか、逆張りでエントリーするかを決めなくてはならないのです。
どちらを使うのかは相場の場面によりますが、どんな状況でも通用するインジケーターや手法というのは存在しません。(ですから、ネット上で見かける「サインツール」といった類のものは、ちゃんと相場状況によって設定が使い分けされているかを十分に確認しましょう。)
順張りでエントリーするのであれば、トレンド系の手法を使うことになりますし、逆張りであればオシレーター系ということになります。
ただし、逆張りでエントリーする場合には、強いトレンドが発生していないことが前提となりますから、それを把握するためにはトレンド分析は必要です。
また、順張りでエントリーする場合にも、相場が反転するリスクが大きくなっている場面では避けるべきですし、それを把握するためにオシレーターの見方も勉強しておくべきでしょう。
ですから、どちらの手法も覚えておくべきですが、手法をたくさん知っていれば勝てるというわけではないので、代表的なものの中から自分に合うものをいくつか(順張り、逆張りそれぞれ一つか二つでもいいと思います)選んで、それに精通することが勝つための近道と言えます。
⑤ バイナリーオプション業者のデモ口座を有効活用
ファンダメンタルとテクニカルを勉強し、手法を定めたら、デモ口座で練習をしましょう。
テクニカル分析を覚えますと、「過去のチャートを検証したら、このタイミングでエントリーしていけば、勝率90%だ。」と思えるようなパターンが見つかるかもしれません。
ところが、実際にリアルタイムで動いている相場でトレードすると、なぜかうまくいかないことが多々あります。検証ではうまくいくはずだったのに、なぜこんなことが起きるかというと、「リペイント」が起きているからです。
テクニカル分析で使われるインジケーターの多くが、過去の足の平均値(足の終値や高値、安値など)を利用したものですので、リアルタイムで見た時に、その足が確定するまでは、数値が動くのです。
ですから、「ストキャスティクスがゴールデンクロスした」とか、「移動平均線にタッチした」と言った根拠でエントリーしても、後から見るとクロスしていなかったり、タッチしていない、ということが起こりえます。
逆に、「まだボリンジャーバンドの2σ線に届いていない」というつもりで見送ったものが、後からチャートを見るとタッチしている、ということもあります。
したがって、過去のチャートの分析と検証だけではなかなか勝てるようにはなりません。やはり実戦での経験を積むことが必要なのですが、自信をもって投資することが出来ない段階で、リアルマネーの損得が絡む取引をすると、必ずと言っていいほどメンタルが崩れます。
そうならないためにも、まずはデモ口座で経験を積んで、しっかりとした自分の手法を作ってから実践に入るほうがいいでしょう。
海外のバイナリーオプション業者でデモ口座がある業者は少なくありません。
その中から優良と言われているバイナリーオプション業者を選んで紹介させていただきます。デモ口座は無料で利用出来るので、ぜひ利用されてみてください。
ハイローオーストラリア
関連ページ
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ザオプション
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⑥ 資金管理をしよう
自分の手法が出来て、勝率の高いエントリーができるようになっても、資金管理をきちんとしなければ、ただのギャンブルになってしまいます。
資金管理とは、別の言い方をすれば資金配分です。投資に回せる資金がいくらで、その中から一回に投資できる金額がいくらであれば、確率通りの投資になるかを常に考えて投資をしましょう。
バイナリーオプションで勝てない人の特徴を知ろう
バイナリーオプションで勝てない人の特徴を挙げます。
- ① 資金管理ができない
- ② 根拠のないエントリーをする
- ③ 続けざまにエントリーをする
- ④ 時間帯を決めずに取引をする
- ⑤ メンタルコントロールが出来ない
それぞれについて、解説と対処法を述べます。
① 資金管理
前項でも述べましたが、資金管理は非常に重要です。逆に言えば、資金管理さえしっかりしていれば、仮に初心者が当てずっぽうでエントリーしても、5~6%しか負けないのがバイナリーオプションです。
ですが、負けたら取り返そうと投資額を増やしたり、マーチンゲール法などを使ったりすると、あっという間に資金がなくなります。また、勝ったからと言って、すぐに投資金額を増やすのも問題です。
そうならないためには、どんなに勝率の高い手法を身に着けたとしても、最低100回のエントリーが出来る資金額を1回の投資額と決め、100回のエントリーを1セットとして考えるのがいいでしょう。そして次の100回は、残った資金の100分の1を1回のエントリー額とすると、大きな負けはありません。
② 根拠のないエントリーをする
勝つ確率は約50%ですから、勘でエントリーをしても勝てることはあります。ですが、長い目で見れば結局マイナスになります。ファンダメンタルとテクニカルを理解して、勝てる確率の高いところだけをエントリーすることが重要です。
常に根拠を持ってエントリーするためにも、使う手法を決めて、条件に合わないときはどんなことがあってもエントリーしない、という決意を持つべきでしょう。
③ 続けざまにエントリーをする
特に、短期取引を中心にやっている時、トレンドに乗って順張りでエントリーすると、続けざまに2連勝、3連勝できることもあります。ただ、調子に乗って続けると、必ずどこかで反転するので注意です。
また、逆張りを狙っている時、エントリーしたものが負けになると、さらに根拠が強まった、と思い込んで続けてエントリーする人もいます。このケースは、反転ポイントで反転しないパターンの可能性が高く、強いトレンドが発生しているので、逆張りで追いかけると大負けします。
こうならないために、1度取引が終わったら落ち着いてもう一度チャートを見て、本当にエントリーする価値があるのかを考えるべきでしょう。
④ 時間帯を決めずに取引をする
相場の動きは、時間帯によって癖があります。
東京時間はそれほど大きなトレンドが出にくいとか、欧州時間になると急にトレンドが発生しやすくなったり、欧州とアメリカが重なる時間帯には、値動きが荒くなったりと、動き方が変わりますので、それぞれに合った手法を選ばないといけません。
初心者のうちは、時間帯によって手法を使い分けることは難しいと思いますので、決まった時間のみを取引するのがいいでしょう。
⑤ メンタルコントロールが出来ない
資金管理にしても、手法にしても、わかっていてもできない人が多いのが現実です。それは、メンタルが崩れるからです。自分の大事なお金が減っても増えても人の感情は動きます。
そこで左右されることで、勝てるものも勝てなくなります。投資するにあたっては自分のお金であるという感覚を捨て、デモトレードをやっているのと同じように淡々とやることが一番大事です。
為替状況によってFXを使い分けた方が勝てるのか?
・バイナリーオプションのメリット・デメリット
バイナリーオプションのメリットは、損失が投資分に限定されていること、判定時間が来れば強制的に取引が終了になることです。
逆にデメリットは、利益もペイアウト分に限定されること、転売というやり方はあるにはありますが、原則として自分で決済のタイミングを決められないことです。
・FXのメリット
FXのメリットは、うまくトレンドに乗れば一度の取引で大きな利益を取ることが可能であること、決済のタイミングが自由であること、一時的にマイナスであっても方向性が間違っていないと思えば継続して保有できることです。
デメリットは損失が証拠金以上に膨らみ、1回の取引で全損になることもあり得ること、利益確定のタイミングも自分で考えないといけないため、決済し損ねてマイナスになることもあるということでしょう。
・バイナリーオプションのほうが有効な場面
短期の取引で逆張りを狙う場面では、反転して新たなトレンドが発生するかどうかわからないため、0.1Pipsでも予想通りに動けば勝ちになるバイナリーオプションの方が有利と言えるでしょう。
また、トレンドフォローでも近いところに抵抗線、支持線が存在するようなケースではFXよりバイナリーオプションのほうが有利な場合も多いです。
・FXのほうが有効な場面
トレンドが大きく伸びそうな場面では、利益が限定されるバイナリーオプションよりもFXの方がメリットは大きいといえます。
また、長期のトレンドははっきりしていても、反転ポイントがつかめないような場面で、ピラミッティング(エントリーしたところから逆に行ったら、根拠のあるところでナンピンをする手法)をする方法がとれるのもFXのメリットです。
・FXのように取引できるバイナリーオプション「WowFX」とは?
「ファイブスターズマーケッツ」というバイナリーオプション業者では、「WowFX」という取引をすることが出来ます。
ファイブスターズマーケッツ
関連ページ
ファイブスターズマーケッツの詳細ページ→https://www.beginner-binary.biz/five/
これは、ロスカット額と利益額を自分で決めるバイナリーオプションで、取引期限がエントリーから2週間後と長いのが特徴です。感覚としてはFXで指値、逆指値をしてスイングトレードをするようなものです。
才能がなくても勝てるのがバイナリーオプション
バイナリーオプションは、簡単に努力もせず勝てるものではありません。
ただ、手順を踏んできちんと技術を身に着け、戦略・戦術を立てて取り組めば、特別な才能がなくても勝てるのがバイナリーオプションです。
それを理解せず、ちょっとやってうまくいかないからと安易に「聖杯探し」つまり、自動的に勝てるような必勝法があると考えると、インスタやTwitterなどで見かける「オプザイル」に引っかかってしまいます。
「オプザイル」とは、バイナリーで大儲けをして豪遊しているなどとSNSに載せてフォロワーを募り、そのフォロワーにインチキな商材やツールを売りつけて儲けている人たちです。
詐欺に引っかかる情報弱者にならないように、きちんと勉強しましょう。
カテゴリ:バイナリーオプションで利益を出す戦略
2019年04月27日
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