バイナリーオプション で【雲】って使えるのか?
現代では有効な投資方法の1つとしてバイナリーオプションが挙げられます。一般的には株やFXが有名ですが、バイナリーオプションも稼げることがわかり、少しずつ広まっているのです。
トレードに成功すれば30秒で賭けた額を倍増できるのでリスクを度外視すればバイナリーオプション以上の利益を出せる投資はありません。
しかし、現実には負けることがあり100戦100勝は現実的ではないので少しでも高い勝率を出す努力をする必要があります。
そこで有力視されているのが雲です。そこで今回は、雲について見ていきましょう。
もくじ
バイナリーオプションで利用出来る【雲】ってなんですか?
雲とは一目均衡表というインジケーターを使った時に現れる先行スパン1と先行スパン2(後述)の描く形のことです。
画像を見ると雲のような形をしていることがわかるでしょう。
雲はサポートラインとレジスタンスラインのようにローソク足が反発する基準になると同時に雲を抜けた場合抜けた方向への勢いが加速する目安でもあります。
また、ローソク足が厚い雲の上もしくは下で反発している場合はトレンドと見ることができ、薄い雲を抜けたり入ったりしている場合はレンジ相場と判断できるなど相場認識にも使用可能です。
これを利用すればバイナリーオプション初心者でも利益が出しやすいと言われています。
それでは、雲と一目均衡表がどういった理論でできているのかについて見ていきましょう。
一目均衡表を構成する要素
一目均衡表は次の要素によってできています。
・基準線
過去26本間の最高値+過去26本間の最安値の平均
・転換線
過去9本間の最高値 + 過去9本間の最安値の平均
・先行スパン1
基準線 + 転換線 の平均を26本分後に表記
・先行スパン2
過去52日間の最高値+過去52日間の最安値の平均を26本分後に表記
・遅行スパン
26本分前のローソク足
このように一目均衡表は大変複雑に見えますがあらゆるタイミングの平均を測定しているインジケーターでしかありません。
しかし、だからこそ遅行スパン以外の要素を取り入れである先行スパン2つ(雲)より上にあるのか下にあるのかでこの先上がるか下がるかが読みやすくなります。
為替の世界では基本的に上がれば上がるほどレートは上昇し、下がれば下がるほど下落する傾向があるので現在の位置が平均よりも上から下かがわかるのはかなり大きな武器です。
雲を使ったトレード
上の章で雲の上にあればHIGH・下にあればLOWを選ぶのが合理的であることを示しました。
しかし、雲よりも上にあればいつでもHIGHが有効となるわけではありません。当然ながら上がり過ぎたレートは下がるのが常ですから、適切なタイミングを見計らわなければならないのです。
そこで、雲での反発を確認した後のトレードを推奨します。
先に挙げたように雲はレートが高いか安いかの判断の境界線となります。このため、境界線ギリギリでトレードすることができればそれはかなり理想的と言えるでしょう。
そこでのトレードはレートが上がりやすい環境の中で最も安いレートと言えるので逆行する心配が比較的少なく、安定した勝率を出せることが期待できます。
のように一目均衡表を使えば勝ちやすいので利用したい方は少なくないでしょう。
しかし、基本的にバイナリーオプション会社のチャートは貧弱であり、一目均衡表どころか移動平均線すら出せないところが多いです。
そこで、多くのトレーダーが利用しているMT4を使うのが実質的に必須なので、このMT4について見ていきましょう。
MT4のインジケータには様々な種類がある
MT4は様々なインジケーターを無料で表示することができます。メジャーなものの一部は次の通りです。
・移動平均線
設定した数値分のローソク足の平均を表示できる
・ストキャスティクス
買われ過ぎや売られ過ぎを表し、逆張りのサインを示す
・ボリンジャーバンド
設定した数値分のローソク足の標準偏差を表してトレードの基準とする
などなど、
このようにMT4は様々なインジケーターを出すことが可能であり、当然その中に一目均衡表があります。
一目均衡表を出す場合の手順は次の通りです。
①MT4を開く
②「F」の部分をタップ
③「Ichimokukinkohyo」(一目均衡表)をタップ
これで一目均衡表及び雲を表示させることが可能です。しかし、チャートを見るとかなりごちゃついていることがわかるでしょう。
そこで、雲以外の要素を消すのと雲の色を変えるのがおすすめです。
まず、雲以外の要素を消す時には「F」のマークから「Ichimokukinkohyo」を選択し、色を変更できる画面を開いて下さい。
画面で上昇雲と下降雲以外の色をチャートの背景と同じにしましょう。これにより、線が見えなくなるので実質的に消すことができます。
雲の色の変え方も同じようにして見やすい色に変更して下さい。濃い色だとローソク足が見えなくなってしまいがちなのでなるべく薄い色にすると良いでしょう。
バイナリーオプションで雲は勝てるのか?
一目均衡表及び雲は大変有効なインジケーターではありますが、これ単体では安定した利益を積み重ねるのはすこし難しいでしょう。
というのも雲は移動平均線に近い性質があり、相互互換と言っても良いです。そして、移動平均線だけで勝つのが難しいわけですから、当然雲も同様に単体では勝てないと言えます。
しかし、雲からわかる情報が無駄というわけではありません。トレードの基準にはなるのは間違いありません。
例えば、「雲で反発した点が重要なラインの近くだった」など根拠を上乗せすることができれば勝率は高くなるでしょう。
これは一目均衡表に限らず、どのインジケーターでも同じことが言えます。
まとめると
今回は、バイナリーオプションで有効と言われている雲について紹介しました。雲は一目均衡表を構成する要素の一つであり、様々な所から取った平均値のデータがまとめられていると言っても良いでしょう。
このため、現在地がHIGHでエントリーすべきか?それともLOWか?の判断がしやすくなります。
これだけでも悪くないトレードができると思われますが、他のトレードと合わせると更に有効なトレードが可能です。
カテゴリ:バイナリーオプションで利益を出す戦略
2019年12月04日
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